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「僕がnoteの世界に来た理由」

僕がnoteの世界に来た理由
僕がnoteにアカウントを
作った理由は
実はそんなに大げさな
ものではありません
いろいろな人の記事を
読める場所らしい
最初はたしかそのくらいでした


もちろん検索エンジンから
誰かの記事へ直接たどり着く
こともできます
だから読むだけなら
わざわざ自分のアカウントを
作る必要もなかったのかもしれません
それでも僕は
せっかくだったら
小さくても自分の
homeがあった方が
この世界を楽しめるんじゃないかな
そんなことを思いました


エンジニアの感覚としては
アカウントを作る
homeができる
というのは
わりと普通のこと
でもあります


けれど
そこへ少しだけ空想を
混ぜてみると
知らない街へ遊びに来たのに
自分が帰るhomeだけ存在しない
というのは
なんだか落ち着かない
気がしたのです


立派な家でなくてもいい
1Kくらいの
小さな部屋がひとつあればいい
外へ出て
誰かの文章を読む
面白いものを見つける
知らない考え方に出会う
疲れたらhomeへ帰ってくる


そこで空想したり
考えごとをしたり
ときには何もせず眠ったりする
そういう場所がひとつあれば
街の見え方も少し変わるかもしれない
たぶん僕は
そんな軽い気持ちで
カモミールのhomeを作ったのでした


それから
いろいろな記事を
読むようになりました


エッセイ
創作
仕事の話
AIの話
有料記事
メンバーシップ
noteで収益を得るための考え方


実際にたくさんの記事を書いて
たくさん売ってきた人の話を読むと

なるほどなあ…

と思います

値段の付け方にも理由がある
読み手が何を求めているのかを
見ることにも意味がある

作品を売るのか
情報を売るのか
人が集まる場所を作るのかによっても
同じnoteの中でずいぶん景色が違う

実際にやってきた人だからこそ
見えるものも
きっとたくさんあるのでしょう
そういう話を読むのは面白いです


一方でもし僕自身が
有料記事を買ってもらったから
相手の記事も買わなくてはいけない
メンバーシップへ入ってもらったから
こちらも何か返さなくてはいけない


そんなふうに
好きでやっていたことへ
配慮の色が濃くなりすぎるのは嫌だな…
という感覚があったりもしています


有料記事や収益化を
否定しているわけではありません
いつか有料記事を書いてみようかな
と思うことだってあります


ただ
それを始めた瞬間から
フォロワーを増やして
読まれやすいテーマを選んで
価格を最適化して
売上を伸ばして……

と、

すべてを一直線につなげなくてもいいと思っています
//
正直に書きます
自分が書いた有料記事がたくさん売れて
それに持続性が生まれれば…
僕だって嬉しいです
でも最初からまっしぐらにそこへ
突き進んでゆくのは僕個人の
スモールワールド
を考えるのに限れば
ちょっと違うかなと…


ゼロをイチにしてみたいだけなら
まず一度
自分の記事に値札をつけて
川へ流してみる
そんな遊び方だってあるでしょう
それで面白くなって
もっと続けてみたくなったら…
そのときに初めて
値段や届け方について真剣に向き合って
分からないことについては
詳しい人の話を聞いてみる
そういうアプローチでもよいかなと…


僕は社会人としてそれなりの
時間を過ごしてきました

電話の取り次ぎもたくさんしました

ビジネスメールもたくさん書きました

相手と意見が完全に一致しなくても
話を前へ進めなくては
いけないことがあります


そもそも
日常の会話のほとんどは
ディベートではありません

自分とは違う考え方を読んで

これは面白いな

ここは僕もそう思う

ここは少し違うけれど
そう考える理由は分かる

それくらいでいい


noteを歩いていると
そういう文章にもたくさん出会えます


だから最近
収益化についての記事を読んでいても

自分もこの方法で稼ごう

というよりは…

この人はnoteという場所を
こんなふうに見ているのか…
と街の中を見ながら歩く感じです

ある人にとってはここは
商店なのかもしれない

ある人にとっては
教室なのかもしれない

作品を静かに並べる人もいる

誰かが集まれる広場を作りたい人もいる


同じnoteという街にいながら
みんな違うものを作っています
それを見て歩くのが
僕はけっこう好きなのです


そして気がつけば
最初は1Kくらいのつもりだった
カモミールのhomeにも
いろいろなものが増えました

空想したもの
昔の思い出
AIと話して考えたこと
誰かとの縁から生まれたもの


自分でも
こんなものまで置くとは
思っていなかったもの

たまに誰かが訪ねてきて
何か読んで帰ってゆくこともあります
僕もまた外へ出て
誰かのhomeを訪ねます


きっと
僕がnoteの世界に来た理由は
今でもそれほど変わっていません
何か大きなものを
手に入れるためではなく

いろいろ読んでみたい

せっかくだから
自分にも帰る場所を
ひとつ作ってみたい
そこから見たら
この世界はどんなふうに
見えるんだろう…

そんな
ずいぶん軽い思いつきでした

でも
自分の家で
空想することも
考えごとをすることも
眠ることもできない世界だったら…

たぶん僕は
こんなにのんびり
楽しめなかったと思います
だから今日も
小さなhomeを残したまま
気が向いたら外へ出て
誰かの文章を読んで

またぽてぽて歩いて帰ってきます

カモミールという表札がかかった
こぢんまりとした1Kのhomeへ

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