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はじめてのnote

49歳、ふと気づいた。「自分の番」がまだ一度も来ていない。
先日、ふと手が止まった瞬間があった。
「自分の時間って、いつからなかったんだろう」
そう思ったのは、49歳になった今年のことだ。
もしあなたも40代後半で、家族を優先して生きてきた自覚があり、心のどこかに「本当はやりたいこと」をずっと後回しにしている感覚があるなら、この話は他人事ではないかもしれない。
31年間、順番は常に「家族が先」だった
18歳から働き始めて、気づけば31年。今は現場をまとめる立場も任せてもらっている。
家には妻と、18歳の娘、16歳と14歳の息子がいる。子どもが生まれてから、「自分のための時間」を意識したことがほとんどない。仕事をして、家族を支える。それが当たり前すぎて、疑問にすら思わなかった。
振り返ると、この31年間で一番時間とエネルギーを注いできたのは、間違いなく「家族のために働くこと」だった。それは誇れることだと思う。でも同時に、「自分だけの時間」がほとんどなかったことにも、今さら気づかされる。
「気になっているのに、動けない」の正体
最近、少し先のことを考えるようになった。
定年後は、妻とキャンピングカーで日本を旅してみたい。決まった予定もなく、行きたい場所に行きたいときに行く。そんな自由な時間を、長年連れ添った妻と過ごせたらと思っている。
正直に言うと、この夢について、まだ何も調べていない。「いつか」と思ったまま、日々のあれこれを理由に後回しにしている。
これは、怠けているからではないと思う。31年間、「自分のことは後回し」というやり方が体に染みついているだけだ。家族のために動くことには迷いなく動けるのに、自分のために動く回路が、単純に鍛えられてこなかった。
「自分の番」は、大きな決断でなくていい
「定年後にキャンピングカーで旅をする」
そう言うと、遠い未来の大きな話に聞こえる。でも実際には、いきなり完璧な計画を立てる必要はないはずだ。
例えば、休みの日に近くのキャンピングカーの展示会を覗いてみる。中古車情報を1台分だけ調べてみる。妻に「こんな旅、してみたいと思わない?」と聞いてみる。
そのくらいの小さな一歩でいい。100点の準備ができてから動こうとすると、31年間そうしてきたように、また後回しにしてしまう気がしている。
おわりに
自分の番は、誰かが用意してくれるものではなく、自分で最初の一歩を踏み出さない限り、いつまでも来ない。
この文章を書いたこと自体が、自分にとってのその一歩のつもりだ。
もしあなたにも、ずっと後回しにしてきた「自分の番」があるなら、今日、その中の一番小さな一歩だけ、一緒に踏み出してみませんか。

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