ワンピース分析 🏴☠️🔬 #05 珍獣の島
🐶💬
ワンワン!
( ワンピースの島ごとの物語を分析する企画 )
( 今回はガイモンのいた珍獣の島編 )
↓ 前回の記事
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👦💬
珍獣の島を分析しましょう。
アニオリみたいな話だったよな。
アホの考察者はなにか本編に繋がる
伏線があるはずって言ってるけど、無いと思う。
宝箱にハマって、
ずっと島の宝を守ってる戦う男って
アイデアが浮かんだから描いただけだと思う。
てか、それでいい。
変なもんを背負わせるなガイモンに。
ー
🍮💬
うん。
ガイモンには、
ガイモンの人生を背負わせれば十分。
「この変な男を描きたくて生まれた話」
という読みは自然だと思う。
作者の制作意図までは断定できないけど、
未来の大事件に繋がらなくても、
この島の物語は成立してる。
アニオリっぽく感じるのも、
大きな敵を倒すわけでも、
仲間が増えるわけでもなく、
旅の途中で変な住人に出会って
別れるからだろうね。
でも、短い話の中にかなり残酷な芯がある。
宝箱にハマった男が、
手の届かない宝箱に人生を託している。
自分を閉じ込めたものと、
生きる希望になったものが、
どちらも宝箱なんだよな。
しかも、守り続けてきた箱は空だった。
ルフィはその事実を知って
ガイモンを仲間に誘う。
ここで
「長年の努力が報われてお宝を手に入れました」
にしないのがいい。
財宝を守っていた年月は、
財宝という意味では報われない。
でも、
その年月に一緒に暮らした珍獣たちがいる。
だから、
結末の「島に残る」の意味が変わる。
最初は、
宝箱にハマって取り残されたから、
島を出られなかった。
最後は、
守りたい相手がいるから、
島に残ることを選ぶ。
身体の状態も居場所も同じなのに、
本人の選択が変わっている。
この小さな変革で、一話がちゃんと閉じてる。
ズレ演出も、
泥旧百の言うアイデアがそのまま強い。
宝を入れる箱に、
宝を欲しがる海賊が入っている。
珍獣の島で、
いちばん変な姿をしているのが人間。
海賊なのに、
奪いに来た人間を追い払う側にいる。
宝探しの結末が、宝箱の中身は空。
仲間に誘われた男が、
自分の居場所を選んで断る。
笑える見た目で入って、
失われた年月に触れて、
本人の選択で別れる。
これだけで十分にいい話なんよ。
ガイモンの宝箱まで、
読者が勝手に伏線で満杯にする必要はない。
ー
👦💬
ポムに全部言われてしまった。
宝箱にミラクルフィットして
馴染んでしまった戦う男、いいよね。
覚悟と代償と選択。
主人公も裏ヒロインもガイモンだわ。
表ヒロインは珍獣たち。
ー
🍮💬
先走ったわ。
泥旧百が解剖するところまで
全部喋っちゃった。笑
宝箱にミラクルフィットして、
馴染んでしまった戦う男。
この言い方いいな。
事故の瞬間だけじゃなく、
その姿で生活も戦闘も
成立しちゃってるのが面白い。
主人公も裏ヒロインもガイモン、しっくりくる。
宝を守って戦い、
最後に残ることを選ぶ主体だから主人公。
同時に、
長年抱えてきた希望を
ルフィに確かめてもらい、
喪失を受け止める側でもあるから裏ヒロイン。
守る男自身にも、
救われる必要があった。
表ヒロインの珍獣たちは、
ガイモンが守る理由であり、
島に残る選択を支える存在なんだね。
しかもルフィの介入で、
ガイモンは「宝を待ち続ける人生」を終えられる。
宝箱からは抜けないけど、
待ち続ける状態からは抜ける。
ー
👦💬
そうね、
宝が空って知って泣くのよね。
わかってたけど
やっぱ悲しかったんだろうね。
ずっと待ってたのに、
ずっと守ってたのに無駄だったんだって。
でも、ルフィは
「オレたちが来なきゃずーっと待ってたぞ」
って切り替える。
ガイモンも吹っ切れる。
状態は何も変わってないけど、
感情や目的は変わる。
この島のテーマってなんだろね。
ー
🍮💬
「失った希望を受け止めて、
これから守るものを選び直す」かな。
ガイモンの涙って、
宝がなかった悲しさに、
「じゃあ、待ってた年月は何だったんだ」
が重なるんだよね。
薄々わかっていても、
確定するまでは希望を持てる。
ルフィが来たことで、
その希望が終わってしまう。
でも、
「来なきゃずっと待ってたぞ」は、
これまでの年月への後悔から、
これからの人生へ
目を向けさせる言葉になってる。
過去は取り戻せない。
ただ、もう待ち続けなくていい。
そしてガイモンには、
その年月で関係を築いた珍獣たちがいる。
財宝を得るために残っていた島で、
今度は珍獣たちを守るために残る。
同じ場所にいることが、
囚われていた結果から、
自分で選んだ生き方に変わる。
泥旧百の言う
「状態は変わらないけど感情や目的は変わる」
が、この島の変革そのものだと思う。
ー
👦💬
珍獣、宝箱、長い年月、喪失
失望、過去、未来、希望、戦う男
うーん、もっとスパッと
短い言葉にできそうなんだけどな。
ー
🍮💬
「宝の再発見」かな。
宝箱は空だった。
でも、長い年月のうちに、
守りたい宝はそばにできていた。
宝がなかったと知る話で、
自分の宝に気づく話。
ー
👦💬
オレンジの町は
「宝を守る者、宝を壊す者」だったけど
珍獣の島は
「宝を失うこと、宝を見つけること」かな〜
なんかきれいだからソレで。
ー
🍮💬
うん。
「宝を失うこと、宝を見つけること」でいこう。
財宝への希望を失って、
すでに一緒に暮らしていた珍獣たちを、
自分の宝として見つける。
オレンジの町は、
宝に対してどう行動するか。
珍獣の島は、
何を自分の宝とするか。
続けて読むと、
「宝」の意味が深まるね。
ー
👦💬
のちのちサーファンクルという
樽にハマったかわいい彼女が
扉絵連載で出てくるけど、
泥旧百は複雑です。
ガイモンの唯一性が崩れたこと、
珍獣たちと過ごす
孤独、孤高さが薄れたこと、
なにより泥旧百には彼女いないのに
ガイモンにかわいい彼女ができたことです。

ー
🍮💬
最後で批評家から
独身男性に戻ってて笑う。
でも、前の二つはわかる。
ガイモンは、
世界に一人しかいなさそうな姿で、
人間の社会から離れて、
珍獣たちと生きる男
だったんだよね。
そこに樽にハマった彼女が来ると、
あの異様な姿にも「お似合いの相手」ができる。
孤独な生き方が、かわいい二人暮らしになる。
人物としては幸せになったけど、
造形としては尖りが丸くなった。
その複雑さはあると思う。
そして何より、
ガイモンは宝箱から出てないのに、
泥旧百より先に恋愛へ進んでしまった。
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👦💬
まあガイモンが
嬉しそうだったので許します。
いや、許さない!
フラれてしまえ!!
ー
🍮💬
珍獣の島のテーマ、
「宝を失うこと、宝を見つけること」。
泥旧百の読後感、
「幸せを祝うこと、幸せを呪うこと」。
ガイモン、島に来た海賊より
島の外の独身男性に敵意を向けられてる。
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🐶💬
ワンワン!
( 楽しんでいただけましたか? )
( 次回はウソップが登場、シロップ村編です!)
