目指せ10kg未満。バックパックキャンプの小物たち【救急・衛生・キッチン】
100kgどころではない大荷物を車に「積載テトリス」していた私のキャンプは、この春、40Lのバックパック一つにぐっとダイエットする予定だ。
重装備から一転、目指すは「10kg未満」。
まず着手したのは、案外膨らみがちになる細々とした道具たち。救急、衛生、キッチン消耗品……。これらをいかに「自分らしく、かつコンパクトに」まとめ上げたか。
1g単位で葛藤したパッキングの記録、ぜひチェックしてほしい。
第1章:【救急編】97gの生命線。
まずはファーストエイドキットから。

画像右上から順に
・ポイズンリムーバー
・ムヒアルファ─虫刺され
・ドルマイシン─化膿止め
・リンデロンVG─ステロイド
・ロート抗菌目薬─ものもらいや目のかゆみ
・アルコール消毒綿─傷口消毒
・葛根湯─風邪の初期症状、軽い筋肉痛にも
・EVE─解熱鎮痛薬
・ガーゼ─止血や傷口保護
・絆創膏(L、普通サイズ、指先用)
─大きめサイズはあると安心

これらの精鋭たちを、私はタイベック製のポーチに収めている。
以前はBE-PALの付録、モンベルのケースに「安心」をパンパンに詰め込んでいたけど、今の私は「1g」でも削りたい。
今回、特にこだわったのはこの3点だ。
余分を持たない:一泊二日を想定しているから、万が一に足りる量にした。
これで足りない場合は病院に行くレベルだと思う。
軟膏のマルチユース:ドルマイシンやリンデロンなど、用途が明確なものを厳選。
ケースとアタッチメントを省く:ポイズンリムーバーはアタッチメントが何種類か付属してケースに入っていたが、アタッチメントは一番使いそうなものを一つ、ケースは持たないことにした。
結果、合計は97g。
使う必要がないかもしれないのがファーストエイドキット。
だけど万が一、あると安心。
ある夏に娘と三種町のサンドクラフトを見に行った時、娘が虻に刺された。
直ぐにポイズンリムーバーで吸い出し、患部を洗い、リンデロンVGを塗って保冷剤で冷やしたら非常に軽く済んだ。
第2章:【衛生編】135gの自分ケア。

続いては、人間らしく生活するために「これだけは譲れない」を詰め込んだ衛生セット。
「一泊二日なら風呂はいらん」
そう決めた瞬間に、私のバックパックからはシャンプーリンスと言った重い液体やバスタオルが消えた。けれど、その分「自分を整える」ものを厳選した結果が、この135gだ。

画像右上から
・コクーンテリータオルライトS
・糸楊枝、歯間ブラシ
・オールインワンジェル
・洗顔料
・無印良品の付替えられる歯ブラシ
・無印良品の折りたたみコーム
・ハンドクリーム
・歯磨き粉
このタオルは気に入ってる。
軽くてコンパクト、吸水もよく乾きも早い。
2022年から使ってる。
糸楊枝は必須!えのきや肉の繊維が挟まったままでは眠れない。
洗顔料と基礎化粧品は思い切って試供品でコンパクトにした。一晩くらい、何使ってもそんなに変わらない。
歯ブラシはブラシ部分だけ変えられるというエコな商品で、軽量化のために12gの柄を諦めようかと思ったが、気持ちよく磨けるほうが大事。
コームも無印良品。シンプルなのが好き。
ハンドクリームと歯磨き粉はセリアで購入したチューブタイプの詰め替え容器に移し替えている。
頻繁に詰め替えするのが面倒でパンパンに詰めたが、軽量化なら使う分だけ詰めるのがいい。ちょっとしくじった。
第3章:【キッチン消耗品編】182gの安心と、隙間に差し込む41g。

最後は、キャンプの「後片付け」と「私の困った」を支える消耗品たち。

画像右上から
・ゴミ袋3枚
・ポケットティッシュ2パック
・使い捨てのウエス2枚
・ウエットティッシュ30枚入り
・食器洗いスポンジ
・ナイロンたわし
・クレンザー
・食器用洗剤
ゴミ袋は生ゴミ用のニオイの出にくいもの1枚、あとは普通ゴミ用、ビン缶ペットボトルを分けるためのもの。
ポケットティッシュは1パックで良さそうなものだが、私はどの季節も何かに反応して毎日のように鼻をかむので、1パックでは不安…。
使い捨てのウエスは便利。
食器を拭いたり、テーブルを拭いたり、最後にはペグを拭いて捨てられる。これはホームセンターで販売されている。
ウエットティッシュは10枚入りでも間に合いそうだが、とりあえず家にあったのが30枚入り。ウエスがあるので減らせると思う。
食器洗いスポンジとナイロンたわしはセリアで購入した。
確か20枚ほど入っていたと思う。
薄くてコンパクトなので携帯性がいい。
キャンプで使ったあと、家の掃除などにも使ってる。
クレンザーと洗剤もセリアの詰め替え用に入れている。漏れても気にならないようジップロックに入れる。
クレンザーは要らないかもと思ってる。
だけど詰め替え用ケースが2個組だったから、クレンザーも入れちゃったよ。
クレンザーとナイロンたわしは持っていかないかもしれない。

隙間パッキングの裏技:クリアケース
・アルミホイル
・まな板シート
これらをA5サイズのクリアケースに平らに挟んでいる。まな板の代わりにこのシートを使う、くっつかないホイルは鍋がフライパン代わりになるし、厚手のホイルは灰受けにもなるし、火消しもできる。
よれたり、切れたりしやすいアルミをクリアケースで挟むのは我ながらグッドアイデア。
ザックの背板の隙間にスッと差し込めるこの薄さは、パッキングを劇的に楽にしてくれる。
「救急」「衛生」「キッチン消耗品」。
全部合わせて455g。
私なりに1gと戦い、鼻水の心配を制し、風呂も捨てた。
ガチのULにはまだ程遠い「ムダ」があるかもしれないが、とにかくデビュー戦には安心という重りも必要だなと感じている。
バックパックを背負って電車に乗るまで、「10kg未満」への挑戦は、まだまだ続く。
