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実は「似合う服」を探してはいけない。

50代の服選び、実は「似合う服」を探してはいけない。

17年間服を売ってきた私が、今だから言えること

いきなりですが、

「これ、私に似合いますか?」

この質問。

アパレルでは、本当によく聞かれました。

でも17年間、服を売ってきた私は、今ならこう思います。

「似合うかどうか」ばかり気にしていると、服選びは一生終わりません。

なぜなら――

「似合う服」と「あなたが素敵に見える服」は、違うからです。

これ、かなり大きな違いなんです。

例えば、お客様にとても似合っている服がある。

色も合っている。

サイズも合っている。

シルエットもきれい。

販売員から見れば、

「完璧に似合っている」

でも、そのお客様が鏡の前で、

「……なんか、違う」

と言うことがある。

逆もあります。

販売員からすると、

「こっちより、さっきの方が似合ってるかな?」

と思う服を着た瞬間、

お客様の顔がパッと明るくなる。

そして、

「これ、好き!」

と言う。

私は17年間の接客で、何度もこの瞬間を見てきました。

そこで気づいたんです。

服は「似合うもの」を着るだけじゃない

「自分が好きだと思えるもの」を着ることも、同じくらい大切なんだ。

そして、50代になると、このことがますます重要になる。

なぜなら、

50代は「似合う」だけでは満足できなくなる年代だから。

若い頃なら、

「流行っている」

「人から褒められる」

「スタイルがよく見える」

それだけでも十分だった。

でも今は違う。

ラクじゃない。

動きにくい。

なんとなく自分らしくない。

そんな服は、どんなに似合っていても着なくなる。

だから私は、50代の服選びでは、

「似合う?」の前に、もう一つ質問してほしい。

「これを着た私は、どんな気分になる?」

これです。

鏡の前で、

「痩せて見える?」

ではなく、

「若く見える?」

でもなく、

「これを着て出かけたい?」

と聞いてみる。

これだけで、服選びが変わります。

そして、もう一つ。

17年間服を売ってきて、私はあることを知っています。

人は「買った服」より、「買わなかった服」を後悔することもある。

「本当はこっちが好きだったけど、無難な方にした」

「派手かなと思ってやめた」

「年齢的に無理かなと思った」

そして数日後、

「あっち買えばよかった……」

となる。

もちろん、全部好きな服を買えばいいという話ではありません。

でも、

「年齢」を理由に、最初から自分の選択肢を狭くしなくていい。

これも、50代になった今、私が強く思うことです。

50代になったら「隠す」より「選ぶ」

お腹が気になる。

二の腕が気になる。

お尻が気になる。

だから、

「全部隠れる服」

を探す。

でもね。

17年間、いろいろなお客様を見てきた私からすると、

体型を隠すことに一生懸命になった服ほど、全体が重たく見えることがあります。

大切なのは、

「どこを隠すか」

ではなく、

「どこをきれいに見せるか」。

同じ体型でも、

首元を少し見せる。

手首を出す。

足元を軽くする。

顔周りに自分の好きな色を持ってくる。

たったそれだけで印象が変わる。

服は、

欠点を消すための道具じゃない。

魅力を拾うための道具でもあるんです。

だから私は「7つのルール」を作りました。

ここまで読んで、

「じゃあ、具体的にどう選べばいいの?」

と思った方もいると思います。

私自身も52歳になって、改めて考えました。

17年間、販売員としてお客様を見てきた経験。

そして今、自分自身が50代になった経験。

この二つを合わせたら、

「50代の服選びで、これだけは知っておいてほしい」

というものが見えてきました。

それを7つにまとめました。

でも、これは

「今年はこの色が流行っています」

とか、

「50代ならこのブランドがおすすめ」

という話ではありません。

もっと根本の話です。

「なぜ服を買っても、結局着なくなるのか」

「なぜ似合う服を買ったのに、しっくりこないのか」

「なぜクローゼットに服がいっぱいあるのに、着る服がないのか」

そこを、一つずつ解決するための7つです。

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