女王まりかのつれづれぐさ/第百五十七回;交配 vs クローン
こんにちは✨ まりかです⭐️
今週も連想noteです。
こちらの記事の内容を、もうちょっと嚙み砕いていきます。
第百五十七回;交配 vs クローン
いきなりですけど、基本的な用語などを説明していきます。
私たちのDNAは、染色体という形にまとめられて、細胞内に収納されています。私たちは、同じ種類の遺伝情報を持った染色体を二本持っています。これは、両親から一本ずつもらったからです。

子どもに一本だけ染色体を与える為に、私たちは減数分裂という特殊な細胞分裂を行います。大雑把に描くと、下の図のようになります。

減数分裂によって作られる細胞は、生殖細胞だけです。
その他、一般の体細胞は体細胞分裂によって増殖します。体細胞分裂では、まずDNA(染色体)の数を細胞二個分に倍加してから、二つの細胞に分裂します。

なるほど~。
体細胞分裂だと染色体(DNA)を増やすけど、減数分裂では染色体(DNA)が増えない。
と思ったら、ちょっと違います。
減数分裂でも、染色体(DNA)の複製は行われます。減数分裂をもうちょい正確に図にすると、こんな感じです。

つまり、染色体(DNA)の数を普通の細胞二つ分に増やした後、四つの細胞に分裂することで、細胞一つあたりに分配される染色体が一本ずつになるのです。
で~。
高月さんの記事だと、減数分裂による自然交配(有性生殖)だとDNAに致命的なエラーが生じないと書いてありましたね。その理由を、今から説明していきます。
いきなり、言っちゃいますけど。
減数分裂だってDNAにエラーが生じることがあります!
DNAにエラーが生じるのは、DNAを複製する時です。減数分裂でも、最初にDNAの複製をしていましたね。ですから、エラーが起こり得ます。

あれ? 高月さんの記事に書いてあったことと違うぞ?
そう思って頂けたら、大成功です。ここから、ちゃんと説明していきます。
減数分裂ではエラーが生じないのではなく、エラーが子どもに伝わりにくいのです。
細胞が維持できないレベルのエラーが生じた場合、その生殖細胞はそこで死にます。ですけど減数分裂で生じる細胞は、持ってる染色体がそれぞれ違います(父由来または母由来)。
仮に父由来の染色体に異常が生じたとしても母由来の染色体が正常なら、母由来の染色体を持つ生殖細胞が受精すれば生まれる子どもにはエラーが伝わりません。
でもクローンの場合は、体細胞分裂で殖やした細胞は全て父親由来の染色体も母親由来の染色体も引き継ぎます。全ての細胞に同様にエラーが引き継がれてしまうのです。

あと、同じ遺伝情報を持った染色体(DNA)が二つあるのも強みですね。
仮に片方に一方に小規模なエラーがあったとしても、もう一方が正常であればカバーされます。

そんなこんなで、自然交配(有性生殖)で生まれた子は、クローンよりエラーが現れにくいのです。
実は、減数分裂で生じたエラーのお蔭で起きた進化したもあるんですが、教科書と大差無い内容になりそうなので、「だったら教科書を読んで」ということで、今回はこれで締め括ります🙇♀️
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