【共働き家庭の中受日誌】AI活用②「旅のしおり」とSAPIX教材をリンクさせる
【はじめに】
夏休みの家族旅行、
「せっかくなら学びにもつなげたい」と思っても、
忙しい共働き家庭では旅程を組むだけで手一杯になりがちです。
今回、広島・四国方面への家族旅行の計画をAIと一緒に立てる中で、
SAPIXの学習内容と実体験をリンクするための
工夫と過程について記事にしたいと思います。
【こだわったのは「旅程表」ではなく「旅のしおり」】
AIと一緒に作ったしおりに盛り込んだ要素は次の通りです。
日ごとのスケジュール(時間・移動手段・訪問先)
訪問先ごとの簡単な説明(子ども向けの言葉で)
見どころ・写真スポットのメモ
各日の持ち物チェックリスト
これをHTMLとPowerPoint、両方の形式で作ってもらいました。
HTML版はスマホでその場で確認できるように、
PowerPoint版は印刷して紙のしおりとして子どもに持たせるためです。
「デジタルで確認する親」と
「紙でめくって楽しむ子ども」で
使い分けられるようにしたのが、
地味に気に入っているポイントです。
【しおり作りの過程で気づいた、SAPIXとのつながり】
訪問先ごとの説明文をAIに作ってもらう段階で、
「この説明、SAPIXの社会でやった内容そのものでは」
と気づく場面が何度もありました。
しまなみ海道の本州四国連絡橋の説明を書いてもらったときも、
瀬戸内海の気候や産業の説明を書いてもらったときも、
それぞれ社会・理科の単元と重なっていました。
そこでAIに一歩踏み込んで頼んでみます。
「このしおりの各訪問先の説明に、小学4年生のSAPIX社会・理科で関連する単元があれば、豆知識として一言添えてほしい」
すると、しおりの各ページに「これは社会で習った〇〇の話だよ」
といった一言が自然に添えられる形になり、
しおり自体が予習・復習の教材を兼ねるようになりました。

因みに、うずしお観潮船は16:20が最終出航なことが当日わかり
ギリギリ最終便に乗ることが出来ました…。
それ以外はAIの作成した旅程を順調に消化できました。
画像はClaudeで作成したしおりですが、
GeminiやChatGPTの無料版も壁打ちとして利用しました。
【旅のしおり効果】
SAPIXのプリントやATLAS(地図帳)と違い、
しおりには次のような強みがあります。
子ども自身の持ち物として手元にある:親が「見なさい」と言わなくても、旅行中に自然と何度もめくる
体験と紐づいている:ページを見た直後に本物の景色が目の前にある状態なので、記憶への残り方が違う
押し付けがましくない:あくまで「旅のしおり」なので、子どもも「勉強させられている」感覚がない
旅行中、娘がしおりのページを見ながら
「あ、これ塾でやったやつだ」と説明してくれて、
親の達成感もひとしおでした。
【しおり作りの具体的な進め方】
旅程の骨組みを先に固める:訪問先・移動手段・宿泊先をAIと相談しながら決める
各訪問先の説明文を子ども向けに作ってもらう:難しい言葉を避け、小学生が読んで理解できる文章にする
学習単元との関連を追加で聞く:説明文ができた段階で、SAPIXの単元と紐づく部分があれば豆知識として加えてもらう
デジタル版と紙版、両方の形式で出力する:スマホでの確認用と、印刷して持たせる用の両方を作る
このステップの中で一番効いたのは3番目です。
旅程を作るだけなら誰でもやることですが、
「学習単元との接続」を後から追加で聞くというひと手間が、
しおりの価値を大きく変えました。

【やってみて気をつけたこと】
AIが提示する単元との対応関係は、実際に習っている内容と照らし合わせて事実確認する
しおりはあくまで旅行を楽しむためのもの。学習要素を詰め込みすぎて「勉強色」が強くなりすぎないようバランスを取る
印刷する紙版は、子どもが書き込めるスペース(気づいたことメモ欄など)を残しておくと、旅行後の振り返りがしやすい
【まとめ】
旅のしおりは、ただの旅程表よりも手間はかかりますが、
AIと一緒に作ることで負担を抑えつつ、
子どもが自分から手に取る特別な一冊になりました。
しかもそこにSAPIXの学習内容との接続を少し加えるだけで、
旅行そのものが復習の機会に変わります。
因みに、子どもはこの「旅のしおり」とSAPIXの教材を使って
夏休みの自由研究にするそうです。
夏休みも終盤、ひと工夫を加えたい方の参考になれば幸いです。
