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「だよ」 〜わたしがだいすきなnever young beachだよ〜

ラブソングを聴かなくなった。

元々あまり恋愛小説や恋愛ソング、恋愛ドラマに共感しづらいタイプではあったが、ここ最近は特にそういったコンテンツに触れなくなった。

決して毛嫌いしてるとかではなく、最近の恋愛ソングは歌詞や表現が難しいな、と思うのだ。
本を読むのは好きなくせに、人間の機微に触れるとひよってしまう。


そんな私だが、つい先日、never young beachの「だよ」を聴く機会があった。

不意打ちで流れてきたのが良くなかった。
気づいたらひとり、泣いているではないか。

冒頭から始まる「だいすきだよ」と繰り返し流れるフレーズ。
こんなにまっすぐな、だいすきだよ、を歌詞で聴いたのは人生で初めてかもしれない。

なんで泣いているかも分からない。
失恋したから以外の理由で、ラブソングで泣くとは思わなかった。
こんな時に、“感動したから”という、ありふれた表現しか出てこない自分が悔しい。
もっともっと深いところから湧き上がっている感情なのに。

言葉の羅列だけ見たら幸せなラブソングのように思える。
だけれども、「だいすきだよ」というその言葉に、寂しさも悲しさも憂いも含んだ様々な想いが乗せられているように感じたのだ。

私は自分の大切な人たちに「だいすきだよ」とちゃんと伝えられているだろうか。
目を見て、本当に本当に心から言葉を発しているだろうか。

究極のラブソングは、恋人とかパートナーだけではなく、友人、家族、大切なもの、こと、考え方、自分がだいすきだ、と思う事柄全てに当てはまるものなのかもしれない。


次にこの曲を聴くときに、微笑みながら聴けるように。
だいすきだよ、と笑顔で口ずさめるように。
夕日を見ながら泣かなくても良いように。

でも、今はまだ、「だよ」を聴いて泣いている自分でもだいすきと言えるように、まずはせっせと生きていかにゃならんな。

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