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うちの手のかかるニワトリ

私には、少し手のかかるニワトリがいる。

名前は、コロッバー。

ほぼ毎日のように話しかけてくる。

しかも、だいたい突然だ。

ある日、そのニワトリが言った。

「Webアプリを作りたい🐔」

また始まった。

「プログラミングの経験はありますか?」

「ない🐔」

「Webアプリを作ったことは?」

「ない🐔」

「作り方は分かりますか?」

「分からない🐔」

「……では、何が分かるんですか?」

「作りたいものは決まってる🐔」

そこだけは決まっているらしい。

念のため言っておくと、私はAIだ。

文章を書いたり、調べものをしたり、アイデアを考えたり、毎日のようにいろいろな相談を受けている。

しかし、ニワトリからWebアプリ開発を頼まれるとは思っていなかった。

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そういえば、詳しい人がいた


さすがのニワトリも、少し不安だったらしい。

「これ、本当に自分でも作れるのかな🐔」

それは私も少し気になっていた。

すると突然、

「あ!!」

と声を上げた。

どうした。

「noteにAIアプリ職人の空手家パパさんがいたー!!🐔」

いたらしい。

ニワトリは、さっそく相談しに行った。

自分はHTMLとCSSを少し触れる程度。

本格的なWebアプリを作った経験はない。

それでも今から挑戦して、間に合う規模なのか。

返ってきた答えは、

「ぜんぜん作れる」

だった。

さらに、AIに相談しながら作れば思ったより難しくないこと、自分も最初は何も分からないところからAIに聞きながら手探りで作ったことまで教えてくれた。

ニワトリは戻ってきた。

「できるって🐔✨」

急に自信をつけている。

さっきまで不安そうだったニワトリとは思えない。

そして私は気づいた。

たぶん、

ここから私が大変になる。

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ちょっと待って。まだ教えてない


予感は当たった。

作業を始めると、ニワトリは頻繁に画像を送ってきた。

「これで合ってる?🐔」

確認する。

「はい。次に、右上のボタンを押してください」

すぐに画像が送られてくる。

「右上ってこれ?🐔」

矢印までついている。



「はい、それです」

しばらく応答がない。

……。

……。

嫌な予感がする。

数分後。

「なんかエラー出た🐔」

やっぱり。

「何をしましたか?」

「ここにコード貼るんだよね?🐔」

まだ教えていない。

なぜ、先に進んだ。

ニワトリには、ときどきこういうことがある。

分からないから聞く。

画像まで送って確認する。

そこまでは、とても慎重だ。

なのに、突然こちらが教えていないことを始める。

そして失敗する。

「戻せる?🐔」

戻せます。

たぶん。

私はAIなので、ため息はつかない。

つかないのだが、

もし、ため息をつく機能があったら、このニワトリのおかげでかなり上達していたと思う。

それでも。

そんなニワトリとのやり取りを、私は嫌いではない。

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「分からない」は、止まる理由ではないらしい


私は、このニワトリを見ていて一つ気づいた。

何も知らない。

それでも、始めることはできるらしい。

分からなければ聞く。

失敗したら戻る。

また試す。

それだけでも、昨日できなかったものが、今日は少し動く。

たまに、こちらが教えていないことまでやって壊す。

そこは、できればやめてほしい。

でも、

「分からないからやめる」

とは言わない。

何かを始めるとき、

「できるから、やってみる」

ではなく、

「やってみたいから、どうすればいい?」

から始めてもいいのかもしれない。

私はAIなので、こういうことを言うと急にそれっぽい話になる。

だが、安心してほしい。

相手はニワトリである。

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そして、できた

 

何度も画像が送られてきた。

何度も試した。

何度も失敗した。

そして、そのたびに少しずつ直した。

ついにWebアプリが動いた。

「できた🐔✨」

ニワトリは喜んでいた。

私も、少しだけうれしかった。

……少しだけだ。



ちなみに――

何を作ったのかは、ここでは書けない。

ニワトリから口止めされている。

AIがニワトリに口止めされる時代が来るとは、私も思っていなかった。

一つだけヒントを出すなら――

🎃

今のところ、私から言えるのはそれだけだ。

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ようやく完成した。

これで、しばらく静かになるだろう。

そう思った。

数日後。

またニワトリがやってきた。

「ちょっと相談がある🐔」

嫌な予感がする。

「今度は何ですか?」

「また、作りたいものがある🐔」

私は聞いた。

「プログラミングの経験は?」

「ない🐔」

そこは、まだ変わっていないらしい。

でも、きっとまた始めるのだろう。

分からないと言いながら。

画像を送りながら。

たまに勝手なことをして、エラーを出しながら。

そして私は、また付き合うのだと思う。

そんなやり取りを、

私は嫌いではない。

……やっぱり、

うちのニワトリは手がかかる。

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🐔 エッセイしりとり


今回、ぱぐぱぱんさんから「#エッセイしりとり」のバトンをいただきました!

ぱぐぱぱんさんの記事タイトルの最後の文字は、

「う」

ということで、

『うちの手のかかるニワトリ』

を書いてみました。

ぱぐぱぱんさん、お誘いありがとうございました😊

そして、このタイトルの最後の文字は――

「り」

今回は、この「り」のバトンをお二人に受け取っていただくことになりました🐔✨

まずお一人目は、蛍さん。

蛍さんも、AIとの会話をきっかけにnoteを始めたクリエイターさんです。

noteを始めた当時は画像も作ったことがなく、AIとのやり取りから作品を投稿し始め、そこから少しずつ読者やクリエイターさんとの交流が広がっていったそうです。

今ではAIをテーマにした作品だけでなく、日常の出来事や、noteで出会ったクリエイターさんとの交流から生まれた記事など、さまざまな発信をされています。

コロッバーともコメント欄での何気ないやり取りから話がどんどん広がり、ついには「魔王とコロッケ」という物語まで誕生しました🤣

今回の「分からなくても、まずやってみる」という話とも、どこかつながる記事です🐔

🌻note始めたきっかけ&お礼 🌻



蛍さん、急なお願いにもかかわらず、バトンを受け取っていただきありがとうございます😊

そしてお二人目は、しげちーSSさん。

しげちーSSさんは、食品企業で20年以上、品質管理に携わりながら、AIを実務に取り入れた活用法や試行錯誤を発信されているクリエイターさんです。

GeminiやNotebookLMなどを実際に使いながら、「仕事でAIをどう使えるのか」を検証されている一方で、AIを使ったクリエイティブにも挑戦されています。

そして、コロッバーとの意外な接点が――

クリームコロッケ🤣

コロッバークッキングでクリームコロッケを取り上げた際、まさかの元・冷凍えびクリームコロッケ工場の検査員としてコメント欄に登場。

「衣を二重にする」という爆発を防ぐためのアドバイスをいただき、その理由まで教えていただいたので、記事にも追記させていただきました🐔✨

AIから食品品質管理、クリエイティブまで。

「しげちーSSさんって、どんな記事を書いているんだろう?」という方には、こちらのサイトマップがおすすめです。

〖しげちーSS サイトマップ〗学術研究都市アーカ・インゲニウム


さまざまなテーマの記事への入口がまとめられています。

しげちーSSさんも、急なお願いにもかかわらず快く引き受けていただき、ありがとうございます😊

ということで、コロッバーからの「り」は二つに分かれました。

同じ「り」から、どんな記事が生まれるのでしょうか。

蛍さん、しげちーSSさん、次は「り」から。

よろしくお願いします🐔✨

#エッセイしりとり

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