15. 【リボーク(Revoke)の方法】承認(Approval)の解除でMetaMaskのハッキングを防ぐ
〜はじめに〜
「MetaMaskの中身がいつの間にか空っぽになっていた…」という被害の多くは、過去に危険なDEXや詐欺サイトに与えてしまった「アプルーバル(承認)」が原因です。ウォレットの安全を保つための必須技術「リボーク(権限解除)」の手順をマスターしましょう。
〜アプルーバル(Approval)とは?〜
DeFiなどを利用する際、最初に「このサイトが、あなたのウォレット内の〇〇トークンを最大〇枚まで自動で引き出すことを許可しますか?」という署名を求められます。これがアプルーバル(承認)です。これを許可しないとDeFiは動きません。
〜放置すると発生するリスク〜
もし、過去にアプルーバルしたDExがハッキングされたり、そのサイト自体が詐欺プロジェクトだった場合、あなたがMetaMaskを触っていなくても、犯人はいつでもあなたのウォレットから資金を合法的に引き出すことができてしまいます。
〜リボーク(Revoke)の手順〜
定期的に引き出し権限を「お預け(解除)」にする操作をリボークと呼びます。
1. リボークサイトへアクセス:「Etherscan(のToken Approval機能)」や「Revoke.cash」などの信頼できるツールを開く。
2. ウォレットを接続:MetaMaskを接続する。
3. 履歴の確認:現在、どのサイトに何の通貨の引き出し権限(無限承認など)を与えているか一覧が出ます。
4. リボークを実行:不要なプロジェクトや、過去に使ったきりのサイトの横にある「Revoke」を押し、ガス代を数十円支払って権限を消去します。
〜まとめ〜
「使わなくなったサイトの権限は、その日のうちに消す」。これがWeb3中級者の正しい防犯習慣です。
〜免責事項〜
リボークサイトを利用する際は、必ず公式サイトであるかドメインを確認してください。偽のリボークサイトで署名すると逆に資産を奪われます。
