保活|フルタイム20点・加点なしの私が0歳4月入園を選んだ理由
本当は、1歳になる9月まで育休を取るつもりでした。
ゆっくり誕生日を迎えて、それから復帰する。
それが自然な流れだと思っていたからです。
私は仙台市在住で、第一子の育休中。
フルタイム勤務の20点。加点はありません。
保活が簡単ではないことは、なんとなく分かっていました。
それでも当初は、満1歳のタイミングで0歳クラスの途中入園ができたら、と考えていたのです。
でも実際に選んだのは、0歳7ヶ月での4月入園でした。
1歳になるまで育休をとるか。
それとも、0歳4月に入園させるか。
「1歳クラスで入れなかったらどうする?」
「希望園に通えなくなる可能性は?」
そう悩みながら決断するまでの経緯を書いてみます。
同じように仙台市で保活をしている方の、ひとつの判断材料になればうれしいです。
1.はじめに
本当は、1歳になる9月まで育休を取るつもりでした。
はじめての誕生日を一緒に迎えて、それからゆっくり仕事に戻る。
復帰後は時短勤務にして、少しずつ生活のリズムを整えていく。
そんな未来を、特別なことではなく、ごく自然な予定として思い描いていました。
保育園のことも、もちろん頭にはありました。
ただ、4月入園ではなく、満1歳になるタイミングで0歳クラスの途中入園ができたらいいな、と考えていたのです。
9月入園なら、気持ちの区切りとしてもわかりやすい。
子どもも今より少し大きくなっている。
自分自身も、もう少し心の準備ができる気がしていました。
フルタイム勤務なので点数は20点。
簡単ではないと聞きつつも、「タイミングが合えば入れるかもしれない」と、どこかで思っていたのも事実です。
だからこの時の私は、まだ焦ってはいませんでした。
ゆっくり1歳を迎えて、それから動けばいい。
そんなふうに、静かに考えていました。
2.会った園のこと
満1歳での途中入園を考えながら、いくつか園見学に行きました。
まだ「ここに絶対入れたい」というよりは、情報を集めておこう、という気持ちに近かったと思います。
その中で出会ったのが、いま内定している園です。
園庭が広めで、季節ごとに畑で野菜を育てていること。
広くて明るいホールがあること。
すぐ目の前に公園があって、外遊びの時間が多いこと。
子どもたちがのびのび過ごしていて、先生方の雰囲気も落ち着いていること。
見学を終えるころには、「いい園だな」という気持ちがはっきりしていました。
一緒に見学に行かなかった夫にも「素敵な園だった!」とLINEを、したのを覚えています。
できることなら、ここに通わせたい。
その時点では、まだ「いい園に出会えた」という気持ちだけでした。
でも、少し調べ始めてから、状況は変わっていきます。
というのも、その園は0歳の途中入園の実績がほとんどないと聞いたからです。
見学でも「ありがたいことに、たくさん申し込んでいただける」と、園長先生も言っていました。
もし空きが出なければ、9月のタイミングでは入れない可能性もある。
それまであまり現実的に考えていなかった「入れなかったらどうする?」という問いが、急に具体的になりました。
ここから、私は少しずつ、1歳を待つ以外の選択肢を考えはじめます。
3.待つ、という選択に迷いが出てきた
それまでの私は、満1歳での途中入園ができたらいいな、という前提で考えていました。
けれど、気に入った園に出会ってから、その前提が少し揺らぎはじめます。
調べてみると、1歳児クラスは定員が少なく、兄弟加点のある家庭が優先されやすいこと。
フルタイムで20点あっても、安心とは言い切れないこと。
そして0歳の途中入園は、そもそも空きが出なければ動かないこと。
「もし入れなかったらどうする?」
その問いが、急に現実味を帯びました。
一方で、別の園の存在もありました。
家からさらに近く、通いやすさという点では魅力的。
倍率も、第一希望の園よりは少し落ち着いていそうでした。
ただ、園庭はややコンパクトで、外遊びの環境は今ひとつ。
活動内容も、見学した園ほど特色があるわけではありません。
通いやすさを優先するか。
環境を優先するか。
そして、確実性を取るか。
選択肢を並べてみると、自然と自分が何を大切にしたいのかが見えてきました。
もし本当に第一希望の園に通わせたいなら、
「満1歳で途中入園」という前提のままでいいのか。
そう考え始めたのが、この頃でした。
4.それでも、すぐには決められなかった
