7月の誕生日の皆様おめでとうございます。7月の別名は、愛逢月(めであいづき)
愛逢月(めであいつき)──7月に、会いたい人はいますか?
7月のお誕生日の皆さま、おめでとうございます。
7月の別名、「愛逢月(めであいつき)」。
旧暦では「文月(ふみづき)」とも呼ばれますが、
この「愛逢月」という響きには、なんとも言えないやさしさと切なさがにじんでいます。
由来はもちろん、七夕伝説。
織姫と彦星が、年に一度だけ天の川を越えて逢うことを許されたという、あの物語です。
起源をたどると、なんと2600年以上前の中国の神話に行き着くのだとか。

織姫が結婚して織物の仕事を怠ったことで、天帝の怒りを買い、
夫である牽牛(けんぎゅう)と引き離されてしまった。
ただ、年に一度だけ、カササギの橋を渡って逢うことが許された──というストーリー。
日本では、「七夕、晴れるといいね」
「雨だと、今年は会えなかったんだね」なんて、少し切ない声が聞こえますが、韓国では、ちょっと違う捉え方をするそうです。
1日目の雨は「うれし涙」。
2日連続の雨になると「別れの悲しみの涙」。
……なんともロマンチック。
会えた時も、別れる時も、ちゃんと涙が流れる。
そういう感性、いいなあと思います。
でも、ふと、こうも思うんです。
そもそも「年に一度しか会えない」って、本当にそうなんだろうか?
星の寿命は、何十億年ともいわれます。
人の寿命を仮に80年とすると、星の一生は80億年。
つまり、織姫と彦星は「年に一度」会っているようで、
一生のうちに80億回も会っていることになります。
人間にたとえると、1秒に3回会ってるようなもの。
むしろ、めちゃくちゃ頻繁に会ってるじゃないかって話です。
実際は、離れてるどころか、ずっとベッタリかもしれません(笑)
──と、そんなふうに考えてみると、
「会う」って何なのか、ちょっと不思議な気持ちになりますね。
7月は、梅雨が明け、夏の始まり。
湿った空気が去って、空も心もカラッと広がる季節です。
もし、あなたの中に「会いたい人」が浮かんできたら。
今年の「愛逢月」を、その人に会いに行く月にしてみませんか?
親や兄弟、恩師、先輩、旧友──
年に一度会えたとして、人生でせいぜい80回。
もうすでに、残りの「再会の回数」は数えられるほどかもしれません。
でも、「また今度」が永遠にあるわけじゃないと知ってるからこそ、
「今」がちょっとだけ、いとおしく思えるのだと思います。
今年の7月。
あなたにとっての「愛逢月」が、
ただのカレンダーの一行ではなく、
誰かの顔を思い出すきっかけになりますように。
7月生まれの皆さんにとって、この一年が、
誰かと再会して、一緒の時間が過ごせますように、
お誕生日、本当におめでとうございます!
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