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「満たされたいとはどうゆう事か?」

「満たされたい」と思うとき、そこには必ず「足りない何か」がある。

お金かもしれない。
人間関係かもしれない。
承認や評価、安心感かもしれない。

多くの人は、その不足を埋めれば満たされると思っている。

だから手に入れようとする。
増やそうとする。
埋めようとする。

でも、それで本当に満たされるのかと言われると、少し違う気がしている。

一時的には満たされる。
確かに楽になるし、安心もする。

でも時間が経つと、またどこかに足りなさが出てくる。

結局、「満たされた状態」は長く続かない。

なぜか。

満たされたいという感覚そのものが、
「足りない前提」で成り立っているからだと思う。

足りないから求める。
求めるから手に入れる。
手に入れても、また足りなくなる。

この流れは終わらない。

だから、どれだけ外側を埋めても、完全には満たされない。

じゃあ満たされることはないのかと言えば、そうでもない。

満たされている感覚は確かにある。

ただそれは、何かを得たときではなく、
「足りない」という前提が消えたときに起きるものだと思う。

何かが増えたわけでもない。
状況が変わったわけでもない。

ただ、「これでいい」と感じた瞬間。

そのときだけ、満たされている。

でもそれも長くは続かない。

またすぐに、何かを求め始める。

人はそういう構造でできているのかもしれない。

だから満たされようとし続けるよりも、
「満たされない動きそのもの」を見ている方が、
少し楽になる気がしている。

満たされたいという気持ちは消えない。

でも、それに振り回される必要もない。

足りないままでも、生きていける。

そう思えたときに、少しだけ静かになる。

満たされるというより、
満たそうとする動きが止まるだけ。

それが一番近い状態なんじゃないかと思っている。

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