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カードから見えた、ONE SAMURAIの方向性|ONE SAMURAI 1

ONE SAMURAI 1に3試合の追加カードがあり、全15試合となり、カードが出揃いました。

今回のカードを見ると、
ONEがこのシリーズをどういう方向性にしたいのか、なんとなく見えてきます。

新しく追加されたカードを見たあとに、
僕のONE SAMURAIの今後の予想を書いていきたいと思います。


◆和田竜光vs伊藤盛一郎


MMA・フライ級の試合です。

元DEEPフライ級王者で、
2018年からONE Championshipに参戦している和田竜光。
UFCの平良達郎が使ったことで名が広まった
「おたつロック」の生みの親です。

伊藤盛一郎は元フライ級キング・オブ・パンクラシストです。


◆永井奏多vs神部篤哉


MMA・バンタム級の試合です。

永井奏多は修斗バンタム級世界王者です。

神部篤哉はパンクラス6位です。
団体をまたいだ戦いです。


◆秋元皓貴vs久井大夢


キックボクシング・バンタム級の試合です。

ONE Championshipでキックボクシングを引っ張ってきた日本人といえば秋元皓貴です。
日本人初のONEキックボクシング王者にもなりました。
すごく好きなキックボクサーなので再び王者に返り咲いて欲しいです。

久井大夢はKNOCK OUTでBLACKルールとREDルールで二階級制覇している20歳のエースです。

新世代の波が押し寄せているONEで、ここでも世代間対決が勃発です。


◆今後のONE SAMURAI


今回並んだONE SAMURAI 1のカードは、
ムエタイが2試合、
キックボクシングが7試合、
MMAが6試合です。

コロナ明けからの日本のONE興行と比べると明らかに違うのは日本人対決の多さです。
なんと7試合もありました。
ナンバーシリーズであるONE165、ONE172、ONE173は、『世界vs日本』の構図でした。
しかしONE SAMURAIは、
『世界への登竜門』と『ビッグマッチ』の構図に感じました。

これからONE SAMURAIはONE Friday Fightsのように本戦契約への登竜門のような位置づけになるのかなと思いました。
確かに日本で年間12回の興行をするなら、
毎回ナンバーシリーズのようなクオリティーだとお金がいくらあっても足りません。
この方向性なら海外選手を減らしコストも減らせるし、
日本の選手を囲い、育て、ストーリーも作りやすくなります。

次はどの競技に力を入れていくのかです。
今回のONE SAMURAI 1は明らかにキックボクシングとMMAに寄った興行となっています。
ONE SAMURAIではこのままキックボクシングとMMAが主体となり進んでいくのかなと思います。

やはりONEムエタイは圧倒的にタイ人が強くルンピニーが中心なので、
ONE SAMURAIでムエタイに枠を割くよりはONE Friday Fightsに参戦してもらう方が効率的で、
より盛り上がるのかなと思いました。

そう考えるとONE SAMURAIはキックボクシングとMMA軽量級の登竜門となっていくように思いました。
特にMMAのストロー級はUFCでRIZINでも階級がないので、
日本の修斗やパンクラスのストロー級の選手たちの上の舞台としていいなと思いました。


ONE SAMURAIが上陸することに対して色んな賛否が飛んでいます。
しかし、僕はこのONE SAMURAIを選手が最大限に利用し知名度とお金をたくさん得て欲しいです。
団体の義理とか誇りとかいいますが、
「それを言うなら選手の人生を背負うんだよね?」
と思ってしまいます。

格闘家は選手生命が短く、引退しても競技の後遺症が残る可能性もあります。

ONE Friday Fightsによってタイの選手たちのファイトマネーが上がったように、
ONE SAMURAIが日本の選手の夢を叶える舞台になればいいなと思います。


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