[毎日エッセイ] 不吉な予感
今朝、いつものように職場へ向かおうとアパートを出ると、どこからか「ふいぃぃぃーーーーーん」という、なんとも言えない不協和音が聞こえてきた。
どこか不吉な予感を感じさせる音だった。
ふと空を見上げると、広い青空の中を飛行機が小さく飛んでいた。
「まるでホラー映画のワンシーンみたいだな」
そう思いながら車に乗り込み、職場へ向かった。
しばらく運転していると、ふと斜め前を走っていたトラックが目に入った。ナンバープレートは「444」だった。
その数字を見て、また少しだけ嫌な予感がした。
いや、4は幸せの4だ。
そういうことにしておこう。
そう思い直して、「今日はラッキーな日かもしれないな」とひとり呟いた。
それでも何となく落ち着かず、いつもより注意して運転をすることにした。
しかし、職場に着く頃には、これまでの不気味な出来事などすっかり忘れてしまっていた。
そして仕事を終えて振り返ると、今日はなかなか良い一日だった。
職場では楽しい出来事があり、昔の友人からも久しぶりに連絡があった。
もしかすると、今朝の出来事は不幸の前兆ではなく、幸せを知らせる前触れだったのかもしれない。
ただ、これがホラー映画だったとしたら、一度上げて落とす展開も十分ありうる。
なので、まだ油断はできない。

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