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dancefirst
「そのままで終わる日」
今日は何もしていない。
そんな日がある。
朝は、
今日は動こうと思っていた。
部屋を片付けよう。
本を読もう。
出かけよう。
頭の中には、
いくつも予定があった。
気づくと、
夕方になっている。
何もしていない。
そう思う。
でも、
本当に何もしていないんだろうか。
窓を開けた。
天気を見た。
冷蔵庫を開けた。
少し考えた。
スマホを置いた。
また手に取った。
誰にも気づかれないくらい小さな動きは、
一日中あった。
それでも、
何もしていないと思ってしまう。
何を基準に、
今日は何もしていないと思うんだろう。
予定通りじゃなかったからだろうか。
目に見える結果が無かったからだろうか。
それとも、
誰にも説明できる一日じゃなかったからだろうか。
そんな日がある。
何日も続くこともある。
焦る日もある。
何とも思わない日もある。
違いは何なんだろう。
今日は、
何も進まなかった。
そう思って寝る日がある。
でも、
翌日になると、
昨日の続きを歩いていることがある。
動いていないと思っていた場所が、
少しだけ違って見えることがある。
あの日は、
止まっていたんだろうか。
それとも、
見えないところで動いていたんだろうか。
今でも、
たまに分からなくなる。
