危険予知訓練(KYT)で騒音対策?
はじめに
防音による騒音対策の目的として
・難聴予防という耳の健康
・ストレスによる集中力ダウンを防ぐという精神的な健康
を保全するということが挙げられます。
でも、耳障りな騒音を抑えることで得られる大きな効果として
■「危ない」という声が通る
■ フォークリフトが後ろを通る音が聞こえる
■ 機械の異音が判別できる
つまり、事故や災害を未然に防げるということがあります。
危険予知訓練(略称"KYT")は1970年代に住友金属工業が考案したと言われています。
職場に潜む危険を予測し(Kiken、Yochi)、
災害を防ぐ対策を立てる訓練(KunrenではなくTraining)であり、
工場を持つ製造業や建築業だけでなく医療関連でも使われている手法です。
なぜ"KYK"ではなく"KYT"なのか…
KYKだと大阪のとんかつ屋さんと間違えるからなのか…
少々疑問も残りますが、略称は見事な?和製英語となっています。
ここでは、KYTは騒音対策にも役立つのか?について考えてみます。
KYTの騒音対策とは
KYTでは「騒音対策」について以下のような対策がよく挙げられます。
防音(減音)対策:低騒音の機器の導入や設備を囲うなどの密閉化
伝搬対策:遮音壁や吸音シートの設置及び装置の配置変更
視覚対策:警告音の視覚化やコミュニケーション方法の改善
難聴対策:耳栓・イヤーマフの着用

対策案の矛盾
これらの対策には「臭いものには蓋をする」が見え隠れする気がしますが、
工場や工事現場では単に「蓋をする」だけでは解決できないことも。
遮蔽や密閉だけでは熱が籠ってしまい、機器や機械の損傷にも繋がります。
場合よっては爆発など別の危険性が生まれます。
配置の変更だけでは違う場所で騒音が発生してしまい、その場しのぎになるだけかもしれません。
耳栓は異音を聞き分けることによる設備の異常が検出できなくなるばかりか、「危ない!」といった人の声すら聞こえなくなります。
難聴を回避しても身体に危険が及べば本末転倒です💢
医療現場では、操作する医師や技師を危険にするだけでなく被験者も危険にさらします。
安易な対策ではその場の危険を回避しても新たな危険が生まれるだけで根本的な解決にはなりません。
「いいね!」するには問題が多いですね。
では、KYTは騒音対策には不向きなのでしょうか?
騒音に対してKYTは役立たず?
KYTの大切な項目の一つに「チームで話し合う」というのがあります。
騒音の種類や要因は現場によってさまざまであり、
個々の環境に合わせた対策を「話し合う」ことで解決するという項目です。
例えば冷却機の場合は、外部に通じる送風管をつけてその周りを防音や吸音パネルで囲う方法も考えられます。
焼肉屋さんの網の上にある送風装置のように😲
まあ、その場合は外部に音が漏れますが😭
どうしても耳栓をしなければならない時はバイブレータで対象者に知らせるコミュニケーションも考えられます。
駅員の方が作業認識の為に「指さし」確認を行っているのを見かけますが、
騒音下では関係者と視覚でのコミュニケーションで確認できるという意味もあると思います(ちょっと違うか?)。
KYTは既に半世紀以上で活用されている手法であり、騒音でも有効だと思いますが、教科書に載っていることだけで可否を判断せず、各々の環境や装置に合わせた対策を相談することが大事だと思います。
KYTの肝は"訓練"ではなく"話し合い"で知恵を絞ること、かもしれません。

で何が言いたい⁉️
・換気や通気をしながら放熱などの熱対策ができる騒音対策
・人の声が聞こえて難聴やストレスの緩和ができる耳栓
話し合いの中で「そんなものがあればいいのに」という意見がでたら。。。
エアトースを候補に挙げてみては、というお話でした🥰
エアトースについてはこちらはどうぞ
蒸れない耳栓のご紹介はこちら
解決事例はこちらです

KYTの騒音対策の意図
最後に、なぜ「危険予知訓練」で騒音対策が挙げられるのか?
その目的をまとめました。ご参考になればと。
〇健康障害の防止: 騒音性難聴、ストレスの増大を防止する。
〇災害の防止: 集中力欠如による事故やミス及び
コミュニケーション欠如による事故や災害の防止
事故や災害には、墜落・転落、機械への巻き込まれなども含まれ、死に至ることもあります。勿論、厚生労働省を含め法的な規制がありますが、大切なのは自分を守ること、快適な職場環境で仕事をすること、だと思います。
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