2026年7月6日19時まえの長野県須坂市。
この日は条件が整っていた。
天気は曇り。
ほどよい風があり、気温は20度を少し超えたところ。
半袖では少し肌寒いが、寒すぎるわけでもない。
これは整っている。
あぁ、サウナに行きたい。
須坂市から車で20分。「まめじま湯ったり苑」に到着。
長野市の「まめじま湯ったり苑」に到着したのは19時15分頃。
この日はいくらか空いているように感じた。
受付で回数券を提示し、スムーズに中へ。
脱衣所付近の案内ボードには、「熱波タイム19時~、21時~」の文字が。
自分の中でのタイムリミットは20時半。
19時からの回も、もう間に合わないだろう。
今日は熱波は堪能できないかと唇をかみしめながら脱衣所へ。
サウナー公務員が考える「サウナの鉄則」
※こちらはあくまで個人の主観です。あくまで「そういう考えもあるんだな」程度にお読みください。
この日のサ活の内容を書き始める前にまずは、
3年の間、毎週2回以上サウナに通い続けていた過去(市役所に転職する前)を持つ自分の考えを示しておきたい。
サウナに向かう前の心構え
【その1】まずは「気持ち」を整える
「サウナに行きたい」
その気持ちに嘘はないか?
3回、5回と自分に問いかける。
それでも「行きたい」という想いがあれば【その2】へ。
【その2】「からだ」の状態と相談する
体調不良はないか?
過度な満腹・空腹状態ではないか?
疲れていたり、サウナ後や翌日に大事な予定は組まれていないか?
からだの状態が問題なければ【その3】へ。
【その3】環境を妥協しない
最後に、環境について考える。
ネットでお店のことを調べて、混雑していないか?
特別なイベントがある日ではないか?
「うわぁ、今日混んでそう…」と思っても、行きたい気持ちに揺れはないか?
その1とその2をもう一度見直して、「それでも行きたい!」と思えば家を飛び出そう。
サウナに入る前の心構え
【その1】タイムリミットとスケジュールを組み立てる
今日は気が済むまでサウナに入れる日なのか、タイムリミットが決まっているのか。
熱波タイムなどが行われる場合は、参加するかどうか。
サウナに入ってから退出するまでのことを簡単に計算してみる。
これができるようになると、限られた時間の中でもサウナを楽しめるようになる。
【その2】サウナ後の導線を確認する
シャワーや水風呂はどこにあるのか。
水風呂はどの程度の広さか(何人入れそうか)。
水風呂後にどこで外気浴するか。
サウナ後の導線がスムーズになれば、より整いやすくなる。
【その3】どのタイミングでサウナ室に入るか見極める
自分の場合、身体を洗い、サウナ室に入る前にまずは風呂に入り、身体を少し温める。
からだに余熱を作りながらサウナ室のほうを眺め、
今日はどういった人がサウナを利用しているのか見極める。
多くの方は5~10分程度サウナに入った後、水風呂→外気浴へ進むはず。
グループの利用者がいるのであれば、それを避けたほうが座る場所は選びやすい。
自分はどのタイミングで入るべきか、慎重に判断する。
サウナに入ってからの心構え
【その1】サウナマットは必ず持参する
施設によってはサウナマットの貸し出しを行っているところもあるが、
私はマイサウナマットを必ず持参している。
サウナ室内でも、外気翌中でも、いつもの座り心地で安心。
【その2】周りのことは「気にしない」
常連さんや若者同士で会話している。
テレビを見ながらブツブツと何か喋っている人がいる。
「え、この人サウナに何分入っているの!?」という猛者がいる。
正直言って、気になる。
だが、気にしないようにする。
自分のサウナ時間に専念する。
テレビを観るもよし。
考え事に集中するもよし。
周りに腹を立ててしまうなんて、せっかくの時間がもったいない。
【その3】「からだ」と相談し続ける
「サウナに何分間入っていられますか?」
とよく聞かれる。
サウナ施設によって温度も温め方も異なるので一概には言えないが、
