見出し画像

丁寧に接客して、ガサツに食べる。

外では「感じの良い店員さん」として、背筋を伸ばして立っている。

言葉遣いにも気をつけて、失礼がないように、清潔感があるように。

でも、一歩家に入れば、私の「人見知り」と「疲れ」は一気に崩壊する。


特にご飯の時間になると、全部がほどける。

実は私、食べる時に口のまわりを汚してしまう癖がある。

誰かと食べている時は、それこそ必死に気をつける。

「汚れてないかな」「変な顔して食べてないかな」

そんなことばかり考えているから、味なんて半分も分かっていない。


だから、ひとりご飯は最高だ。

ソースが口についても拭かない。

リスみたいに頬張って、口のまわりをベタベタにしながら、

「あー、今やっと自分に戻ってる」と実感する。


口のまわりを汚しながら、夢中で食べる。

そんな、人には絶対に見せられない「締まりのない姿」が、

明日またピシッと接客するための、私だけの大事な儀式だったりする。

いいなと思ったら応援しよう!

tama 読んでくださって、ありがとうございます。 この記事が少しでも心に残ったら、チップで応援していただけると嬉しいです。 いただいたチップは、また次の記事を書く力にします☺️