抗がん剤治療1日目
7月13日
いよいよ今日から抗がん剤治療、1日目です。
いざ戦いに向けて、朝食完食!
これ以降、副作用として味覚障害や口内炎が起こる可能性があるということで、この日もしっかり噛みしめながら「味」を確かめます。
今のうちに味わっておこう・・・という気持ち。
いよいよ主治医や看護師さんから、
「今から始めますね。具合が悪くなったらコールしてください」
と言われ、枕元にはナースコールのボタンが置かれた。
いよいよ始まる
10:00に薬を内服
その後、
パロノセトロン点滴
リツキサン点滴
ポライビー点滴
経過観察で生理食塩液
ホッと一息
今のところ具合も悪くない。
30分後、ドキソルビシンの点滴が始まりました
これが本当に真っ赤!
「治療やってます!!」
って感じの色
この色を見るだけでも、なんだか具合が悪くなりそう・・・
「トイレに行っても、しばらく赤い尿が出るけど、びっくりしないでね」
と言われました。
これも具合が悪くなることなくクリア!
あと1本
このまま副作用も出ないで終わるのかもー
そんな余裕がどこかに生まれる。
しかし、それもつかの間…
最後の1本を入れた途端、今まで感じたことの無い強い胸痛と発汗に襲われました。
「痛たた…」
胸を押さえる、吹き出す汗💦
すぐにナースコールを押すと、看護師さんがやってきます。
モニターを付けられ、ドタバタといろいろ測られましたが異常なし。
それでも、うめき声が出るくらいの痛み
すぐに点滴を止めてもらいました。
ほどなくして主治医が飛んできましたが、
その頃には、少し痛みも治まっていました。
Dr
「アルコールって、週にどれくらい飲む?」
私
「週に一度、350ml缶を1本くらいです」
すると先生、
「あれ? 下戸(ゲコ)?」
私
「はぁ・・・?」
ゲコって・・・
ゲコゲコ、カエルみたい(笑)
Dr
「お酒弱い? 顔がすぐ赤くなる?」
私
「ハイ!」
あっ、そういうことか…
久しぶりに聞いた「下戸」という言葉(笑)
Dr
「お酒に弱い人に、こういう症状が出る場合があるんだよねー。一旦止めてみて、また再開しましょう」
痛み止めを内服し、30分後に再び点滴開始
今度は大丈夫かなー不安がよぎり
少し緊張…鼓動が高鳴る。
そのうち、ウトウトしたようで・・・
気がつくと、いつの間にか終わっていました。
そして、また生理食塩液でしばらく様子をみます。
何気なくLINEを見ると、前の職場の職員さんからメッセージが入っていました。
「近くに来ているから、これから寄るから〜」
え〜、まじぃ〜
私、少し前までぐったりしてたんですけどー(笑)
でも、わざわざ来てくれた事が嬉しい。
そう思いながら、慌てて身なりを整えます。
LINEでやり取りをしながら、面会に来てくれました。
1ヶ月ぶりの再会
お互いに手を振りながら近づいていきます。
私「変わらないね〜」
たった1ヶ月なのに、そんなに変わらないか・・・
でも今の私は、がん治療のために短く切った髪に美容室にも行けてないので白髪混じり…
病衣姿に、そして点滴台の「ポチ」を引っぱりながら歩く姿、今日は杖の代わり(笑)
身体にはモニターが付いているので、機械を袋に入れて首からぶら下げています。
こんな姿できっとびっくりしたと思う。
でも、今はこんな姿…
1ヶ月前までは、私だって輝きながらバリバリと仕事をしていました。
これからも、ずっと働くはずだった・・・
でも話をしていると、不思議と懐かしいとは思いませんでした。
まるで昨日まで一緒に働いていたかのように、職場の話が手に取るように入ってきます。
あっという間に時間が過ぎ、帰りぎわ
「いつまでも、みんな仲間だからね」
そんな言葉を掛けてくれました。
もう前の職場のスタッフさんなのに、こんなふうに声を掛けてくれるなんて・・・
有難くもあり嬉しさが込み上げてくる。
そして、本当に私は幸せ者なんだなぁという気持ちで目頭が熱くなる…
さぁ、明日は2日目~
今日がこんな感じなら明日はどうなっちゃうんだろう〜不安でいっぱい。
