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これから「技術士」として生きる皆さんへ

技術士合格された皆様へ。 必要な申請手続きも済み、少し落ち着かれた頃かと思います。このタイミングで、技術士取得「後」の私の経験談を少しばかりお届けしたいと思います。長文になってしまいましたが、ご興味あればご一読ください。

暗中模索から始まった「受験指導」という道

「技術士は取得してからがスタート」というお話です。 私は令和元年度に取得しました。取得してから何をしようかと考え、暗中模索してた頃もあります。色々考えた結果、私は受験指導でした。勉強していた頃から「もっとこういう情報があれば嬉しいのに……」という自身の体験と工夫を届けることで、技術士受験を志す人のために貢献できないだろうか、と始めた活動です。

まずは、Xで1日1ポスト。溜まってきたらブログ。そして、YouTube。 気づけば「高めるむくちゃん」というネーミングも一定の周知もされ、感謝の声が届くようになりました。もっと個人に寄り添った指導をしたいと思い、個別塾として「むくちゃん少数ゼミ」を開講しました。

毎週土曜に5−7時オンラインゼミ。こんな鬼日程で受講生が集まるかと思いきや満員御礼。26年度までに20名を直接指導し、19名合格しています。ここで教えたことをノウハウとしてまとめたいと思っていた矢先、同じ思いを持った共創パートナーと出会い、共同著作で世に技術士対策本を出すことができました。

社会への還元:1500名の子どもたちへの出前授業

また、中学生に理科の面白さを伝えたくて、市内の中学校に出前講義し、気づけば約1500名に教えていました。 今では会社の取り組みへ昇華し、後進が中学生へものづくりの面白さを教える出前授業をしてくれています。書籍出版と出前講義の活動は、親が特に喜んでくれました。

これと並行する形で、技術士会や「技術士のススメ」というコミュニティにも所属させていただき、かけがえのない仲間に出会いました。私は化学部門ですが、他部門も含めてです。 業務にも直結するパートナーとも出会いました。この人脈を活用して業務をしたり、技術士のコンピテンシーを意識した仕事をしていると、自ずと周囲の評価も上がったように感じます。

「仕事の報酬は仕事」と言いますが、自分の成長に直結し、価値貢献の高い仕事に徐々に近づいてきた/いる感触があります。

宝物は「人脈」、そして「走りながら考える」こと

この技術士や技術士受験指導で得た人脈は、私の宝物です。 今では忘年会も毎年やります。出張に行くと言えば、深夜でも駆けつけてくれる人もいますし、遠方からはるばる来られる際は事前に連絡をくださる人もいます。LINEで近況連絡し合ったり、4月から勤務先が変わることを聞いて壮行会やプレゼントまで用意してくださった方も。このご縁は一生大事にしたいと思います。

私の経験から皆さんへ整理してお伝えできることとすれば、技術士は取得して終わりではなく、「取得してからの行動が鍵」ということです。

上記の経験は全て予め設計してから動いていたわけではありません。こうして振り返ってお伝えしてしまうと、スマートに動いているように見えると思いますが、実際は「走りながら考える」ようにしていたと思います。そして、何よりも「泥くさく」

最後に:与えられるのではなく、与えること

自分自身の行動次第で可能性を広げられる資格。これが技術士だと思います。名称独占資格としての魅力とも感じています。

与えられるのではなく、与えること。

技術士一人ひとりの心がけと、この連鎖が自分自身の価値を高め続け、ひいては日本産業の発展へと近づき、さらに言えば技術士の価値そのものを高めてくれるものと感じています。

これからも自分が大事だと思う価値観に紐づく活動は細々でも継続します。そして、その中でお会いできた方とのご縁は大事にしていきたいと思います。

技術士合格、改めておめでとうございます。 もしどこかでお会いできたら色々なお話をさせてください。この日本をもっとよくするために一緒に何ができるか、お酒でも酌み交わしながらお話できたら素敵ですね。

明日から新年度ですね。私も職場が大きく変わり、挑戦です。 気持ちも新たに頑張ります。皆さんもお体にはくれぐれも気をつけて共に頑張りましょう。

参考書籍(拙著):紙書籍は販売当日に完売。今は電子書籍で出版継続中。

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