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恥ずかしい話だが、素直に「ごめんなさい」が言えない時がある。

恥ずかしい話だが素直に「ごめんなさい」が言えない時がある。

「ごめんなさい」と言えないのは、実は誰にでもある心理現象で、決して珍しくも恥ずかしいことでもありません。プライドや自己防衛の反応が素直さを上回ってしまう時、脳や心の中ではいくつか共通のメカニズムが働いています。

素直に謝れない主な心理と理由
「自分の価値」を守ろうとする過剰な自己防衛
謝ることを「自分が間違っていた=自分の存在や能力の否定」と捉えてしまい、自分の自尊心を守るために無意識にガードを固めてしまいます。

負けた感覚(損得勘定)になる
特に相手との関係性や議論の中で、謝ることを「降伏」や「負け」のように感じてしまう心理が働きます。

気まずさや恐怖の回避
謝った後に「相手から責められたらどうしよう」「嫌な空気になったら耐えられない」という恐怖から、その話題自体から逃げたくなることがあります。

言えない時に意識を切り替えるコツ
「謝罪=敗北」ではなく「関係修復のツール」と捉え直す
謝ることは自分の価値を落とすことではなく、相手との関係をスムーズに保つための「大人の知恵」であり、むしろ誠実さを示す手段です。

ワンクッション置いて言葉を伝える
対面で咄嗟に声が出ない場合は、無理にその場で言おうとせず、少し時間をおいてからメールやメッセージで伝えたり、「さっきは言い過ぎてしまった」とワンクッション置いて事実を伝える形から始めるのも有効です。

主語を自分に変えてみる
「〇〇さんが言ったから…」と相手を理由にするのではなく、「自分も少し焦っていた」「自分の説明が足りなかった」と自分の行動だけに焦点を当てると、言葉が出てきやすくなります。
人間関係を大切にしたいという気持ちがあるからこそ「言えなかった自分」に対して悩みや葛藤が生まれるものです。まずは「謝れなかった自分」を過度に責めず、「なぜ抵抗感があったのだろう」と客観的に振り返ってみることから始めてみてはいかがでしょうか。

朝、ナースステーションに本日の予定を確認しに行った。看護師が食事介助をしていたため、声をかけずにいたら
「挨拶しないの?」と言われた。
イラっとしたから、
「場合によってですね。」と返した。

忙しい朝の空気感の中でそう言われると、咄嗟にモヤッとしたりイラッとしたりするのはごく自然な感情です。看護師側の配慮(食事介助中だから邪魔をしないようにした)としての行動だっただけに、それを見咎めるような言い方をされると、思わず言い返したくなるのも無理はありません。

当時の状況で起こっていたこと
配慮の「すれ違い」
食事介助という「患者に集中すべきケアの最中」であったため、気遣いとして「声をかけないでおこう」と判断したのは、現場の判断として決して間違っていません。一方で相手は、「目の前に来たのに黙って立っている(あるいは去っていく)」姿だけを見て、挨拶がないことだけに反応してしまった可能性があります。

咄嗟の自己防衛
「場合によってですね」という返答は、理不尽に責められたと感じた時の咄嗟の防衛反応です。自分の配慮や意図が正しく伝わらなかった悔しさや苛立ちが、そう言わせたのだと言えます。

後からモヤモヤが残る時の整理のしかた
その場では反論できたものの、後から「ごめんなさい」が言えない時のように心が重くなっている場合、以下のように捉え直してみると気持ちが少し楽になります。

相手の言い方と自分の行動は分けて考える
相手の言い方がトゲのあるものだったとしても、自分の「配慮のために声をかけなかった」という意図自体に間違いがあったわけではありません。

「配慮だったこと」を後から淡々と伝える
もし関係性を悪くしたくない、あるいは気まずさを解消したい場合は、次回以降や少し落ち着いたタイミングで「さっきは食事介助中だったので、お邪魔にならないよう声を控えました」と、自分の配慮の事実だけを静かに伝えておくのも一つの方法です。
現場の慌ただしい時間帯はお互いに余裕がなく、意図が伝わらないまま感情がぶつかってしまうこともあります。配慮をしたこと自体は間違っていなかったと、まずは自分の判断を受け止めてみてください。

言い訳するのも違うと思い、その後も挨拶していない。相手に求めすぎているかもしれない。

作業療法士になる時に、
「昨日より今日、今日より明日は賢くなる」と
先輩から言われた。

今度は大きな声で挨拶してやろう。

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