死ぬ前までに食べたい100の美菓 葛の菓子
猛暑続きで、冷たい菓子が恋しくなる。
去年の夏、鶴岡の木村屋さんが山形県産のさくらんぼを使用した新商品「さくらんぼ葛バー」の試作品を、サッカーJ2のモンテディオ山形のホームゲームで、来場者先着150名に無料提供したところ大好評で、今年の暑い夏にも量産が続いているそうだ。
中国伝来の葛を使った菓子の歴史は古く、平安時代に遡ることが出来るという。元々、葛は薬用植物として珍重されてきた。しかし、薬用植物には繁殖しすぎて駆除困難なものまであり、その代表例が葛やイタドリ、ヨモギなどで、特に葛は秋の七草の一つで、葛の根は古来から貴重な炭水化物源で、葛根湯など薬用にも用いられてきた。
葛と云えば、吉野や宇多といった和歌山、奈良県産が有名で、葛根は、山伏や修験道者の自給自足の糧、山間に住む人々の保存食として用いられてきた。能の演目「葛城」にも羽黒山伏が登場する。
庄内でも薄荷同様、葛も食用、薬用にと広く使われてたのだろう。
葛の加工は昔から晩秋に葛根を掘り取り、冬に入り、砕いて桶に入れ、水を張って十分にかきまぜて線維を取り除き、澱粉を沈殿させ、葛粉を作る。和紙の工程や栃の実の加工に似ている。
この粉を用いて、葛餅、葛湯、などにして食するのだが、菓子としては、葛餅のほか、葛饅頭、葛きりなどがある。詳しくは、下記のURLを参考にしてほしい。
クズ、クズとバカにしてはいけない。植物の葛は、万能食品で、夏バテなど軽くブッ飛ばしてくれる。
https://www.tengyokudolabo.com/history.html
写真は鶴岡木村屋の葛バーだ。ファイト!1本!
