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54歳で書く仕事を始めた私が、初心者時代にまずやったこと~その3~


ポートフォリオを整える

※その2からの続き

ポートフォリオとは?



さて、前回までは「ライティング講座で基礎を学ぶ」という点について、詳しく紹介しました。

当然ながら、ライティングの基礎を学んだだけでは、仕事を受注することは、ほぼできません。中には、講座の先輩や同期から、仕事が回ってくることもなくはないですが、あまり期待しない方がよいでしょう。

講座を受講しつつ、並行してライティング案件にもせっせと応募していました。そうして応募を続ける中で、初めて「ポートフォリオ」という言葉に接することになりました。

最初は何のことかよくわかりませんでした。しかし、案件応募時にポートフォリオの提出を求められることが多いと知り、ようやくその意味と重要性を理解しました。

ポートフォリオという言葉にはいくつかの意味がありますが、ライティング案件で求められるのは、簡単に言えば「仕事の作品集」です。自分自身のスキルや実績、過去の制作物をアピールするためにまとめたもの、と考えるとわかりやすいでしょう。

ポートフォリオの重要性




ライティング案件の募集者側からすると、その応募者の実力を知りたいわけです。採用してみて、実際にライティングを任せたものの、スキルが十分でなければ、修正が大量に発生したり、ひどい場合には全面書き直しというリスクもあります。

そうなると、スケジュールに遅れが発生し、さらに書き直しによって新たに人をアサインしなくてはならなくなり、コストがかさむといった事態になりかねません。

そのため、募集者側としては応募してくるライターたちの実力を、見極めることが重要になるわけです。実力を見極める方法としては、「テストライティング」「ポートフォリオの審査」の大きく2つの方法があります。

テストライティングは、募集者側にとって負担が大きいです。テスト用のテーマ設定・レギュレーション作成・採点などのタスクが増えてしまうからです。

そのため、少なくとも私が初心者時代に案件へ応募していた感覚では、ポートフォリオの提出を求められるケースは少なくありませんでした。

ということで、案件応募の前にはポートフォリオの整備が非常に重要なタスクとなります。本来は、過去の実績記事をポートフォリオに組み込む方が、応募者側としても少ない負担で対応できます。

ポートフォリオの制作方法


しかし、当然のことながら、初めて案件に応募する際には、実績記事はない場合がほとんどでしょう。ならば、どうすればよいか?それは、自主制作記事を書くことです。

実績がないなら、まずは自分で実績の“種”を作る。それが、初心者時代のポートフォリオ作りの第一歩でした。

自主制作記事は、自分が受注を狙っている案件に合った記事を書く必要があります。インタビュー記事案件を受注したいのに、SEO記事を自主制作記事として執筆・提出することは、あまり望ましくありません。ただし、どうしてもインタビュー記事を制作できなければ、まずはSEO記事など別形式の記事でも構いません。何もない状態よりは、自分の文章力を示せる記事がある方がよいからです。

インタビュー記事の場合


インタビュー記事の案件に応募するのであれば、誰かにインタビューし、それを記事化するわけです。本当は、自分がインタビューをしたいと思っている人にアポ取りし、取材・執筆を行うのがベストです。

しかし、自主制作記事で、面識もない人にアポ取りをすることはハードルが高いでしょう。メディアからの取材依頼であれば、自社や店舗のPRにつながるため、承諾してくれる可能性は高いですが、一般人が自分の実績作りのために承諾してもらえるかどうかは微妙です。

たとえば、自分の知人経由など、何らかのコネクションがあれば、取材に応じてくれる可能性はありますが、そうでない場合は厳しいですよね。「ご本人や活動の紹介記事として、自分のnoteに掲載させていただきます」と伝えると、少し受け入れてもらいやすくなるかもしれません。

それでも難しい場合には、自分の友人や同じライティング講座の受講生などにお願いして、インタビューを行い、自主制作記事を執筆するといった方法を取るとよいでしょう。

ただ、この場合の弱点は、なぜその人をインタビューしたのかという理由が希薄である点です。つまり、たしかにインタビュー記事の執筆はできますが、「なぜ取材したのか?」という企画力を、募集者にアピールすることが難しいということです。

しかし、そこで立ち止まるぐらいであれば、まずは身近な人にお願いして、一本でもインタビュー記事を執筆する方が大事だと、私は考えています。実績記事がなければ、ポートフォリオを用意できず、案件応募のスタートラインに立つことも難しくなってしまうからです。

SEO記事の場合


また、SEO記事の案件も、本来は募集メディアが求めているジャンルの記事(たとえば、ITや金融など)を自主制作するのがベストです。しかし、どうしても書けないのであれば、自分の興味があるテーマや、最近話題になっているテーマを選び、キーワードを決めて記事を執筆してもよいと、私は思います。

くどくて恐縮ですが、何か記事がないと、案件応募というバッターボックスに立つことすらできません。とにかく、何か記事を自主制作しましょう!

ここまでが、「ポートフォリオを整える」の章です。

本来は、この後に「クラウドソーシングに登録」「提案文を書く」「初心者OKのSEO記事執筆案件に応募」「最初の実績を作る」と続くわけですが、ここまででかなりのボリュームとなってしまいました。

「クラウドソーシングに登録」からは、次の「その4」以降で書きたいと思います。


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