「自由」を追い求めて生きてきた
20年ぶりに宇野千代を読んだ。
「知らないことは無いことと同じ」という彼女の言葉はずっと覚えていた。
20代から40代になり、改めて宇野千代の人生を知ってみれば、言いようのないような自由を感じた。
10代から20代の頃、山田詠美に強く惹かれた理由も「自由さ」だったのだと今は思う。
私は自由を渇望していた。
大学を卒業してから、行きたい場所に行ったし、やりたいことをやったし、私は随分自由に生きた。
将来の不安もないことはなかったけれど、その時々で自分のやりたいことを選択した。
自分の軸がそこにあったのだと分かれば、その後の葛藤や苦しみも当然のことのように思う。
子供達は最高に可愛い。
でもそこには独身だった頃のような自由さはない。
しかしこの煩わしさがなくなってしまったら、私が生きる意味も無くなってしまうだろう。
