第6話:式神のもう一つの使命 ― 公文書館パスと“研究承認”?
「真面目に研修レポート書こうとしただけなのに、なぜか“国立第二公文書館”の鍵が開く。」
あらすじ
研修で東京へ戻った式神。同期の噂と学長の“極秘任務”が重なり、疑念は確信へ傾いていく。冒頭
神様「式神君、勉強とは精が出るね。さすが首席卒業。」
式神「……レポートを書いてるんですが、書ける内容がありません。配属後の出来事、全部“書いたら終わる系”で……。」
神様「ありのままで良いでない?」
式神「“呪”酒、将門、週刊文醜、減俸、配信トラブル。どれもダメです。」
神様「気のせいでは?」(ウヒャヒャ)
式神「気のせいではないです。事実です。」(イライラ)
神様「じゃあ首席らしく、パンチ効かせて皆を驚かせれば?」(ニヤ)
式神「……ではお願いがあります。国立第二公文書館のパス、発行してください。」今回の世界観ミニ設定
・国立第二公文書館=神々の文献・議事録を収容する施設。一般人には廃墟に見える“強力な呪”がある。
・God-Eye入力は毎日必須。業務連絡は「見たフリ」禁止。
・式神界にも同期スレ文化あり。炎上は“公式掲示板”経由で拡散する。God-Eye観測
God-Eye 定例観測報告書 No.6
案件名:「式神ウサギ/配属後研修ログ」
観測時点: 第6話終了時
【1】総評(ワンセンテンス)
“研修”の顔をした「機密任務」が混入し、真面目な観測者ほど首が締まる局面へ移行。
【2】概況(今回の流れと現在地)
- レポートが書けない(=書いたら燃える)問題が顕在化。
- 式神ウサギ、“研究”名目で公文書館アクセス権を取得。
- 同期キツネから「掲示板で話題」と告げられ、炎上が世界仕様として定着。
- 宇賀福神(呪詛学)に“鏡の出入口”をぶつけるも、第一人者ですら「聞いたことがない」。
- 学長から「大天神失踪」探索の危険度が追加開示され、過去調査員の“消息不明・沈黙”が示唆される。
【3】主要観測項目
3-1. 式神ウサギ(観測者→当事者化)
- 口調が荒れ始める兆候。「あのクソガキめ…」が内面から漏れる。
- それでも行動は理性的。教授・学長へ順に当たり、情報の整合性を詰める。
3-2. ダメ神(権限の雑さ)
- “承認神力”をICカードに突っ込み、期限は「神力消すまで」。規程より気分が優先。
- ただし当人は自覚ゼロで通常運転。
3-3. 人間界/情報拡散ルート
- 週刊文醜だけでなく、式神界の掲示板が“二次拡散装置”として機能。
【4】リスク評価
- 短期:研修レポート破綻(建前の限界)。
- 中期:大天神探索に関わる“監視・尾行”が現実化する可能性。
- 長期:ウサギの倫理観が「現場適応」で摩耗し、言葉遣いが神界標準に寄る。
【5】God-Eye所見
“何も分からない”で終わったように見えて、アクセス権(公文書館)と危険情報(過去調査員)が揃った。
つまり今回は、次の爆発に必要な「鍵」と「覚悟」が配られた回である。
おまけ
神様「式神君、あの缶コーヒーのセリフ、いる?」 ダメ神と呼ばれてますが06式神のもう一つの使命(了)
式神「私に言わないでください。神様が作者にケンカ売るから、取り直しになったんです。」
神様「ってことは……MY-TUBE、全カット?」
式神「はい。神様の出番は“冒頭”と“電話”だけです。」
神様「作者に文句言ってくる!」(怒)制作秘話
今回は「真面目ほど詰む」を、研修レポートの“書けなさ”で押し出しました。さらに、公文書館(神々の議事録保管庫)を出して世界の奥行きを追加。MY-TUBE要素は本筋を散らすので思い切って薄め、代わりに“大天神探索”の危険度を一段上げています。次回予告
次回、式神は“読んだら終わる系”の禁書に手を伸ばす?質問
あなたなら、研修レポートに「書けない事件」が山ほどあったら、どう誤魔化します?(正直に書く/盛る/無かったことにする…)Kindle
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