からだが熱さによく慣れた状態で無理をすれば、20分は入っていられると思う。
だが、いつからかサウナ室に入ってから12分計を見なくなった。
5分や10分など、キリの良い時間は目安としやすいが、
その時々の出るべきタイミングは、からだが教えてくれる。
「これ以上サウナ室にいるのは苦しい」
「もう出たい」
とからだが訴えてきたら、手足を動かしてみる。
からだの中で、どこかが冷えていると感じれば、出るのはまだ早いのかもしれない。
からだが十分に温まっていないと、水風呂がきつくなってしまう。
水風呂の心構え
【その1】汗はしっかりと流す
サウナ室を出たら、まずはシャワーやかけ湯で汗をよく流す。
シャワーの場所はもちろんあらかじめ確認しておき、効率よくシャワーを済ませる。
簡単にかけ湯を数回かけるだけでは、汗は洗い流せない(と思っている)。
【その2】外気温のことを考える
サウナ室に滞在していた時間の長さや、からだの温まり具合ももちろん加味するが、外気浴をするときに必ず考慮しなければならないのが「外気温」。
夏は外気温が高めなので、しっかり目に水風呂に浸かる。
冬は外気が寒すぎるので、水風呂は一瞬浸かるだけでもいい。
不慣れなうちは、まずは内気浴してみるのがおすすめ。
【その3】「しんどい」と思う前に出る
サウナと同じく、施設によって水風呂の温度は異なるため、どのぐらい長く水風呂に浸かるのかは、からだに相談したほうがいい。
「しんどい」
「指先が痛い」
と感じたら、からだの温まりが浅いか、水風呂に入りすぎているのかもしれない。
水風呂に入って、大きく呼吸し続ける。
するといつしか、首の周りが氷属性をまとい始める。
呼吸が冷たいような、不思議な感覚に襲われたら、水風呂を出てもいい合図。
夏など外気温が高い場合は、もう少しだけからだを冷やす。
冬など外気が寒い場合は、ここまで入ってしまうと、すぐにからだが冷えてしまうかもしれない。(この場合は、無理せず内気浴に切り替えるのも手)
外気浴の心構え
【その1】「呼吸」を意識”しない”
大きく息を吸って、大きく長く息を吐いたほうがリラックス効果は大きいのかもしれない。
私の場合は、「何も考えない」ことに専念している。
直面している仕事のことも、
この後の予定のことも、
「整わなきゃ」という焦りともいえる雑念も、
「大きく深呼吸しなきゃ」という思考もすべて取っ払う。
呼吸は無理に意識せずとも、脳が勝手に指示を出して、必要な分だけ続けてくれる。
目を瞑り、ただただ気持ちよさに身を委ねる。
【その2】整えなければ仕切り直すのもアリ
脳内がぼわ~~っとなり、「整う」ことを目指してここまでの工程を踏んでいるが、もちろんうまく整えないこともある。
3回、4回と繰り返しても整えないことや、1か月近く整えないこともあった。
「あ、整えないな」と分かったときは、外気浴を早めに切り上げてサウナに入り直すのも効果的と感じた。
サウナで温め、水風呂で閉じ込めていた「からだの芯の余熱」を残した状態なので、サウナによってからだが温まるのも早い。
休憩時間が短いことでからだへの負担も大きくなりやすいため、乱用は避けたい。
【その3】周りが気になるのは仕方ない
自分の頭の中のことは取り払えても、頭の外のことはどうしようもない。
周囲が話している会話
ドアがバタンと閉まる音
膝に虫が止まった
地面が冷たい・熱い
気になった瞬間に意識が向いてしまうが、それは仕方のないことだと割り切る。
「邪魔をされた」
「せっかく整えそうだったのに…」
などと腹を立てるべきではない。
もう一度目を瞑るもよし、
場所を変えたり、仕切り直すもよし。
「しゃーない」と快く割り切る。
【その4】もう1回入るかどうか、「自分」と相談する
ととのったーーー
「整い」が落ち着いた時、「もう一度入りたいか?」と自分に問いかける。
「もう一度」と思えばサウナ室へ向かい、
「もういいかな」と思えば、1回目であっても切り上げる。
「せっかくお金を出しているんだから、もっと入らないと勿体ない」
