をさをさ人も訪れぬコロッバーnoteに、ひとり記事を眺む。
こんにちは。
小岩に愛され、小岩を愛する風来坊。
コロッバーKAWAIです。
をさをさ人も訪れぬコロッバーnoteに、ひとり記事を眺む。
……。
なんだこれ。
いきなり古文みたいな文章から始まりましたが、
これが、
「をさをさ人も訪れぬ山里に、ひとり月を眺む。」
だったら、なんとなく風情があります。
静かな山里。
夜空に浮かぶ月。
ひとり佇む人。
いいですね。
ところが、
「山里」を「コロッバーnote」にして、
「月」を「記事」に変えると、
ただの寂しいnoteになりました。🐔
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なぜ突然、古文なのか
もちろん、
急に平安時代に憧れたわけではありません。
原因はこちら。
エッセイしりとりで、
マイキーさんから、
「な」
をいただきました。
そして、
もうひとつ。
ご丁寧に、こちらまでいただきました。
「を」
……。
「を」?
いやいや。
「お」なら分かります。
おにぎり。
お菓子。
温泉。
お昼寝。
いくらでもあります。
でも、
「を」
です。
普段「を」を見かけるとしたら、
ご飯を食べる。
記事を書く。
コロッケを食べる。
だいたい誰かの後ろにいる。
先頭に立っている「を」なんて、
ほとんど見たことがありません。
そこで思いました。
本当に「を」から始まる言葉って、ないの?
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「を」から始まる言葉、あるじゃん
調べてみました。
すると、
ありました。
しかも、一個や二個じゃない。
たとえば、
をとこ
今の「男」。
をどる
今の「踊る」。
文化庁が公開している「現代仮名遣い」の歴史的仮名遣い対照表を見ても、「男」は「をとこ」、「踊る」は「をどる」と確認できます。
さらに探してみると、
をんな
→ 女
をとめ
→ 乙女
をっと
→ 夫
をさない
→ 幼い
そして、
今回のタイトルにも使った、
をさをさ
まで出てきました。
……。
あるじゃん。
「を」から始まる言葉、あるじゃん。🤣
さっきまで、
「をなんて無理でしょ」
と思っていた自分は何だったのか。
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「をさをさ」って何?
ここまで来たら、
タイトルに使った「をさをさ」も気になります。
現在の表記なら、
「おさおさ」
歴史的仮名遣いでは、
「をさをさ」
辞書を調べると、
後ろに打消しの表現を伴って、
「ほとんど〜ない」
「めったに〜ない」
といった意味で使われる言葉。
ほかに、
「しっかり」
「きちんと」
といった意味の用法もあります。
ということは、
「をさをさ人も訪れぬコロッバーnote」
は、
「ほとんど人も訪れないコロッバーnote」。
……。
意味を調べたら、タイトルがさらに寂しくなった。🐔
調べなければよかったかもしれない。
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昔は何でも「を」だった?
ここで新たな疑問。
昔は「お」を、
全部「を」と書いていたのか。
……というと、
そういうわけでもありません。
歴史的仮名遣いでは、
「お」と「を」は語によって書き分けられていました。
つまり昔の人が、
「とりあえず『を』にしておこう」
と書いていたわけではないんですね。
さらに古い時代には、
「お」と「を」は発音の上でも区別されていたと考えられています。
それが長い時間の中で、
発音上の区別がなくなっていく。
そして戦後の1946年には「現代かなづかい」が告示され、1986年には現在の「現代仮名遣い」が告示されました。
今では、
をとこ → おとこ
をんな → おんな
をどる → おどる
となっています。
では「を」は消えてしまったのか。
もちろん、
そんなことはありません。
ご飯を食べる。
記事を書く。
コロッケを食べる。
ちゃんといます。
ただ、
前に出なくなった。
昔は言葉の先頭にもいたのに、
今では誰かの後ろで働いていることが多い。
……。
なんだか急に、
「を」が控えめな性格に見えてきました。
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しりとりで、どこまで来てるんだ
最初は、
「を」なんて無理でしょ。
それだけでした。
ところが、
ちょっと調べただけのはずが、
をとこ。
をんな。
をとめ。
をどる。
をさをさ。
気づけば、
昔の日本語まで来ています。
言葉がなかったわけじゃない。
私が現代しか見ていなかっただけ。
……。
なんだか、
いい話っぽい。
でも思い出してください。
この記事が始まった理由。
しりとりで、
「を」
をいただいただけです。
それなのに、
古語を調べ、
歴史的仮名遣いを調べ、
文化庁の資料まで開いている。
……。
しりとりで、どこまで来てるんだ。🤣
まさか一文字のバトンから、
日本語の歴史まで遡ることになるとは思いませんでした。🐔
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次のバトンは「む」
ということで、
「をさをさ人も訪れぬコロッバーnoteに、ひとり記事を眺む。」
最後は、
「む」
です。
「む」から始まるタイトルで、
バトンをつないでくださる方がいましたら、
ぜひコメントで教えてください😊
お待ちしております🐔
……。
まあ、
渡す人に困ったら……😏
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※この記事では、文化庁「現代仮名遣い」の歴史的仮名遣い対照表および国語辞典等を参考にしています。
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