頭では、0歳4月という選択肢が現実的かもしれない、と理解していました。
でも、気持ちはすぐには追いつきませんでした。
そこで一度、感情を横に置いて整理することにしました。
選択肢は、大きく分けて3つ。
① 0歳クラス4月入園
② 0歳クラス途中入園(満1歳のタイミング)
③ 1歳クラス4月入園
それぞれのメリットとデメリットを書き出し、簡単な表にして、夫とも共有しました。
① 0歳クラス4月入園
・年度初めで枠が多い
・第一希望に入れる可能性が高い
・復帰時期が早まる
・0歳での集団生活への不安
② 0歳クラス途中入園
・1歳まで一緒にいられる
・育休を予定通り取れる
・ただし空きが出る保証がない
・第一希望に入れる可能性はかなり低い
③ 1歳クラス4月入園
・1歳まで一緒にいられる
・年度初めなので途中よりは可能性がある
・ただし加点がないと厳しい
・ここで入れなければ、育休を最長まで取っても入園できない可能性がある
・通勤に支障が出る場所しか選べなくなる可能性もある
書き出してみて初めて気づいたのは、
③のリスクの大きさでした。
「1歳まで一緒にいる」という理想は叶うかもしれない。
でも、もしそこで入れなかったら。
育休を延ばしても、次の保証はない。
希望園どころか、通勤に無理のある場所しか空かないかもしれない。
そう考えると、「待つ」という選択は、
穏やかに見えて、実は不確実性が高い選択でもあると気づきました。
どれが正解、という話ではありません。
でも、私たちにとって後悔が少ないのはどれか。
何度も話し合う中で、少しずつ答えが固まっていきました。
5.0歳クラス4月入園を選んだ理由
表にして整理し、何度も話し合った末に、私たちは0歳クラスの4月入園に申し込むことにしました。
決め手になったのは、「入りやすさ」そのものよりも、将来の不確実性の大きさでした。
満1歳での0歳クラス途中入園は、空きが出なければ動きません。
1歳クラスの4月入園も、加点がない中では決して安心できる選択ではありませんでした。
もし1歳クラスで入れなかった場合、育休を最長まで延ばしても次の保証はなく、通勤に支障が出る場所しか選べない可能性もある。
そのリスクを考えたとき、私たちは「今動く」ほうを選びました。
ただ、申し込むと決めることと、実際に動くことは別でした。
もともと職場には「1歳まで育休を取る予定」と伝えていました。
育休を短縮する可能性があると、あらためて連絡する必要があります。
0歳4月入園に申し込むこと、
もし内定したら復帰時期を早めたいこと。
メールを書いて、何度も読み返しました。
本当にこれでいいのか。
まだ迷っている気持ちはないか。
送信ボタンを押すときは、正直に言うと少し手が止まりました。
それでも、「内定したら復帰します」と自分で言葉にしたことで、覚悟が定まった気がします。
あとは結果を待つだけでした。
6.内定が出たときの気持ち
結果が出るまでは、やはり落ち着きませんでした。
「決めた」と思っていても、本当にこれでよかったのかと考えてしまう日もありました。
そして内定の連絡をもらったとき、最初に感じたのは大きな安心感でした。
これからの見通しが立った、という感覚。
復帰時期が明確になり、生活の段取りも組み立てられる。
仕事の調整も具体的に進められる。
先の予定がはっきりすることが、こんなに気持ちを落ち着かせるのだと、そのとき初めて実感しました。
同時に、純粋な嬉しさもありました。
比較的通わせやすい場所にあり、
自分たちが「いいな」と思えた園に通えること。
実は、見学後から散歩のたびにその園の前を通っていました。
門の前を通るたびに、「ここに通うことになるのかな」と想像していたので、少しずつ愛着も湧いていました。
だからこそ、「通えます」と決まったときは、ほっとした気持ちと、静かな嬉しさが重なりました。
7.さいごに
もちろん、早めの復帰に対する不安がゼロになったわけではありません。
でも、あのとき整理して、話し合って、悩んだ時間があったからこそ、
この選択を自分たちなりに納得できています。
保活に、絶対の正解はないと思います。
家庭の状況や、価値観、住んでいる地域によっても、最適解は変わります。
今回の決断は、あくまで我が家の場合です。
次の記事では、
・なぜ0歳4月が有利と考えたのか
・仙台市の仕組みをどう読み解いたのか
・実際に意識したポイント
について、もう少し具体的にまとめてみようと思います。
同じように迷っている方の、考える材料のひとつになれば嬉しいです。
