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【ショート】 星屑を拾う子供

―― short story ――

散りばめられた光る小石。
形はいろいろ。
まるいもの。
尖っているもの。
三角のもの。
ひしゃげたもの。
四角いもの。
色は薄紫で、真っ白い道にたくさん落ちている。

手に取ると、ふわっと光って色が真っ白に変わった。

目を見開いて数回瞬きした。

もう一つ拾う。
もう一つ。
でも、すぐに両手が塞がってしまう。

肩を落として、口をすぼめる。

すると、目の前に白いカゴが現れた。
見上げると、綺麗な女の人がカゴを持っている。

やわらかく微笑みながら、
手の中の小石をカゴに入れて持たせてくれる。

すぼめていた口がほどけて、口角が上がる。

ありがとう。

おねえさんの目が細まった。

よく見ると、僕たちは似たような白い服を着ている。

おねえさんが手に持った尖った小石をカゴに入れる。
小石はたちまち形を変え、丸くなった。
次は三角の小石。
角が丸くなる。
四角の小石。
形は変わらないけど、角が取れてサイコロのような形になった。

僕は瞳を輝かせて、
気がつけば、
尖った小石をたくさんカゴに詰めていた。

丸みを帯びた小石でいっぱいになると、
お姉さんは、そのカゴの小石を食べ始めた。

僕は目を丸くして、
カゴの中の丸みを帯びた小石を手に取ってみた。

……マシュマロみたい。

僕は微笑むお姉さんを見る。

僕の中に言葉にできない衝動が生まれる。

手に取った小石をお姉さんの口に運ぶ。
ぱくっと食べ、口を動かす。

お姉さんは手を広げた。

僕は駆け出す。

温かい光に包まれる。

吸い込まれ、溶け合った。



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