【四国108箇所歩き遍路3(伊予)】#07-2 出石山の鉄工所下から大洲市街(2025年10月)
これは2015年12月~2025年11月にかけて、順打ち、全7回の区切り打ちで結願した四国108箇所歩き遍路の記録である。
先月別格7番金山出石寺に参拝した際、下山途中で歩くことを諦めてタクシーを使ったわたしは、今回その区間を歩き直すために、出石山の高山道(車道)を下る途中にある鎌田工業さんの鉄工所までタクシーで向かった。
鉄工所に着くと、前回同様、アサヒビールの自販機でトマトジュースを買って飲み、ひと息入れて歩き出した。(13:32)
10分下ると、見覚えのある、前回タクシーに乗った場所に到着。

鎌田工業の鉄工所から10分下った場所
前回と異なり背中にザックを背負っているものの、3km程度しかないので、気持ちは軽い。
どんどん下ると、遠い大洲の町並みと大洲城がぐんぐん大きくなる。
下山するのに5分ちょっとしかかからなかった。

出石寺から車道22km、出石寺道~高山道の歩きは半分
ときわ旅館のご主人から教えていただいた帰路は、ホームセンターコメリの前の県道23号線を直進して肱川橋から2本目の通りに出るということだったが、わたしの悪い癖で、目の前に遍路道を示す札が見えたため、そこを入ってしまった。
しばらくは遍路札に従って歩いていたが、ふと気づくと案内がなくなった。
あちこち歩いてみるがわからないのでHenroHelperで自分の位置を確認すると、途中でどう間違ったか大洲城の横の辺りに迷い込んでいた。
HenroHelperが示す遍路道へと戻った。
きれいな石畳の道に赤い小さな鳥居のあるバス通り。県道23号線だった。
ほどなく大洲城下の駐車場の前に来た。


大洲城の駐車場の先でセンブンイレブンの横を通ったとき、一瞬そうだとわからなかった。
振り返ってもういちど確認すると、おなじみの緑とオレンジの2色使いではなく、白黒のモノトーン。周囲の景観に合わせているのだろう。珍しいのでスマホのシャッターを切った。
ふたたび歩き出すと、後ろで「お~い」という声がする。
気にせず、前を向いたまま歩き続けると、また「お~い」。
何を呼んでいるのだろうと振り返ると、向こうからお遍路姿の男性が金剛杖を振ったので、見ると、歯長峠を一緒に歩いてもらった百名山さんだった。
驚くわたしに百名山さんが、そっちこそどうしてこんな所にいるのかとお尋ねになるので、前回歩き残したところを歩いて繋いでいることを説明した。
百名山さんは今日もスケジュールに余裕があったので、大洲城を見学してきたところとのことだった。
ちなみに、大洲城は2名一泊132万円で天守閣に泊まることができる。城内は火も水も使えないので、お食事は別のところで食べるのだそうだ。その料金に含まれているのかどうかは不明だが、城内のスクリーンには、空港ロビーまで鎧姿で迎えに来てくれる映像が流れていた。
460万円のふるさと納税の返礼品でも話題を呼んだこのキャッスル・ステイ以外にも、大洲城とその周辺にはさまざまな見所や催しがあり、次は観光で訪れてみたい街だった。
話がそれたが、セブンイレブンの近くからしばらく百名山さんと一緒に歩き、肱川橋を渡った先の分岐で、56号線を十夜ヶ橋のほうへ直進する百名山さんと、旧遍路道の県道43号線経由でときわ旅館へ向かうわたしは別れた。
国道から一本入っただけとは思えない古い町並みを歩き、少しだけ回り道してときわ旅館の前を通り、前回、金山出石寺参拝の翌日に十夜ヶ橋へ向かって歩いた道と、ようやく繋ぐことができた。
その後、次なるスキップ区間を埋めるべく、JR伊予大洲駅から内子へと松山行の特急列車で移動した。
【コースタイム(実際)】

ホテルAZ愛媛内子(ビジネスホテル、じゃらんで予約したがHPでの予約が最も安い)
宿泊:2食付7,950円(年中同一価格がウリ、朝夕バイキング、夕18:00~、朝6:00~)
洗濯:100円
乾燥:200円
その他:
洗濯機・乾燥機いずれもたくさんあり、残時間がわかり、ご丁寧にもスマホのタイマーをセットして速やかに回収するよう掲示があった
朝食は6時前から長蛇の列
歩き遍路がたくさん利用しているのも納得
