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【四国108箇所歩き遍路3(伊予)】#08-2 内子の石浦から突合(2025年10月)

これは2015年12月~2025年11月にかけて、順打ち、全7回の区切り打ちで結願した四国108箇所歩き遍路の記録である。



先月、雨のなか大洲から小田に歩いたわたしは、思うように歩けず、石浦から突合までの約11kmをバスでスキップしたので、今回はその区間を歩き直すつもりだった。

ホテルAZ愛媛内子は朝6時からバイキングの朝食が始まるため、朝いちばんで朝食を済ませ、JR内子駅に向かった。(7:14)
JR内子駅のロッカーにザックを預けて空身で歩く予定だ。

JR内子駅のコインロッカー
25ℓのザックは小型サイズ300円でOK


平日の朝の駅前ロータリーには次々に自家用車が入ってきて、保護者に送られた高校生が降りてくる。内子の町は活力に溢れている。
わたしは内子町営バスの始発で石浦バス停に向かった。わたし以外の乗客は中学生だけ。

内子町営バス「小田支所行」

10分かからずに見覚えのある石浦のバス停に着いた。(7:44)
今日は晴れていて歩きやすそう。サブザックを整えて歩き出した。

石浦バス停を出発!

遠い山なみを朝もやが覆っている。

遠いやまなみ

国道379号線を、長岡山トンネル、和田トンネルと越えていく。
国道はほぼ小田川に沿って走っている。
トンネルはいずれも交通量は少なく、歩道もあり、短い安全なトンネルだ。
そして、掛木橋の手前からは木立に覆われた旧道の遍路道に入り、小田川を右に見ながら進む。
大瀬健三郎の生まれた大瀬の町のすぐ手前に、古い道標がかたまっていた。

古い道標と休憩所
大瀬の町並み

この辺り、屋根付の休憩所が多い。
大瀬の町を抜け、河口橋バス停の10分先にあった鵜ノ子橋無料休憩所もそのひとつ。
ここには自転車用のスタンドや水道まであった。

鵜ノ子橋無料休憩所


先月バスで通ったときは、ずいぶん長い距離をスキップしたように思ったが、晴れた日に空身で歩いているので、距離を感じることもなく気分良く歩ける。
景色が良いので写真を撮りながら、すっかりハイペースで歩けている気に。

小田川

小田川の流れに目を奪われながら歩いていて、ふと、そろそろだと思った。

ところが、HenroHelperで位置と残距離を確認すると、あと2.6kmもあると出たので焦った。
10:10のバスまで、27分。下手すると間に合わないかも知れないではないか。逃すと次は3時間後だ。

本来の遍路道は川沿いの左側だが、この先楽水大師に向かって大きく道が蛇行するので、遍路道ではなく国道379号線を直進し、柳瀬トンネル(348m)を抜けることにした。トンネルの中を全力で走った。苦しくなったらスピードを落とし、また走った。

トンネルを抜けて以降も川沿いの国道379号線を走り、走りながら梅津のバス停から迷走し、バス通りに入った。川を挟んで向こう側の国道を行く歩き遍路の男性の姿が視界の端を通り過ぎていった。
もう苦しくて苦しくて、心臓か肺かわからないが破れそうだったが、10:10のバスに乗らなくては、という一心で走り続けた。
ほどなくして見覚えのある突合バス停手前の橋が見えてきた。

腕時計を見る。10:04。間に合った・・・。

突合の分岐手前の橋
橋の上から・・・小田川

バス停到着。

6分前に突合バス停に到着


バス停の台座に腰掛けて、肩で息をしながら呼吸を整えた。
しばらくすると国道で見掛けた男性がやって来て、「速いですね~」と声を掛けてきたので、バスの時刻に間に合うよう走ったと応えると、「いつもあんなに速く歩いているわけではないんですね」と笑顔で返された。

結局少し遅れてバスはやってきて、わたし一人だけを乗せて内子に向かった。

貸切状態の町営バスで内子に戻る


途中大瀬の休憩所に、龍光寺に近いJR務田駅で会った青ザックさんが、同じような歩き遍路さんと二人、ベンチに腰掛けて談笑しているのが見えた。

これで、内子辺りの歩き残しがきれいに繋がった。


【参考URL】
内子町営バス
時刻表の下に運賃表もある
ちなみに、デマンドバスの場合には事前登録や予約が必要となる


【コースタイム(実際)】




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