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産後ケアホテルに行かなかったら離婚していたと思う。【マームガーデンリゾート葉山のススメ】

妻がこどもを生んで1週間後、日本最大の産後ケアホテル、マームガーデンリゾート葉山(以下マームガーデン)で約20日間を過ごしました。

フンパツしていちばんいい部屋にしました
葉山の絶景によく癒されました

ドラゴンボールの「精神と時の部屋」じゃないですが、この場所でココロとカラダの貯金をつくれたからこそ、今もなんとか精神を保てている気がします。妻も。ぼくも。

まだこどもが生まれるまえ、ぼくは妻に「産む以外はぜんぶやるから」と言ってましたが、じっさいはできないことだらけで自信を失う日々でした。

家族がこどもを育てる会社だとして、妻が社長なら、ぼくはやる気と体力しかないバイトです。指示を出さないと動きません。言われたことはがんばってやりますが、言われてないことはやれません。ワクチン摂取、病院、保育園などはひとりで行かせられますが「教育方針をどうするか?」「離乳食はどうするか?」など先のことを考えることがまったくできません。無能マンです。

無能ゆえにやらかし、反省から坊主にしました

そんなぼくにとって「でもまぁ200万払って産後ケアホテルに連れてってあげた」というのが、心の支えというか、いいわけのような呪文にはなっていた気がします。まぁこういう「やってあげたから」みたいな怠りがどこかで出てしまい、また妻にひんしゅくを買ってしまうんだと思いますが。。。

ぼくのことはどうでもいいので、マームガーデンのいいところを述べていきます。


24時間赤ちゃんをあずけられるから、24時間いつでも休める。

(マームガーデンリゾート葉山のnoteより)

トラックに轢かれたくらい重症を負った母体を回復させる。これが産後のわが家の方針でしたが、産後ケアホテルなら、こどもをベビールームに預けて100%休むことができます。もちろん3時間に1度母乳で起きなければならない方もいますが、こどもの泣き声で起きることはありません。こどもを寝かしつけるために起きていなければならない、ということもありません。

ぼくは夜ベッドでしっかり眠れた記憶が糧となり、マームガーデンを出たあとの夜間や早朝のこどもの対応ができてるような気がします。

ホテル滞在中の夜、赤ちゃんとは1度も一緒に寝てません

ちなみにスタッフのほとんどがお母さん、つまり先輩ママです。助産師さんもいて、なんでも相談して聞くことができます。LINEで助産師さんに質問できるサービスなどもあり便利ですが、やっぱり「すぐ聞ける。直接話せる」というのはとても大きいです。マームガーデンリゾート葉山のキャッチコピーは「ゆっくりママになれる場所」ですが、ゆっくり休みながらゆっくり知識を身に着けていくことができます。沐浴の仕方、便秘になったときの、ぐるぐる綿棒カンチョーのやり方、うちの子はおしゃぶりをして揺らせて寝かせると寝やすいなどのノウハウも教えてもらいました。ここでの経験は、ホテルを出た後のママの寝る時間と、赤ちゃんの寝る時間を確実にふやしてくれました。

講座もよくやってます

センスが光るアメニティで、輝ける気がする。

まず、館内がおしゃれ

ハミガキはたいていのホテルにありますが、歯間ブラシまでおいてあるホテルって少ないですよね。マームガーデンにはあります。ほかのホテルには置いていないグッズ、たとえば母乳パットなどもあってとにかく気が利いてるなという印象です。

毎日着心地のいい館内着(パジャマ)を着られるのはラクです。着終わったら、館内のあちこちにあるボックスにポイッとするだけ。

客室にも、こだわりのコスメグッズがたくさんありました。

これとか「あ、これ、韓国のやつだ。つかってみたかった」と妻が言ってました。他にもけっこう高そうなアイテムがふんだんに置いてありましたが、このあたりは、マームガーデンの代表荻野さんのセンスが光っています。ドライヤーは当然でしょという感じで、ReFaでした。

いろんな枕を選べるのもうれしいですよね。

ホテルのあちこちにある注意書きが、センスいいと思います。

エレベーターの中


額縁に飾るってだいじ
いいなー

お風呂に入れなくても、リフレッシュできる。


岩盤浴ができるスペースもあります。


葉山の絶景を見ながら足湯できるスポットもあります。部屋についてるシャワーも打たせ湯ができたり最新っぽい感じのやつでした。出産直後でお風呂に入れない人への思いやりが染みるなと思いました。

海と緑とごはんを味わえる。

人を呼んでBBQもできます
住みてぇ

ここにいれば料理をつくる必要も、洗い物をする必要もありません。回復するのがママの仕事。おやつと夜食を含めて1日5食をたっぷりゆっくり食べられます。しかも栄養士さんが監修した、産後の回復や授乳に必要な栄養を考えたメニューです。

ホテルのビュッフェというより、「友達の家で出てきてふつうにうまい」と感じるおうちの味です。フードロスも気にしていて、お昼に肉料理で使ったピーマンを夜のサラダでもとれるようにするなど、工夫してるところが好感度が高かったです。毎日食べても不健康にはならなそうで、外食というよりやっぱり家の食事に近いなと思いました。

