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4月生まれの君へのプレゼント

表紙画像はGoogle Gemini imagen3にて生成。
画像のプロンプトは創作SSの文章より
「水彩画調 僕は君を喜ばせたいんだ。」

Geminiの創作SSです。

4月生まれの君へのプレゼント

4月生まれの君へ。

君の誕生日が近づくにつれ、
僕は君へのプレゼントについて頭を悩ませていた。
君はいつも「プレゼントは気持ちだけで十分だよ」
と言うけれど、僕は君を喜ばせたいんだ。

そこで僕は考えた。
君の嫌いなものを全て詰め込んだ、
悪夢のような誕生日プレゼントを贈るのはどうだろうか、と。

まず、ピーマンとセロリ。
君が幼い頃から嫌いな野菜だ。
八百屋で新鮮なものを大量に仕入れ、
特製ピーマン&セロリケーキを焼き上げた。
緑色のスポンジにセロリクリーム
ピーマンの飴細工をトッピングした
悪魔的なケーキだ。

次に、早朝の騒音。
君は静かな朝を愛するが、僕はあえて真逆を行く。
目覚まし時計を改造し、けたたましいサイレン音、工事現場の騒音
そして僕の音痴な歌声をミックスした
最悪のモーニングコールをセットした。

そして、満員電車。
君は人混みが苦手だが
僕はあえて都心行きの通勤ラッシュチケットを用意した。
おまけに、乗車中は僕が隣でずっと
退屈なうんちくを語り続けるという特典付きだ。

さらに、上司の小言。
君の上司はいつも君に厳しい言葉を浴びせるが
僕はその小言を録音し、君の誕生日にエンドレスで再生する。
もちろん、僕が上司のモノマネで小言を言うバージョンも用意した。

最後に、G。君が最も恐れる生き物だ。
生きたGはさすがにプレゼントできないので
代わりに全長50センチの巨大なGのぬいぐるみを用意した。
抱き枕にすれば、毎晩悪夢が見られること間違いなしだ。

これらのプレゼントを、
僕は心を込めてラッピングし、君の家へと向かった。
君がプレゼントの包みを開けた瞬間、部屋には悲鳴が響き渡った。

「これは一体何なの!?」

君は怒り心頭で僕を睨みつけた。

「君を喜ばせようと思って……」

僕は震える声で答えた。

「こんなものが嬉しいと思うの!?」

君はピーマン&セロリケーキを僕に投げつけた。

ケーキは僕の顔面に命中し、緑色のクリームが鼻についた。

「わかった、わかったから! 本当のプレゼントをあげるよ!」

僕は急いで本当のプレゼントを取り出した。
それは、君がずっと欲しがっていた、最新型のカメラだった。

君は目を丸くしてカメラを受け取り
さっきまでの怒りが嘘のように笑顔になった。

「ありがとう! 大切にするね!」

君の笑顔を見て、僕は心から安堵した。

やはり、誕生日プレゼントは相手が喜ぶものを贈るべきだね。


おしまい


山根あきらさんのお題でした。


最後まで記事を読んで頂き、ありがとうございました🙇‍♂️

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