ある種の趣味の否定、と、良い趣味のすすめ

500円のワインをうまいうまいと言って飲む人間を父にもつ、えたです!
ちなみに我が偉大なる父は一番薄い発泡酒を飲むときに炭酸水で割って飲むド変態です。
あと、酢飯と普通のご飯の違いが判らない筋金入りの味音痴でもあります。
ちなみに、その500円のワイン、僕も飲みましたが、ちまたで聞く、ふくよかさ・味の広がり・香りの持続性は感じられない、くそワインでした!
※ワインのことはわかりませんが、これはねーだろというレベルだったので、AIに酷評させたところ、上記のような表現となりましたが、えたはよくわかっていません
今思うと、過去にいい酒を父に買いましたが、完全失敗ですね!
中身だけすり替えておけばよかったwww
今日は、趣味について語っていきたいと思います。
嫌われる趣味、セレブとオタクの共通点

セレブであることって趣味ですよね。
この世の中で重要なお金で殴ってくる感じ。
僕はお金の正しい使い方は以下だと思うのですが、
①自己の欲求を満たすために使う。
②生きるために使う。
③将来の選択肢を増やすために使う。
セレブの人ってどれでもないお金の使い方をしているような気がします。
たぶん買っているのは情報なんじゃないかな、と。
だって、高価なものとは、"良い"ものですから。
つまり、"良い"には、
付加価値がついている
手間暇がかかっている
代替がきかない(希少性がある)
ってわけです。
つまり、高価なものには高価である理由が詰まっている。
その理由が情報です。
そして、やつらはその情報を語りだす瞬間を待ち望んでいるんだ!
貧困民のえた「あら、こちらのワインは……?」
セレブリティ「ああ、これね。南アフリカの標高400メートル、特定の区画でしか採れない樹齢80年の古木から手摘みされたブドウを使っていてね。年間3000本しか流通しない上に、今年は天候の関係で奇跡的な酸のバランスに仕上がっているんだよ」
貧困民「へ、へぇ~!すごいですね!(とりあえずの賛同と肯定)」
セレブ「ちなみに、このグラスも職人が手吹きで作った一点物で、空気の触れ方が計算されていてね――」
※セレブのことはわからないので、AIにセレブの会話文は書かせました
これが情報マウントです。
彼らは金の力で収集したあらゆるものを情報として頭に詰め込み、その情報を放出するときを待っているのです!
恐ろしい!!!
そして、これと全く同じ構造で嫌われているのがオタク、ヲタクなのです!

非オタのえた「あ、そのアニメ知ってる! 面白いよね」
マウントオタ「まあね。でもあれ、原作第3巻の裏設定を理解してないと監督の本当の意図は見えてこないよ。ちなみに作画監督は〇〇氏だから、6話の戦闘シーンのパース崩しは意図的なオマージュで――」
※オタクのことはわからないので、AIにオタクの会話文は書かせました
やってること、セレブと完全に一緒じゃないですか?
え? お金のない僕の僻みだって?
そりゃそうだ! 〇ね! 金持ち!
つまり、対象がロマネ・コンティか深夜アニメかの違いだけで、本質は同じ。手に入れた情報を他人にひけらかし、「お前が知らない文脈を、俺は知っている」という優越感に浸る。これが僕の言う「情報マウント的趣味」です。
たぶん、周囲に嫌われると思います。
理由は当然で、情報をひけらかしている側が優越感に浸っているから。
つまり、無意識にヒエラルキーを意識しているわけですよね。
知っている方が偉い、と。
そりゃ嫌われますよ! 〇ね! 金持ち!
嫌われない、良い趣味とは?
いきなり結論ですが、僕にとって良い趣味とはこの3つだと思います。

