新し物好きだった元ギャルが、ヴィンテージに惹かれるようになった4つの理由
新卒から20年働いていた大手企業の管理職を2025年春に40代で辞め、キャリアブレイクに突入しました。
いまは肩書きも役職も手放して、「第二の人生」をどう楽しむかを実験中。
このnoteでは、その日々の気づきや揺れ、ちょっとした発見を書いています。
キャリアブレイク2年目がスタートする今年。
なんとなく日々が過ぎることも怖いし、その怖さに負けて意志なく会社員に戻ることも怖い。
そんな私は、noteの歩き方を通じて「今後やりたいこと」を宣言しました。
その中のひとつに「古き良きものを承継する」ということを書いています。
これは、noteの発信上の話だけではなく、私が人生を通して大切にしたいもののひとつでもあります。
不思議なことに、30代を過ぎた頃から”最先端のもの”や”新品で綺麗なもの”よりも”古くて味があるもの”や”長く愛されているもの”に興味関心が移っています。
若い頃から古着が好き!とか、流行には流されないタイプだぜ!というわけでは全くなくて(むしろ逆!)、新し物好きで流行に弱い典型的なギャルだったはずなのですが(笑)なぜこんな変化を遂げてしまったのだろうか。
今日は自分が古いものに惹かれる理由を考えてみました。
理由その1:時間が経っても残っている=真の良いものだから
当たり前のことですが、ヴィンテージ品もこの世に初めて生まれた時はピカピカの新品。それが長い間多くの人の手を渡っても廃れることなく、処分されることなく受け継がれているにはそれなりの美しさや使い勝手の良さがあると思うのです。
反対に現在新品の物の中にも、未来のヴィンテージ品となる名品もあるとは思うのですが、現時点で生き残ってきたものと、未来に残るかもしれないもの、どちらが確率として”いいものが多いか”と考えるとヴィンテージに惹かれる理由につながる気がします。
もちろん、そんなロジカルに考えているわけではないのですが、長く残るものにしかない信頼感を自分は信じているのかもしれないです。
理由その2:新しいものにはマーケティングの力が働いている
つい先日、節分の日にヨガ教室で先生たちと話していた時のこと。
「私たちが子どもの頃って、節分に恵方巻き食べましたっけ?」「それで言うとハロウィンも、昔はほぼ聞かなかったですよね」
そんな話で持ちきりになりました。
もう少し年配の先輩に言わせると「バレンタインも私がちょうど学生の頃に初めて流行り出した感じだよ」
と。
ご存知の方も多いと思いますが、バレンタインデーもハロウィンも日本でのイベントと実際の起源は全く異なる点も多いです。ましてや宗教観なども違う日本においては消費するために作られているイベントという点も否めません。
イベントは楽しめれば全く問題ない!とは個人的に思っているので、それ自体はなんら問題はないのですが、このようなことってモノにもあるよな…と感じています。
つまり”カワイイ”と思って流行のものを買っているように自分では思っていても、実は”流行っているからほしい”ということや”そもそもカワイイと思うように戦略的にマーケティングされているもの”ということも多分にあるのです。
魔法がかけられている物の中から本当に自分に合ったもの、本当に自分が好きな物を見つける難易度ってとっても高いですよね。
その点、ヴィンテージの1点ものは1点しかないので流行ると言っても限界があります。もちろん、昔のもので価値が出てびっくりするような価格で取引される流行り物もありますが、私はそこまで高価なものに手を出すほどの審美眼もお金も兼ね備えていないので、自分だけしかもっていないとっておきの1点ものを探すことが多いです。
これは魔法がかかっていない(むしろ魔法が解けて埃まみれ)の中から宝物を探す感覚なので、自分が本当に好きなものを見つけやすい気がします。
理由その3:未来につながると思えるから
突然ですが私にはこどもがいません。こどもをこれから持つ選択肢もおそらくありません。
その生き方自体は自分で選択したものなので後悔はないのですが、時折寂しく感じることはあります。
過去から未来に繋げられるものが私にはないんだよな…という気持ち。
私という人間がいまここにいられるのは、親がいて、またその親がいて…と過去から繋がれたバトンを受けてのこと。
そのバトンを自分の手で終わらせてしまうことには少なからず申し訳ない気持ちと寂しい気持ちはあるのです。
ただ、”血”や”人間”としてのバトンリレーはできなくても、”モノ”を通じたバトンリレーはできるのかもしれないなという気持ちが30代になってから大きくなったような気がします。
過去誰かの手によってこの世に生まれてきた素敵なものを、私が綺麗にして、大切に使って、次に誰かに使ってもらえるように繋いでいく。
それは私が選択しなかったこどもを持つということにほんの少しだけ近い感覚を味わえると思っているのかもしれません。
理由その4:ヴィンテージになりゆく自分を肯定したい
これはもはや想像ではあるのですが、なんだかんだ人間”老い”は怖いもの。40代の今が一番楽しい!と思っている私でさえも、「生活環境や考え方は今のまま、20代に体力や見た目が戻れるならどうする?」と言われたら、迷わず戻ると思います。笑
そう。何を隠そう自分自身がだんだんヴィンテージになっていくということを肯定的に捉えたいということが、古いもの=良いものという思想になっているのではないか…と最近思うのです。
若い子は若い気持ちで新しいものに飛びついていい気もするんです。(もちろん人それぞれの好みはあるとして)
歳を重ねてきた時に、過去から大切にされて、価値があるものだと誰かに思われる存在になれたらいい。
そんな潜在意識が、私をヴィンテージ好きにしているのかもしれない。
***
こんな理由で私はこれから残りの人生の間に「古き良きものを承継する」ということに何かしら関わっていきたいと考えています。
早速古物商の許可も取ろうと動いていますので、今度そのプロセスなんかも書いてみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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