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「ヘッドレスCMSって結局何が良いんだっけ」と、ふと真顔になった話

きっかけは、なんてことのない瞬間だった。

microCMSやContentfulという名前は、何度も見かけていた。知ってるつもりでいた。でもいざ「それ、うちに入れたら何が変わるの」と自問したら、答えられなかった。

これはまずいなと思って、腰を据えて調べてみることにした。

「頭のないCMS」という発想

ヘッドレスCMSは、コンテンツを管理する裏側だけを持っていて、見せ方(表示側)は完全に別で組む仕組みらしい。WordPressのように管理画面と見た目が一体になっている従来型とは、そこが根本的に違う。

コンテンツをAPIで取り出して、Next.jsなど好きなフレームワークで自由に表示できる。つまり同じ記事を、Webサイトだけじゃなくアプリやサイネージにまで一元配信できてしまう。名前だけ知っていた技術の正体が、ようやく像を結んだ瞬間だった。

向いている条件は、はっきりしていた

調べていくと、向いているケースは驚くほど輪郭がくっきりしていた。複数チャネルへの配信。表示速度を極限まで詰めたい超大規模サイト。PHPよりJS・Reactが得意なチーム。

裏を返せば、この3つのどれにも当てはまらないなら、旨みがまるごと消える技術ということでもある。

当てはめてみたら、4つとも「向いてない」側だった

うちのブログに当てはめてみた。配信先はブログ1本だけ。今使っているCocoonの資産(関連記事・目次・SEO・セキュリティ)を全部イチから作り直すことになる。月間ユーザー数はまだ数十〜数百で、速度差を体感できる規模じゃない。おまけにフロント用のホスティングが別に必要になって、今のXserver1本完結という身軽さが崩れる。

4つとも、きれいに「向いてない」側に転がった。正直、ここまで一致するとは思っていなかった。

優劣の話じゃなかった

今回いちばん腑に落ちたのは、これが「優れている・劣っている」の話じゃなかったことだ。条件が揃えば輝く技術で、揃わなければ、ただ運用が複雑になるだけの選択肢になる。

新しい技術に出会うたびに「うちに合うか」で一度立ち止まる。以前、CloudflareのサーバーレスCMSを見送ったときも、派手なCSS演出を受託案件に入れるか判断したときも、軸はいつも同じだった。「新しいから使う」じゃなく「この案件に必要か」で決める。今回もまた、その軸を確かめ直しただけの回だったのかもしれない。

ちなみに、web制作の技術的な話や実務Tipsはブログの方でも書いてます。よかったらこちらもどうぞ→ https://cats-hand.pro/headless-cms-not-for-our-blog/

#Web制作 #副業 #フリーランス #WordPress #ヘッドレスCMS

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