「僕がnoteの世界に来た理由」
僕がnoteの世界に来た理由
僕がnoteにアカウントを
作った理由は
実はそんなに大げさな
ものではありません
いろいろな人の記事を
読める場所らしい
最初はたしかそのくらいでした
*
もちろん検索エンジンから
誰かの記事へ直接たどり着く
こともできます
だから読むだけなら
わざわざ自分のアカウントを
作る必要もなかったのかもしれません
それでも僕は
せっかくだったら
小さくても自分の
homeがあった方が
この世界を楽しめるんじゃないかな
そんなことを思いました
*
エンジニアの感覚としては
アカウントを作る
homeができる
というのは
わりと普通のこと
でもあります
*
けれど
そこへ少しだけ空想を
混ぜてみると
知らない街へ遊びに来たのに
自分が帰るhomeだけ存在しない
というのは
なんだか落ち着かない
気がしたのです
*
立派な家でなくてもいい
1Kくらいの
小さな部屋がひとつあればいい
外へ出て
誰かの文章を読む
面白いものを見つける
知らない考え方に出会う
疲れたらhomeへ帰ってくる
*
そこで空想したり
考えごとをしたり
ときには何もせず眠ったりする
そういう場所がひとつあれば
街の見え方も少し変わるかもしれない
たぶん僕は
そんな軽い気持ちで
カモミールのhomeを作ったのでした
*
それから
いろいろな記事を
読むようになりました
*
エッセイ
創作
仕事の話
AIの話
有料記事
メンバーシップ
noteで収益を得るための考え方
*
実際にたくさんの記事を書いて
たくさん売ってきた人の話を読むと
なるほどなあ…
と思います
値段の付け方にも理由がある
読み手が何を求めているのかを
見ることにも意味がある
作品を売るのか
情報を売るのか
人が集まる場所を作るのかによっても
同じnoteの中でずいぶん景色が違う
実際にやってきた人だからこそ
見えるものも
きっとたくさんあるのでしょう
そういう話を読むのは面白いです
*
一方でもし僕自身が
有料記事を買ってもらったから
相手の記事も買わなくてはいけない
メンバーシップへ入ってもらったから
こちらも何か返さなくてはいけない
*
そんなふうに
好きでやっていたことへ
配慮の色が濃くなりすぎるのは嫌だな…
という感覚があったりもしています
*
有料記事や収益化を
否定しているわけではありません
いつか有料記事を書いてみようかな
と思うことだってあります
*
ただ
それを始めた瞬間から
フォロワーを増やして
読まれやすいテーマを選んで
価格を最適化して
売上を伸ばして……
と、
すべてを一直線につなげなくてもいいと思っています
//
正直に書きます
自分が書いた有料記事がたくさん売れて
それに持続性が生まれれば…
僕だって嬉しいです
でも最初からまっしぐらにそこへ
突き進んでゆくのは僕個人の
スモールワールド
を考えるのに限れば
ちょっと違うかなと…
*
ゼロをイチにしてみたいだけなら
まず一度
自分の記事に値札をつけて
川へ流してみる
そんな遊び方だってあるでしょう
それで面白くなって
もっと続けてみたくなったら…
そのときに初めて
値段や届け方について真剣に向き合って
分からないことについては
詳しい人の話を聞いてみる
そういうアプローチでもよいかなと…
*
僕は社会人としてそれなりの
時間を過ごしてきました
電話の取り次ぎもたくさんしました
ビジネスメールもたくさん書きました
相手と意見が完全に一致しなくても
話を前へ進めなくては
いけないことがあります
*
そもそも
日常の会話のほとんどは
ディベートではありません
自分とは違う考え方を読んで
これは面白いな
ここは僕もそう思う
ここは少し違うけれど
そう考える理由は分かる
それくらいでいい
*
noteを歩いていると
そういう文章にもたくさん出会えます
*
だから最近
収益化についての記事を読んでいても
自分もこの方法で稼ごう
というよりは…
この人はnoteという場所を
こんなふうに見ているのか…
と街の中を見ながら歩く感じです
ある人にとってはここは
商店なのかもしれない
ある人にとっては
教室なのかもしれない
作品を静かに並べる人もいる
誰かが集まれる広場を作りたい人もいる
*
同じnoteという街にいながら
みんな違うものを作っています
それを見て歩くのが
僕はけっこう好きなのです
*
そして気がつけば
最初は1Kくらいのつもりだった
カモミールのhomeにも
いろいろなものが増えました
空想したもの
昔の思い出
AIと話して考えたこと
誰かとの縁から生まれたもの
*
自分でも
こんなものまで置くとは
思っていなかったもの
たまに誰かが訪ねてきて
何か読んで帰ってゆくこともあります
僕もまた外へ出て
誰かのhomeを訪ねます
*
きっと
僕がnoteの世界に来た理由は
今でもそれほど変わっていません
何か大きなものを
手に入れるためではなく
いろいろ読んでみたい
せっかくだから
自分にも帰る場所を
ひとつ作ってみたい
そこから見たら
この世界はどんなふうに
見えるんだろう…
そんな
ずいぶん軽い思いつきでした
でも
自分の家で
空想することも
考えごとをすることも
眠ることもできない世界だったら…
たぶん僕は
こんなにのんびり
楽しめなかったと思います
だから今日も
小さなhomeを残したまま
気が向いたら外へ出て
誰かの文章を読んで
またぽてぽて歩いて帰ってきます
カモミールという表札がかかった
こぢんまりとした1Kのhomeへ
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