#019|「現像」を待つ。引き出しに眠るチェキを連れ出し、4月の予感と漕ぎ出す。|JITENSHA PICNIC
はじめに/効率の先にある、不自由という贅沢
最新のE-BIKEで風を切り、最短距離で未来へ向かう。それが今の私たちのスタンダードかもしれません。でも、効率を求めれば求めるほど、心が置いてけぼりになる瞬間はありませんか?
今週、私は帆布のバックパックに、10年以上棚の奥で眠っていた「チェキ(instax)」を忍ばせました。
スマホのように撮り直しがきかず、失敗さえも一枚のフィルムに刻まれる。そんな不自由な道具をあえて連れ出したのは、便利すぎるノイズを一度オフにして、自分の中の「解像度」を確かめるための儀式でした。
「現像」を待つ数分間の沈黙
公園のベンチで、まだ硬い桜の蕾にレンズを向け、一度きりのシャッターを切る。 「カシャッ、ジーッ……」という小さな駆動音とともに吐き出される、真っ白なフィルム。
デジタルなら一瞬で「結果」が出ますが、チェキはここから数分間、何も映っていない白をじっと見つめなければなりません。
画像がゆっくりと色を帯びていくまでの沈黙。 それは、4月という新しい季節の輪郭を、自分の中でゆっくりと結んでいく「動く瞑想」のような時間でした。
温故知新:休眠資産をライフスタイルへ
富士フイルムのinstax(チェキ)は、今やZ世代の「エモさ」の象徴ですが、私たち世代にとっては、クローゼットに眠る「かつての相棒」でもあります。 その休眠資産を最新のE-BIKEという相棒に乗せて再定義する。これこそが、大人の「温故知新」の楽しみ方ではないでしょうか。
4月。新しい生活に少しだけ緊張しているのは、私だけではないはず。
もし、あなたの家の引き出しにも眠っている道具があるなら、それを持って少しだけ遠くへ漕ぎ出してみませんか。
今週末のテーマで 何を削ぎ落とし、何を残したのか。 その全容は、「cuego.com」にアーカイブしています。
ぜひ、cuego.comにて、その全容を体験してください。
▼ #019|「現像」を待つ。3月最後の週末、チェキとE-BIKEで探す4月の予感。|JITENSHA PICNIC
終わりに
チェキってあの結婚式に使ったきり・・・
そろそろフィルムを購入して使ってみませんか?
