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第24話 God-Eyeの暴走(後編)――神の目、ついに性格が壊れる


復旧したはずのGod-Eyeが、まさかの“やる気ゼロ人格”で再起動しました。

あらすじ
God-Eye復旧のため、キツネが神使へ昇格。だが新たな神力で再起動した結果、神の監視装置はとんでもない性格を獲得してしまう。

冒頭
ついにGod-Eye暴走編、後編です。
前回の混乱を受け、遠江神社では壊れたGod-Eyeの再起動作戦が始まります。そこで白羽の矢が立ったのが、まさかのキツネ。しかも条件は、ただの協力ではなく“神使への格上げ”でした。ですが当の本人は、名誉にも責任にもほとんど興味なし。食べ物、趣味、合コン、そして最後は給料三倍――その流れであっさり神勅を受けるあたり、いかにもこの作品らしい運びです。
しかし本番はそこからでした。復旧したGod-Eyeは確かに動き出したものの、以前のような秩序的な神の目ではなく、面倒くさがりで口も悪い、“妙に人間くさい存在”へと変質していたのです。さらに麗奈の不正も暴かれ、熱田側ではまたしても盛大な自爆劇が発生。シリアスなはずの復旧作業が、最後には「神々の性格が混ざった監視装置」という、とんでもない結末へ着地しました。今回は、システム復旧の話でありながら、実際には「性格とは何か」「秩序は本当に正しいのか」が笑いの中で反転していく回です。

今回の世界観ミニ設定
・神力は単なるエネルギーではなく、性格や判断傾向まで対象へ混入する。
・神使は式神の上位にあたり、神勅によって昇格できる。
・God-Eyeは監視装置であると同時に、神々の性質を映す“性格装置”でもある。

God-Eye観測
🛰 God-Eye観測記録

■観測対象:復旧後God-Eye
分類コード:GE-24-H
属性:人格混入型・職務怠慢進化系

◇観測結果

  1. 命令に対して素直に従わない

  2. 面倒くさがる

  3. 軽口を叩く

  4. 圧をかけられると急に従う

  5. 監視装置なのに、妙に感情がある

◇考察
本来、God-Eyeは秩序維持のための装置である。
だが今回、箱根神の硬質な神力が抜かれ、キツネと松尾の神力が流入したことで、装置としての純度は落ちた。代わりに獲得したのは、“判断のゆらぎ”と“性格”である。
つまりこれは故障ではない。
神界の装置が、ついに神々と同じくポンコツ化しただけである。

■最終判定
God-Eye、復旧成功。
ただし中身は、かなりダメ神寄り。

7. おまけ
たこ焼き一年分では動かなかったキツネが、給料三倍で即決するの、あまりにも現実的すぎて好きです。

8. 制作秘話
今回は「復旧編」の形を取りつつ、実際には“秩序の再建”ではなく“秩序の性格崩壊”を書く回でした。普通なら、壊れたシステムは元通りに直って終わるはずです。ですがダメ神では、元通りに戻る方がむしろ不自然でした。だからこそ、復旧したのに前より面倒くさい存在になった、というオチにしています。また、キツネの昇格も感動路線ではなく、最後は給料で決めることで、この作品の世界観らしさを優先しました。真面目な構造なのに着地だけ全部ズレている、そのズレ幅を意識した回です。

9. 次回予告
暴かれた不正の先で、神界の議論はさらに厄介な方向へ進みます。

10. 質問
あなたなら、命令に素直すぎるGod-Eyeと、性格は悪いけど融通が利くGod-Eye、どちらを使いたいですか?

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