順番に説明していきます。
1. 推し活・愛でる系の趣味

推し活の素晴らしいところは、熱意を向ける対象が明確であることです。
「このアイドルのここが尊い」「このキャラクターの笑顔だけで白飯3杯いける」という、見返りを求めない純度100%の愛。
情報マウント野郎は「これを知っている俺、すげえだろ?」と自分を主語にして語りますが、真の推し活勢は「見てくれ、この推しが今日も生きている。素晴らしい世界だ」と推しを主語にして語ります。
お金を使うにしても、それはマウントを取るための武器を買っているのではなく、推しへの活動資金(あるいは経済を回すための支援)として喜んで差し出しているわけです。
他者との比較やヒエラルキーが存在しない、純粋な信仰告白。だからこそ、聞いていても嫌味がなく、むしろすがすがしい気持ちにすらなります。
猫カフェ通いや孫に生きるのも、このカテゴリだと思います。
2.クリエイティブ系の趣味

絵を描く、曲を作る、プログラミングでツールを組む、料理する、DIYで棚を作る、フィギュアを制作する。 こういう創造するという活動は、誰かを殴るための知識ではなく、自分自身の試行錯誤と技術の結晶です。
このような趣味を持っている方は、僕は憧れすら抱きます。テラ羨まシス。
情報マウントは他人が作った作品や商品の「解説書」を丸暗記してイキり散らかしますが、このような趣味は自分が一次生産者です(修理が趣味でも、その修理品は一品もの)。 そこには「思い通りにいかない苦しみ」と「形になったときの純粋な達成感」しかありません。
「見てくれ、俺が作ったこの棚、ちょっと傾いてるんだよね、テラワロリッシュwww」という語り口に、嫌悪感を抱く人はいません。自分自身の手を動かしている人間の言葉には、知識のひけらかしにはない説得力と愛嬌が宿るものです。
ただし、趣味として始めたウクレレをみんなの前で弾き語ってチヤホヤされたいンゴwwwっていうおじさんはギルティなので、逝って良し。
3.コンテンツを楽しむ系の趣味

この趣味のカテゴリは、音楽鑑賞であったり、ドラマを見たり、本を読んだり、アートを楽しんだり、歴史に思いをはせたり、コンテンツというオモシロを提供してくれる系統を楽しむ趣味です。
この趣味の素晴らしいところは、「コンテンツとの一対一の関係」で完結できる点です。
映画を観てボロボロ泣く、好きなバンドの新譜を聴いて鳥肌を立てる、分厚い歴史小説の世界に没頭して時間を忘れる。
そこにあるのは「心が動かされた」という自分だけの純粋な体験であり、誰かに見せびらかすためのものではありません。
しかし!
ここで注意しなければならない重大な罠があります。
この「コンテンツを楽しむ系の趣味」は、一歩足を踏み外すと真っ先に冒頭の「情報マウント野郎」へと闇堕ちするリスクを秘めているのです!
純粋に楽しんでいたはずなのに、
「この伏線回収、普通の人には気づけないだろうな(ニチャア)」
「にわかはサビしか聴かないけど、この曲の本質はベースラインの転調にあるんだよね」
とか語り始めたら、ギルティです。
語って良いのは同じ趣味を持つ仲間とだけです。
YES、界隈トーク! NO、情報マウント!
コンテンツを「自分の心を豊かにする栄養」として味わっているうちは最高の趣味ですが、「他人にマウントを取るための道具」として収集し始めたら、それはもはや毒です。
大事なのは、「自分の感情を味わうために楽しむ」のか、それとも「他人に語るネタを仕込むために摂取する」のかという動機の違いです。
趣味の境地
つまるところ、良い趣味というのは、他人がおらずとも熱狂できるかどうかであり、他者の介在なしに成立するものが良い趣味です。
※推しの対象や、趣味仲間の存在を否定しているのではなく、マウントをとる相手が居なくても楽しめるのが趣味ですよ、の意
他者へのマウントを取りそのヒエラルキーの悦に浸るくらいなら、推しに狂って全財産を投げ打つ方がマシです。
※ホストとかはあきまへん
つまり、味音痴と言われようと、くそ安カス酒をおいしく楽しく飲むわが父の姿が、趣味の境地なのだ、というお話です。

ああはなりたくないけどね!\(^o^)/
