なぜ、タスクシュートだと、うまくいくのか?
タスクシュートが成立する条件とは?

タイムマネジメントの方法には
① 計画をうまくつくるための方法やツール
② 実行を後押しするための方法やツール
2つがあると考えると、わかりやすいです。
計画をうまくつくるための方法やツールとして
代表的なものが、ToDoリスト、カレンダー、WBSなどです。
これらは、計画を立てるにはとても便利です。
しかし
計画をうまくたてることと
実行することは別の作業なんです。
ToDoリストやWBSが、なかなかうまくいかないのは
「計画を立てるためのツールを
実行するためのツールとして使っているから」
が大きな理由です。
その中でも、タスクシュートメソッドは
ほぼ唯一といってもいいほど
「実行を後押しするツール」
なので、うまくいくわけです。
では、どんな特徴があるから
「実行を後押しする」のでしょうか?
その5つのユニークな機能を
このエントリーでは解説します。
実行を後押しする5つの機能

タスクシュートには
次の5つの機能があります。
これらがそろっているからこそ
しくみとして成り立っているといえます。
ちなみに、タスクシュートメソッドには
さまざまなツールが存在します。
しかし、すべてのツールには
この機能のすべてが必ず備わっています。
① 開始ボタンがあること

タスクシュートのアプリには
開始ボタンがあります。
(タスクシュート手帳には、開始時刻を記入します)
これは、タスクに着手する最初の合図です。
そのため、心理的に着手のハードルが下がります。
ボタンを押すことが
タスクに手をつける最初のステップになるからです。
これは、ToDoリストやカレンダーなど
他のツールにはない機能です。
また、これによって
「今自分は何をやっているのか?」
が明示されるので、イマココに集中しやすくなります。
② 開始時刻と終了時刻が記録され
実績時間がわかる

タスクを開始・終了するとそれぞれの時刻が自動的に記録され
「実際にかかった時間(実績時間)」がわかります。
実績時間は、プランした見積もり時間と比較できます。
これが、即時にできるのが、タスクシュートの良いところです。
また、見積もりと実績の違いを比較することで
「なんだか時間がかかったのはなぜ?」
「サクッと終わったのはどうしてかな?
のように振り返りにも役に立ちます。
③ タスクを「順番」で把握する

今までのやり方では
「◯時になったら、はじめよう」
「◯時から、毎日やることに決める」
のように、タスクは
「時刻ベース」で管理されていました。
しかし、この方法だと
たまたま、その時間に急用が入ったりすると
プランが大きく崩れ、中止することになったりします。
タスクシュートは「順番」で把握します。
そのため、時間に関係なく
「流れ」で実行することができます。
タスクの適切な順番は
実際に手をつけてみないと
わからないこともよくあります。
しかし、タスクシュートなら
順番の入れ替えも簡単なので柔軟に対応できます。
④ 終了予定時刻がわかる

これも他のメソッドやツールにない機能です。
予定通り1日を過ごすとすると
「これまでに終わった実績時間」
+
「これから行うタスクの予定時間」
を足した
本日の「終了予定時刻」がわかります。
これによって
「このままでいけば
すべて終わるのが深夜2時になるな…」
ということが
例えば、午前中にわかるため
すぐに修正をすることができます。
また、この終了予定時刻は
「今日一日にフォーカスする」
というタスクシュートの思想の象徴でもあります。
⑤ ログからルーチンをつくることができる

これも、タスクシュートの最大の強みの1つです。
やったことが、そのまま記録されます。
このログをもとに
「次回以降も繰り返したい」
と思ったものをすぐにルーチン化できます。
これにより
習慣化が強く後押しされます。
なお、ルーチンについて
リピートタスクと混同する人が多いのですが
この図のような関係と理解すると
わかりやすいとおもいます。

リピートタスクは
終了するものと期限がないもの、両方が含まれています。
(終了する例:本が完成する。プロジェクトが終了する)
ルーチンは
期限がない定番のタスクです。
(期限がない例:朝食、歯磨き、身支度など)
なお、ツールによって
「繰り返しタスクの設定」の呼び方には
リピートタスク、ルーチン設定などがありますが
機能は同じものです。
タスクシュートを
「タスクシュートたらしめる」5つの特徴

この5つがタスクシュートの機能的な特徴です。
① 開始ボタンがあること
② 開始時刻と終了時刻が記録され、実績時間がわかる
③ タスクを「順番」で把握する
④ 終了予定時刻がわかる
⑤ ログからルーチンをつくることができる
これらが、備わっているので
「実行を後押しする」ことができます。
多くの人が
計画を立てるためのツールを、
そのまま実行のためのツールとして使っています。
計画を立てること自体は、それでかまいません。
でも、実行をするには
計画をつくりなおすでのはなく
実行を後押しするしくみをつかうと
とてもうまくいきます。
それが、このタスクシュートの
5つの機能です。
使い続けていくうちに、きっと
「ああ、これはただの記録じゃないんだな」
と、ふと気づく瞬間があるはずです。
そのときは、もう
あなたにとってタスクシュートは
ただのツールではなくなっているはずです。
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※ このエントリーは
「ユタカジン」に寄稿しています
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