空き家も、暮らしの延長にある。
数年前から、
ずっと温めてきたことがありました。
空き家管理サービスのこと。
今日はようやく、
その想いを言葉にする時間をいただきました。
「空き家管理」って、見に行くだけじゃなくていい
空き家管理と聞くと、
定期的に家を見に行くことをイメージされるかもしれません。
もちろん、それも大切なこと。
外まわりを確認する。
ポストを見る。
風を通す。
水を流す。
異変がないかを確かめる。
誰も住んでいない家は、
人の気配がなくなるだけで、
少しずつ傷んでいきます。
でも、わたしが考えるサポートは、
少しだけ違います。
空き家になる「前」から、できることがある
空き家は、ある日突然「問題」になるわけじゃない。
親が少し高齢になってきた。
実家に帰る回数が減ってきた。
家の中のものが増えすぎて、どこから手をつけたらいいかわからない。
将来この家をどうするか、家族でまだ話せていない。
そんな時間の積み重ねの先に、
空き家という状態が生まれることがあります。
だから、空き家になってからじゃなくて、
その前の段階から関われることがあると思っています。
生前整理。
実家の見守り。
ものの整理を通して、これからの暮らし方を考えること。
これは、単なる片付けじゃなくていい。
家族のこれからを、
ゆっくり考えるための準備でもあります。
空き家になった後も、次につなげていける
そして、空き家になった後にも、
できることがあります。
定期的な管理。
必要な修繕の見極め。
リフォーム。
賃貸や売却、活用前の整え。
「困ったもの」として放置するんじゃなくて、
今の状態を知って、整えて、次につなげていく。
わたしの中では密かに、
「空き家のゆりかごから墓場までコース」
なんて呼んでいました。
……言い方は少し強いけれど。笑
それくらい、
空き家になる前から、
その後どう活かすかまで。
住まいの前後にある暮らしごと、
家族のこれからごと、
一緒に考えられるサービスにしていきたいのです。
空き家は、誰かの暮らしがあった場所
空き家は、誰も住んでいない家です。
けれど、そこにはかつて、
誰かの暮らしがありました。
食事をした場所。
眠った場所。
家族が集まった場所。
季節の支度をしてきた場所。
だから、空き家はただの建物じゃない。
暮らしの延長にあるものだと、
わたしは感じています。
わたしが整うと、世界が整う
家の中を整える。
暮らしの流れを整える。
家族の不安を少し軽くする。
それは一見、小さなことかもしれません。
でも、
わたしが整うと、見える景色が変わる。
家が整うと、暮らしが整う。
暮らしが整うと、日々の選択も少しずつ変わっていく。
そして、その一軒一軒の整いは、
やがて地域の安心にもつながっていく。
空き家管理サービスも、
その延長にあるものだと思っています。
個の暮らしを整えることは、地域を整えること
一軒一軒の住まいは、
その家族だけのもののようでいて、
実は地域ともつながっています。
放置された空き家が増えると、
景観や防犯、災害時のリスクにも関わってくる。
だからこそ、
空き家を「その家だけの問題」にせず、
暮らしの延長として見つめ直すこと。
住まいを整えることは、
自分を守ることでもあり、
家族を守ることでもあり、
地域を整えることにもつながっていく。
そんな視点も、届けていけたらと思っています。
少しずつ、形にしていきます
数年間、温めてきた想いが、
ようやく言葉になり、
流れになり、
カタログの形へと動き始めています。
頭の中にあったものを、
必要としてくださる方に届く言葉へ。
こもれび日和として、
暮らしを整える視点から
できるサポートを。
少しずつ、形にしていきます。
江口さん、ありがとうございました。
Comorebi biyori — がんばりすぎない、ていねいな暮らし
