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なぜ私たちはペッパーくんに代わりに筋トレしてもらおうと思わないのか? 

世の中いろんなことをAIに任せられることが多くなってきた。

最近SNSなどを見ていると、何らかの投稿や現象などについてAIに要約させて理解する投稿が多くなった印象がある。




さて皆さんは健康のために歩いたりランニングしたり、あるいは筋トレなどをしているだろうか。

これらのメリットは種々ある。

ところで、ちょっと昔にロボットのペッパーくんがいた。最近は、お料理を配膳する猫型のロボットベラボットが活躍している。


さてあなたは、健康のために運動しようと考えた時、ペッパーくんやベラボットに代わりに運動してもらうことを考えたことがあるだろうか。

つまり、ペッパーくんに筋トレしてもらったり、ベラボットに歩いてもらうわけだ。運動は時間もかかるし疲れるから、代わりにロボやAIみたいなのにやってもらおうという考え方だ。

実際にはこの考え方は破綻している。なぜなら、運動は自分でしないと自分の健康に直結しないためだ。ペッパーが筋トレしたら、あなたに筋肉がつきますか? ということだ。ベラボットに代わりに歩いてもらって、ストレス発散できますか? ということだ。

代わりにペッパーくんの筋肉が発達し、ベラボットが楽しくお散歩を繰り返すことになるだろう。

このように、運動ははっきり言って自分でしたほうがいい。




さて、なぜ私たちは、ペッパーやベラボットに代わりに運動してもらおうとあまり思わないのに、AIに文章を要約させるのは簡単に行なってしまうのか。

世の中には述べてきたような運動と同じように、自分でやったほうが良い知的生産が存在する。

たとえば何らかの長めの文章をAIに要約してもらうことは、昨今だいぶ一般化してきたように思う。ただ、AIが要約してしまうと、私たちが自力で要約することはなくなり、要約に必要な筋力や運動神経は一向に育たない。

要約に必要な能力が涵養されていないとどうなるのかというと、AIが出してきた要約が正しいかどうか検証することができないままになってしまう。

要約はたとえ拙くとも自分でやったほうが最終的には良い結果になるのではないだろうか。あるいはAIが作成した要約を吟味して、要約のコツを掴む作業を行わないといけないのではないだろうか。

なお、急いでいるときなどに、歩いて行くよりも自転車に乗ったりタクシーを使ったほうがいい場合がある。AIに作業を肩代わりしてもらうシーンは確かにあって、移動で言うとタクシー使うべきシーンみたいな感じだ。

つまり、場合によってAIを使うかどうかを考えたほうがいい。

筋トレやランニングタイプの知的活動において、AIを使っていないか? すなわち、自分で運動するべきなのにペッパーくんやベラボットに運動してもらってないか?

この辺り、昨今かなり気を付けて振る舞わないと何というか格好の悪い感じになってしまうだろう。


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