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🍚「みんなで団らんしたい」から始まったdan-ran食堂

雲南市内で活動する「dan-ran食堂」。

子どもから大人まで、誰でも気軽に立ち寄ることができる地域食堂です。

活動の名前にもなっている「団らん」。

この場所には、みんなで食卓を囲みながら、ほっとできる時間をつくりたいという思いが込められています。



きっかけは、子育て支援の現場で見えてきた課題

dan-ran食堂の代表を務める青木さんは、以前、子育て支援センターに勤務していました。

そこでは「孤立した子育てをなくしたい」という思いから、さまざまな地域活動にも取り組んでいました。

その中で見えてきたのは、子育て家庭が抱える食事に関する困りごとでした
核家族化が進み、それぞれの生活リズムによって家族みんなで食卓を囲むことが少なくなっていること。
さらに妊娠中のつわりなどで食事づくりが難しくても、両親も働いていて頼れなかったり、実家が遠方で気軽に助けを求められなかったりする状況があることも分かりました。

「自分に何かできることはないだろうか」

そんな思いを抱えながら日々を過ごしていた青木さんは、

「栄養バランスの取れた食事を食べれば元気になれるかもしれない」
「みんなでワイワイ楽しく食べることは、心の栄養にもなるはず」

と考えるようになりました。

そんな時に参加したのが、「島根県こども食堂シンポジウム」でした。
講演や実践発表の中で耳にした、

「歩いて行ける場所にこども食堂(地域食堂)が必要なんです」

という言葉。

その言葉に背中を押され、青木さんは個人で団体を立ち上げ、dan-ran食堂を始めることを決意しました。


目指しているのは「みんなで団らんできる場所」

dan-ran食堂が大切にしているのは、食事そのものだけではありません。

みんなで顔を合わせて話をすること。
一緒にごはんを食べること。
誰かと同じ時間を過ごすこと。

そんな「団らん」の時間をつくることです。

活動を支えているスタッフも個性豊かです。
子育て真っ最中の20代の若い世代から、地域で長年子どもたちを見守ってきたベテランのお母さんたちまで。
さらに学生ボランティアも加わり、世代を超えたにぎやかなメンバーで活動しています。


地域に合わせて、いろいろな場所へ

dan-ran食堂は、特定の拠点を持っていません。

最初は加茂町から始まった活動でしたが、「地域に出向いていく」ことを大切にしています。

交流センターだけでなく、

・森ノ下(コワーキングスペース)
・薪火屋暖
・室山のお家

など、市内のさまざまな場所で開催してきました。

固定の場所を持たないからこそ、その地域ならではのつながりが生まれています。


ごはんを囲むと、自然と会話が生まれる

食事は、生きるために欠かせないものです。
でも、それだけではありません。
誰かと一緒に食べることで、ほっとしたり、元気をもらえたりすることがあります。

dan-ran食堂は、そんな「心の栄養」も大切にしています。
ごはんを囲みながら笑い合う。
久しぶりに会った人と近況を話す。
子どもたちの成長を一緒に喜ぶ。

そんな何気ない時間の積み重ねが、地域のつながりを育んでいます。

これからもdan-ran食堂は、「みんなで団らんできる場所」として、地域のさまざまな場所へ出かけながら活動を続けていきます。


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