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根拠のない自信に背中を押されて。5度目の三峯神社・奥宮へ

5度目の三峯神社・奥宮へ

今年も、この時期に参拝することができました。

三峯神社。

そして、今回で5度目となる奥宮への参拝です。

何度訪れても不思議なのですが、

同じ場所なのに、

毎年、違う顔を見せてくれる。

それが三峯神社の魅力のひとつなのかもしれません。

「今年は、どんな顔を見せてくれるんだろう?」

そんな楽しみを胸に向かいました。

ところが――

今回は、ちょっとした試練が待っていました。

ーーー

前日は大雨だった

奥宮があるのは、秩父の妙法ヶ岳。

標高は1329m。

登山道を歩いて、奥宮までおよそ1時間ほど。

決して、とんでもない登山というわけではありません。

でも、前日は……

大雨。

さすがに、

「今回は大丈夫かな?」

という不安がよぎります。

雨の後の山道。

ぬかるんでいるかもしれない。

滑るかもしれない。

そもそも登れるのか?

いろいろ考え始める。

ところが、そんな僕の中から、

なぜかこんな声が出てきました。

「大丈夫。登れる。」

……根拠はありません(笑)

ただ、

「今まで毎年登れているから、今回も大丈夫だろう」

という、

なんとも言えない自信。

心理カウンセラーとして考えると、

こういう「根拠のない自信」って、けっこう面白いんですよね。

何かを証明できるわけでもない。

絶対に成功する保証もない。

それでも、

「なんとなく大丈夫な気がする」

という感覚が、背中を押してくれることがあります。

そして翌朝。

ーーー

朝5時、雨が止んだ

なんと、

朝5時頃に雨が止みました。

「おっ!」

これは行ける。

そう思い、準備をして、

朝6時。

奥宮に向かって歩き始めました。

このとき、ふと思ったんです。

「今年も三峯に歓迎されているのかもしれない」

……まあ、勝手な解釈です(笑)

でも、こういう自分なりの解釈って、人生を少し楽しくしてくれるものですよね。

ーーー

雨上がりの山は、まるで別世界

登り始めると、

そこには雨上がりならではの景色が広がっていました。

雲海。

そして、

霧。

山全体が霧に包まれていて、

まるで別世界に迷い込んだような感覚です。

静かな山道。

木々。

霧。

雲海。

「今年は、こんな顔を見せてくれたんだな」

そんなことを思いながら歩いていました。

ところが……

そんな神秘的な世界に浸っていると、

突然、現実に引き戻されます。

ーーー

「熊注意」で一気に現実へ(笑)

山道を歩いていると、

「熊注意」

の文字。

……

いやいや。

さっきまで、

「なんて幻想的なんだろう」

なんて思っていたのに。

一気に現実です(笑)

「神様、歓迎してくれてますよね?」

心の中で確認しながら、

周囲をちょっと気にして歩きます。

さらに雨上がりなので、

足元はぬかるんでいる。

滑らないように慎重に。

一歩一歩進んでいきます。

そして、しばらくすると――

ーーー

最大の難関「鎖場」

鎖場が見えてきました。

手すりをつかむ。

すると……

冷たい。

めちゃくちゃ冷たい。

雨上がりの山。

手すりもすっかり冷えています。

でも、手を離すわけにはいきません。

ここで、

「冷たいから手を離そう」

とはいきませんからね(笑)

頭の中では、

「冷たい!」

と、

「でも安全第一!」

が戦っています。

まさに、

心の中の心理戦。

結局、

冷たさに耐えながら、

ゆっくり、ゆっくり登りました。

そして心に誓ったこと。

「次回は、手袋を持ってこよう。」

これ、大事な学びです(笑)

ーーー

ようやく奥宮へ

そして、

無事に奥宮へ到着。

まず感じたのは、

空気がおいしい。

本当に気持ちがいい。

ただし……

周囲は霧。

何も見えません(笑)

せっかく頑張って登ってきたのに、

絶景はお預けです。

でも、不思議と残念ではありませんでした。

むしろ、

目の前にある大自然そのものに、

心を奪われるような感覚がありました。

「見えるもの」だけが、すべてじゃない。

そんなことを感じながら、

奥宮で参拝。

しばらくその場に身を置き、

30分ほど滞在してから下山しました。

ーーー

参拝のあとは、やっぱりこれ(笑)

下山後は本殿へ。

ご祈祷を受け、

そして……

お昼です。

ここで、

わらじかつ丼。

これは外せません(笑)

山を登って、

神様にご挨拶して、

ご祈祷を受けて、

最後はカツ。

なんだかんだ言って、

心も体も満たされました。

ーーー

帰り道、突然の雨

「三峯神社って、何回行っても満たされるなぁ」

そんなことを考えながら、

帰路につきました。

すると……

突然、

ザーッ!!

雨。

「……今ですか?」

思わず空を見上げました(笑)

行きは雨が止んで、

帰りに雨が降る。

なんとも絶妙なタイミングです。

もしかしたら、

「もう十分楽しんだでしょ。そろそろ帰りなさい」

そんなメッセージだったのかもしれません。

……

まあ、

これも僕の勝手な解釈です(笑)

ーーー

「大丈夫だから進む」のではなく、「進むから見えてくる」

今回、5度目の奥宮参拝を終えて、

ふと、こんなことを考えました。

人生も、

山道と少し似ているんじゃないか。

先が見えない。

不安になる。

「本当に大丈夫かな?」

と思う。

そんなとき、

私たちはつい、

「大丈夫だと分かってから進みたい」

と思ってしまいます。

でも、

山道を歩いていて思ったんです。

「大丈夫だから進める」のではなく、
「進んだから、次の道が見えてくる」のかもしれない。

最初から、

すべての道が見えているわけではありません。

一歩進む。

すると、

その先が少し見える。

また一歩進む。

すると、

また次の道が見えてくる。

人生も、

案外そんなものなのかもしれません。

ーーー

根拠のない自信も、悪くない

もちろん、

何でもかんでも「大丈夫」と思えばいい、

という話ではありません。

準備も必要だし、

危険を避けることも大切です。

今回だって、

熊に注意しながら、

ぬかるみに気をつけながら、

鎖場ではしっかり手すりを握りました(笑)

でも、

それでも最後に一歩を踏み出すには、

ほんの少しの

「やってみよう」

が必要なのかもしれません。

その「やってみよう」に、

必ずしも立派な根拠があるとは限らない。

むしろ、

「なんとなく、やってみよう」

くらいの気持ちが、

自分を動かしてくれることもある。

今回の僕にとっては、

それが、

「なぜか登れる気がする」

だったのだと思います。

ーーー

あなたにも、そんな経験はありませんか?

「本当に大丈夫かな?」

と不安だったけれど、

なぜか、

「やってみよう」

と思えたこと。

あとから振り返ってみると、

「あのとき、一歩踏み出してよかったな」

と思えること。

もしかしたら、

あなたの人生にも、

そんな瞬間があったのではないでしょうか。

先のことが見えないから、

不安になる。

でも、

先が見えないことと、
進めないことは、同じではありません。

一歩進んでみる。

すると、

今まで見えなかったものが、

見えてくることがあります。

今回の三峯神社参拝は、

そんなことを改めて感じさせてくれました。

ーーー

三峯神社、今回もありがとうございました。

5度目の参拝。

また来年、

どんな顔を見せてくれるのか。

今から楽しみです。

そして次回は……

手袋を忘れないようにします(笑)

ーーー

読んで頂きありがとうございました。

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