東北・北海道旅行編⑳初めての北海道と静かな小樽の夜

前回の仙台から北海道に向けての飛行機からの続きです。

飛行機の機内では窓側の席を取っていたので、着陸前の外の景色を楽しみにしていました。

しかし、10月末の時刻は午後5時30分。
外の景色はすっかり暗くなってた為、
残念ながら北海道の景色を上空から楽しむことはできませんでした。

そして、約1時間半のフライトを終え、
「おぉ……ついに北海道や。」

人生約40年にして、初めての北海道上陸です。
なんだか不思議な感覚でした。

同じ日本のはずなのに、本州を離れて北海道まで来たというのが、まるで海外にでもやって来たような気分。
「ついに来たなぁ、北海道。」

初めての土地に降り立った興奮で、自然とテンションも上がります。

そして、最初に思ったのが、
「 思ったより寒くないな。」
まあ、まだ空港の中なので当たり前なんですが。

そんな妙な第一印象と興奮を抱きながら、人生初の北海道がスタートしました。

せっかく初めて来た新千歳空港なので、少し空港の中を見て回ることに。
「おお、結構広いな。さすが北海道で一番でかい空港やな。」

中にはいろいろなお店が並んでいて、北海道らしいお土産もたくさんあります。

気になるものもありましたが、北海道旅行はまだ始まったばかり。
「まあ、帰りにまた見ればいいか。」

お土産を見る楽しみは帰りに取っておくことにして、そろそろ今日の目的地へ向かいます。

この日の最終目的地は、小樽。
ビジネスホテルを予約していました。

そこで一泊して、翌朝は小樽の街を散策。その後、札幌へ移動する予定です。

とりあえず空港から小樽までは特急電車が出ていたので、チケットを買って乗り込みます。

人生初の北海道。そして、北海道で初めて乗る特急電車。
気持ちとしては海外旅行にきているような感覚。

せっかくなので窓側の席に座り、北海道の景色を見られるのを楽しみにしながら出発を待ちます。
「北海道、どんな景色が見れるんや。」

そんなことを考えながら、ワクワクして窓の外を眺めていたのですが――。
「……何も見えんな。」

それもそのはず。時間もすでに夕方6時を回ったあたり。外はすっかり真っ暗です。

初めて見る北海道の景色を楽しみにして窓側に座ったものの、見えるのはほぼ暗闇。
「うーん、暗い……。」
北海道の景色を楽しむのは、翌朝までお預けとなりました。

約1時間ちょっと電車に揺られ、小樽駅に到着。
「おお、ここが小樽駅か。」

北海道に上陸して、最初に訪れた街です。
とはいえ、もうすっかり夜。
「まあ、とりあえず宿やな。」

さっそく予約していたホテルの場所を調べてみると、
「お、めっちゃ近いやん。」

小樽駅から歩いてわずか3分ほどの場所でした。長い移動のあとだったので、これはありがたい。

駅を出てそのままホテルへ向かい、すぐにチェックインを済ませました。

ホテルにチェックインして、まずやらなければならないことがありました。
洗濯です。

東北を4日間旅してきて、持ってきた着替えはすでに全部使い果たしていました。

このホテルを予約した時点でランドリーがあることは確認していたので、チェックインを済ませると、すぐに洗濯物を持ってコインランドリーへ向かいます。
「よし、空いてる。」

さっそく溜まった洗濯物を全部ぶち込んで洗濯開始。

そして、このホテルには温泉も付いていました。
「じゃあ、洗濯してる間に風呂入るか。」

洗濯機を回している時間を利用して、そのまま温泉へ。

東北での5日間を終え、北海道に到着した初日の夜。まずは洗濯を済ませつつ、温泉でゆっくり体を休めることに。

温泉から上がり、洗濯物を乾燥機にかけて、すべて終わった頃には夜9時を過ぎていました。
「腹減ったな。よし、なんか食いに行こう。」

せっかく人生で初めて北海道に来た、その最初の夜です。
「なんか北海道らしいうまいもん食いたいな。」

そんな期待をしながらホテルを出て、小樽の街へ繰り出しました。

ところが、外に出てみると思っていたより街が暗い。

駅前の商店街っぽいところを歩きながら、軽く夕食を食べられそうな店を探してみます。

しかし、自分が思い描いていた小樽の夜とは少し違っていて、なかなかこれといった店が見つかりません。
「うーん、やっぱ、ちょっと時間帯が遅かったか。思ってた感じと違うな。」

しばらく街を歩いてみたものの、結局この日は諦めてホテルへ戻ることにしました。

こうして人生初の北海道、その最初の夜は静かに終わりました。

今回はここまでに致します。
読んでくださってありがとうございました。
また次回もよろしくお願い致します。

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