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ゴミはゴミでしかないのか?

この文章は2019年にFacebookに投稿したものです。

3月いっぱいで今の仕事の契約が終わり、
次の仕事を探さなければならないのだが、
その候補のひとつとして、熊本県内のある町(合志市)に行って、
そこで大量のマンガの本を仕分ける、というような仕事の話がある。

現在僕が関っている倉庫には、約10万冊とも言われている、
大量のマンガの本が眠っていて、その数は増殖し続けている。

主に80年代90年代にメジャーマンガ誌、
ジャンプとかマガジンとかサンデーに連載されていて、
単行本一冊あたりにつき、何十万部と発行されていた、
そして多いものでは何十巻と続いていた、マンガの一冊、
全35巻の中の17巻なんて、本当に何の価値もないゴミのような扱いだ。

例えば高橋留美子の「うる星やつら」(全34巻)とか、
井上雄彦の「スラムダンク」(全31巻)とかなら、
御存知の方も多いかと思うが、
なかいま強の「わたるがぴゅん!」(全58巻)とか、
さだやす圭の「なんと孫六」(全81巻)とかだったら、
どうであろうか?知ってますか?

これらの作品が全巻揃っているなんていうことはほぼないし、あっても、
それを所持したり読んだりということに、
お金を払おうという人はあまりいない。

つまり、仕事として儲からないのだ。
熊本県の山奥の田舎町に廃校になった小学校を借りて、
近所の高齢者をタダ同然で使って、マンガの仕分けをしたところで、
それが何になるのか、あまりにも小さな光でしかないが、
僕にとっては似つかわしい仕事ではある。


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