という気持ちも分かるが、すでに満足しているところに「おかわり」をしても、感動が薄れてしまうように思う。
「せめて3回は入らなきゃ」
「まだ1時間も経っていない」
という考えは思い切って捨ててしまおう。
番外編
【その1】お気に入りのサウナを見つける
長野県内にはサウナ付きの温泉施設がたくさんある。
過去には毎週末にあっちこっちへサ活しに行ったが、結局はお気に入りのサウナに何度も通うほうが自分には合っていた。
行きつけのサウナ室でいつもの場所に座り、いつもと同じぐらい水風呂に入って、いつものスポットで外気浴してーーー
慣れた場所であれば、サウナ→水風呂→外気浴の導線も迷わずに済む。
【その2】サウナは孤独に楽しむ
「今度、一緒にサウナ行こうよ」
何度も誘われたことがある。
気心知れた友人と一緒にサウナを楽しむのはもちろん楽しいが、サウナは孤独に入るものだと思っている。
サウナも、水風呂も、外気浴も、自分のペースを守り通す。
「しんどい」を無理して我慢したくない。
外気浴中は極力しゃべりたくない。
整い中に眠ってしまうこともある。
だが、サウナの感想をシェアしあうのも楽しい。
露天風呂に入りながら、仕事やプライベートの話をするのも楽しい。
その日は、どのようにサウナに入るのか。
最近は、一人でサウナに入る機会が多くなってきている。
ここからが本題。まめじま湯ったり苑でバッチリ3セット。
浴場に入ると、熱波タイムの後片付けをする熱波師さんの姿が。
「お疲れ様です。次回こそは…」
と心の中で呟きながらサウナに入る準備を進める。
サウナ室付近の内湯や炭酸風呂は空きスペースが目立つ。
外を覗いてみても、外気浴用の椅子に空きがある。
この日はやはり、いくらか空いているようだ。
サウナ室に入ると、やはりこちらも空いている。
最上段の隅っこへ腰かける。
テレビでは大食い企画の番組が。
大食いタレントの食べっぷりに、サウナ室内でも「おぉ~」と声が上がる。
久しぶりのサウナということもあり、からだが「つらい」と訴え始める。
手足を動かすと、まだ冷たいと感じる。
「あと2分」
そう心に決めて目を閉じる。
明日の仕事の予定のこと。
仕事の段取りのこと。
晩御飯は何を食べようか。
帰ってから何をしようか。
あれこれ考えているうちに、3分以上経過していた。
サウナ室を飛び出して汗を流し、水風呂に入る。
「うわ~~。そうそう、これこれ…!」
ぼんやりと水風呂内で天使の羽衣をはがし続け、ようやく外気浴へ。
ととのったーーー
少し涼しめの気温に、心地よい風が吹き抜ける。
目を閉じれば、露天風呂で流れる温泉水の音が聞こえる。
これはいい。
そのまま少し意識を飛ばし、2セット目へ。
テレビでは特大料理の調理風景が。
今日は何を食べようか。
自分の中で相談を続けた結果、晩御飯はカレーライスに決まった。
2セット目もしっかりと整うことができ、3セット目へ。
20時を過ぎた頃から若干混雑し始めた。
「今日はこれくらいでいいかな」
とサウナも水風呂も短時間で済ませ、外気浴でからだを冷ます。
「また来たいな」
と気持ちを残しながら退出する。
須坂からこんなに近くに!ありがたい施設
まめじま湯ったり苑さんには、これまで何度お世話になってきたことか・・・。
サウナももちろんですが、温泉もめちゃくちゃ良いので、須坂市・長野市へお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。
サウナストーブは遠赤外線式なのでからだへの負担が少なく、サウナ初心者の方でも入りやすいと思います。
こんなに素晴らしい施設へのアクセスがいいなんて、やっぱり須坂市は最高です。

エモい・・・!!!

サウナ後に見ると涙が出そうになります。。
サウナへの愛が止まらず、なんと5,000文字近い記事になってしまいました。笑
サウナの記事はしばらくないかもしれませんが、こんな雰囲気の記事をたくさん書いていきますので、よろしければフォローをお願いいたします☆
最後までお読みいただきありがとうございました。
