紅葉に揺れる心を抱えて、新しい器と金曜晩酌で整える夜
紅葉の季節に、心がざわついた週
紅葉の色付きが深まり、外を歩くたびに鮮やかな黄色や赤が目に入る。
家の前で忙しそうに落ち葉を掃く人を見かけると、
「高い管理費払ってマンションにして良かった…」と胸を撫で下ろす。
そして、一戸建てが羨ましくて仕方ない気持ちを、なんとか落ち着ける。
今週はちょっと心理的にしんどいことが続き、ついに体調を崩した。
更年期の波のなかで働くって、本当に骨が折れる。
2日に1度は眠れない夜が続く時があって、そんな日は子泣き爺でも背中にいるんじゃないかと思うほど体が重い。
不満が積もって、ついに崩れた日
思い通りにいかない自分がもどかしくて、
体の負担が少ない部署への異動をそっと相談してみたら、
相手はそれを“怠慢”と受け取ったようで、突然怒り出した。
まぁ、これまで積もり積もったお互いの不満が、
豪雪地帯の雪崩みたいにドサッと崩れ落ちたんだろう。
私にも悪いところはあったと思う。
でも9割方あちらが悪いと思うので、菩薩のような心で深々と謝った(上司だし)。
怒った人のエネルギーってすごい。
悟空のカメハメ波を正面から「ばっちこーい」と受け止めたみたいで、
みぞおちにモロに食らって20メートルくらい吹き飛んだ感覚。
正気をスッと抜き取られて、心がどっぷり沼に沈んでいった。
元モラハラ夫と“戦友”のような会話
糸がぷつんと切れたみたいにやる気も底をつき、
しばらく仕事を減らすことにした。
(因みに、これを有料記事にして、詳細を世に放ち、
あぶく銭で心の治療費でも回収しようかと企んだが、
思い出すたびにHPが削られ、原稿が一文字も進まない。)
元モラハラ夫に相談すると、
「しばらく休んだら」と、まさかの殊勝な一言。
中2から一気に30歳まで成長したんじゃないかと思うほど頼もしい。
今回のトラブルでなんとか心が玉砕せずに済んだのは、きっとこの人との“サバイバルの日々”で鍛え上げた鋼メンタル筋の賜物だろう。
そう思った瞬間、昔の数々のバトルの記憶が、
走馬灯のようにザザザッと頭を駆け巡った。
気づけば、まるで久々に戦友と再会したような、
妙にあたたかい気持ちさえ込み上げてきた。
あぁ、あの戦いの日々が、少しずつ良い思い出に変わりつつあるんだな――
そう思ったら、ぽろりと涙が落ちた。
前置きが長くなったけれど、そんなこんなの今週の金曜晩酌。
今日のお品書き

• くたくた玉ねぎの味噌汁(もやし・小松菜・ちくわ入り)
玉ねぎをじっくり煮て甘みを引き出した、ほっとする一杯。もやしや小松菜、ちくわがふんわり絡んで、体にやさしい味。
• 簡単回鍋肉風(キャベツと豚肉)
焼肉のタレとオイスターソースを1:1で合わせるだけ。手軽なのにご飯が進む、うちの定番メニュー。
• ちょっと味が濃くなったカボチャの煮物
甘めで味がしっかり染みたカボチャ。濃い目に仕上がった分、ついつい箸が止まらなくなる。
今夜はビールの泡がやけに心に染みる。
小さな引っかき傷みたいな痛みに、泡がじんわり染み込んで、
そのままアルコールが血液に直送されていくような気さえする。
酔いが回るのは早そうだけど、明日は休み。
だからこそ、安心してグビッといける夜だ。
嫌な記憶は少しアルコールで薄めながら、
楽しいこと・好きなことをたっぷり詰め込んで、心のエネルギーを補給するつもり。
お皿の“新人くん”がやってきた

今日のお皿は、新しく仲間入りした“新人くん”。
縁の柄にひと目惚れしたのと、ネットショップで見た
おにぎりがちょこんと乗った盛り付け例があまりにも可愛くて、
気づいたらポチッとしていた。
この子、和食をほんのりポップに彩ってくれるし、何にでも合わせやすい。
こういう伝統的な和柄って、不思議なくらい落ち着くんだよね。
私の中のどこかで、縄文の土器に刻まれた文様から
代々脈々と受け継がれてきた“和の心”が息づいているのかもしれない。
麻の葉や市松模様の力は絶大で、
おかずがちょっと控えめでも
主婦層を一瞬でとろけさせるディーン・フジオカ並みの
“許してくれるオーラ”を放ってくれるのだ。
ガラスの小鉢は、透明感担当
ちなみに、先週紹介したガラスの小鉢でも、別日にコーデを組んでみた。
浜辺美波や橋本環奈のような、あの“瑞々しい透明感”を食卓にそっと足してくれるガラス素材。


小鉢とワイングラスが手を取り合って、
まるで 『ふたりはプリキュア Max Heart』のシャイニールミナスのように
光そのものを味方につけてくれる。
そこにスパークリングワインの揺れる泡が
「わっしょい、わっしょい」と景気よく盛り上げてくれて、
食卓が一気にお祭りみたいに華やぐのだ。
やっぱり、こういうウキウキが生きる力になる
あぁ、やっぱりお皿は楽しいな。
もう CCB もびっくりなくらい、ロマンチックが止まらない。
こういうウキウキした気持ちは、心の栄養源だ。
しんどい週も、落ち込む出来事も、
こうして好きなものでテーブルを整えて、
おいしいものをちょっとだけ丁寧に盛りつけるだけで、
自分の中の空気がふわっと入れ替わる。
「明日も、まあなんとかなるか」
そんな小さな灯りが胸の中にポッとともる。
今夜の晩酌は、そんな一杯だった。
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