お土産ひとつで、人はわかる
大阪に旅行に行ったとき、色んなお土産を買いました。
家族が喜ぶだろうと思うもの。
一人一人の顔を思い浮かべて、
「あ、これだ!」 とフィーリングで購入する。
金額の問題じゃないんです。
「気持ち」なんです。
1万円ぐらいの買い物でしたが、家族は喜んでくれました。
でも、俺の友人のRは、何も買いませんでした。
買っていっても、家族から
「いくら払えばいい?」
「それ、食べられない」 と言われるそうです。
「いくら払えばいい?」という言葉が、家族の間で交わされる切なさ。
本来、贈与であるはずのお土産が、
彼らの間では「清算すべき負債」に変換されてしまう。
相手の「気持ち」をそのまま受け取れず、金額や合理性という物差しでしか測れない人間関係は、知らず知らずのうちに心を削り取っていくのではないでしょうか。
今日は連休最終日。
明日から俺のクライアントも動き出します。
会社員も学生も、その他の人たちも、それぞれの複雑な人間関係の中へ戻っていくのでしょう。
お土産ひとつで、その人が背負っている人間関係の質が、ふとした瞬間に透けて見えることがあります。
明日、あなたの職場や家庭で交わされる言葉は、体温のあるものでしょうか。
それとも、ただの数字のようなものでしょうか。
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