ある日のメニュー。マイベストごはんは「金目鯛の煮付け」

TikTokで見かける子育てアイテムをためせる。

妊娠しているときにベビーグッズを調べたり買ったりするのってけっこうしんどいです。なので、出産後ゆっくりマームガーデンで選ぶというのはとてもアリでしょう。TikTokで見かけるアイテムもたくさんありましたし、抱っこ紐やベビーカーもたくさんあります。ネムリラや産後チェア(バランスボール)はここでためしてみていいなと思い、ホテルを出たあと購入しました。

滞在中に使っていたベビースマイルのベビーアラーム、エイデンアンドアネイのかわいいおくるみもいいなと思って買いました。

ワンピース全巻読める。

カフェスペースには漫画がたくさんあります。海を見ながらワンピースが読める漫画喫茶はここくらいじゃないだろうか。飲み物も自由に飲めて、高そうなハーブティーも飲めました。15日目くらいに気づいたのですが、商業施設で1回500円しそうなマッサージチェアがありました。発見してからは毎晩使ってました。ほかにも、ファミコンができる場所もありましたし、ボードゲームもたくさん置いてありました。

仕事もできます。

ここで仕事の引き継ぎをできたので、家に帰ってからも日中にこどもの面倒を見ることができました。助かった。

そのほか、フォトスポットがあったり、カラオケルームがあったりもします。Amazonもフロントの方が受け取ってくれますし、こどものマイナンバーカードの受取りもここでできました。

これをやれば、マームガーデンはもっとよくなる。

マームガーデンから歩いていける「ソリスアグリトゥーリズモ」にて

これは妻が言ってたのですが、夫婦ふたりでいい感じのごはんを食べれる時間を勧めてあげたらどうかと。ぼくらは最終日前日にマームガーデン近くのいいレストランに行ったのですが、心地いい時間でした。産後はじめてのレストランです。こどもが産まれると、夫婦ふたりの時間が激減するので、だからこそ、夫婦ふたりでレストランに行けるプランなんかあってもいいんじゃないかと。産後ケアホテルは、夫婦ケアホテルでもあります。離婚率も下がる気がします。離婚、離婚、連呼するのもどうかと思いますが、こどもが生まれた年に離婚する夫婦、けっこういるんです。離婚の4割は「産後2年以内」という統計データもあります。

あと、これは利用者を増やす企画ですが「見学会に来た人が宿泊者にインタビューできる時間」をつくるといいなと思いました。マームガーデンの満足度はすごい高いです。たぶん利用して後悔した人、ひとりもいないんじゃないかと言ってもいいくらい。なので、利用者さんの声を見学会に来た人に聞かせれば、やっぱり利用しようという後押しになります。それに産後ケアホテルをなぜ利用したのか、なにがよかったのか、利用者さんに聞くのがいちばん早いと思います。

産後ケアホテルが無痛分娩くらい広がってほしい。

ホテルに向かう通りの名前が縁起よさそう…!

記事の最初のほうで泊まるのに「200万払った」と書いてますが、お金ある人が使うサービスだと考えないでほしいです。夫婦や家族で泊まる人よりも、女性ひとりで泊まりに来られている方がはるかに多かったです。ぼくらの場合、はじめての出産をする妻へのご褒美的な意味もあったのでいちばんいい部屋にしましたが、もしつぎ利用することがあれば、妻ひとりで泊まるのもアリだと思っています。母体を休めることを考えると、こどもを預けられ、ベッドがあって眠れて、ごはんが食べられたらそれで十分な気がしました。そのぶん、宿泊数を多くしてとにかく休んでもらうのもよいのではないでしょうか。

「親は赤ちゃんのそばに24時間いるべき」みたいな考えもあると思いますが、ぼくはその考えを持っていません。赤ちゃんは親と一緒にいるのが幸せなわけではない。親が幸せに過ごしてるのが、赤ちゃんにとっても幸せなのだと思います。赤ちゃんはプロにあずけて、ママは寝て回復する。ごはんを食べるときだけ、赤ちゃんを引き取るという感じの使い方をしていそうな方が多くいましたが、いい利用の仕方だと思いました。産後ケアホテルで「こどもをあずけてもいいんだ」と思えたら、その後のベビーシッターや一時保育なども使いやすくなりますし、夫婦の時間やひとりの時間も生まれます。

無痛分娩はかなり浸透していますが、産後は苦痛の連続です。妻は、産後入院の5日間は産むよりつらかったと言ってました。産後も無痛な日々が続くために、産後ケアホテルは必要な場所です。

マームガーデンリゾート葉山は、だれもが泊まりやすくなる工夫をいろいろしています。ふるさと納税の返礼品 でも泊まれるのはとてもいいです。結婚式でご祝儀を出すみたいに、出産した人に産後ケアホテルをプレゼントするのがふつうなことになったら、すごくいいなと思います。クラファンで集める感覚で産後ケアホテル代を集めるマームファンディング。

マームガーデンリゾート葉山、ぜひ行ってゆっくり休んでほしいですが、まずは、見学ですよね。池袋・東京・横浜・川崎駅から、無料の直通往復バスが出ています。じっさいに出てくる食事も食べられますし、人気レストランのアフタヌーンティーペアチケットももらえるので、気軽に行ってみてください〜

サイトも貼っておきます。


もしこのnoteを読んでマームガーデンに泊まった方は、Xでaseetsu宛にDMで一報くれたらブレドール葉山本店の全粒粉塩パンをプレゼントします。お店に行ったよと伝えていただけたら、パン代の金額のアマギフかPayPayをお送りします。

うまさに衝撃を受けて、宿泊中5回も買いに行きました

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