創作SS:回し車の懲りない面々
表紙画像はMicrosoft Designer Image Creator にて生成。
画像のプロンプトは
「水彩画のスタイル ケージの中のハムスターホイール」
※回し車だとなぜがレコード盤になった為、このプロンプトとしました。
Geminiの創作SSです
回し車の懲りない面々
ポポは、今日も回し車を回していた。
ポポにとって、回し車を回すことは
ただの運動ではなかった。
それは、彼が暮らす小さなケージの向こうにある
広大な世界「光の国」へ続く道だと信じていたからだ。
「ポポ、またそんなことしてるのかい?」
隣のケージから、ジジが声をかけた。
ジジはもう何年も回し車を回すことをやめている。
「光の国は、回し車の先にあるんだよ!ジジも行かない?」
ポポは目を輝かせて言った。
「馬鹿げている。回し車はただ回るだけだ。
昔、ワシの友だちがいた。
毎日、毎日、回し車を回して
ついに限界まで回したんだ。そして…」
ジジは言葉を濁し、悲しそうな顔をした。
ポポは怖くなったが、それでも夢を諦められなかった。
その夜、ポポは決意した。
今日こそは「光の国」にたどり着く。
ポポは、自分でも驚くほどの速さで回し車を回し始めた。
ぐんぐんスピードが上がり
景色がぼやけ、風が顔に当たる。
ついに、ケージの壁が目の前から消え
眩しい光が差し込んできた。
「やった!光の国だ!」
ポポは歓喜した。
しかし、光の国にたどり着いたはずなのに、
ポポはまだ回し車の中にいた。
「どういうことだ…?」
ポポはあたりを見回した。
すると、そこには何匹ものハムスターが
それぞれの回し車を回していた。
みんな、同じように目を輝かせ、
同じように「光の国」にたどり着いたと喜んでいた。
ポポは愕然とした。
光の国とは、それぞれのハムスターが
心の中に描く幻想に過ぎなかったのだ。
その瞬間、ポポの回し車が突然止まった。
ケージの外から、人間の少女が顔を覗かせた。
「ポポ、すごいね!今日は新記録だよ!」
少女はそう言って、ポポの回し車を新しいものに取り換えた。
「これは宇宙船の形だよ。これに乗って、お月様に行こうね!」
新しい回し車は、キラキラと輝く宇宙船の形をしていた。
ポポは、その眩しさに目を細めた。
そして、再び、夢への挑戦が始まったのだった。
おしまい
ハムスターが使う輪の名称がわからなくて
Geminiに聞いてみました🤣
※詳細は省略します😊
山根あきらさんのお題でした。
最後まで記事を読んで頂き、ありがとうございました🙇♂️
