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うちの先祖、海賊らしいんだけど

わたしの祖父は豪快な人だった。

背は高くて180センチくらい、顔は外国人並みの彫りの深さ、泳ぎが得意で、孫たちが帰省するとチャリンコでどこかの店に行き、死ぬほどアイスを買ってくる。

若い頃は「地元では知らないものがいないほどのワル」って母から聞いた。祖父方の親戚に本物のならず者がいたそうだけど、その人でも祖父には逆らえなかったそうだ。

確かに、昔の写真を見ると、マジやべー感じに色の入ったサングラスをして赤ちゃんだったわたしを抱っこしてる姿を見たことがある。孫ができてもその「ワル」の片鱗は感じる。

他人なら、目を合わせない。
合ったら最後。そんな雰囲気をギンギンに出してる人だった。

でも、わたしの記憶では手先が器用で帰省するといつも作業場みたいなところで木工とかやっていて、絵も上手かった。

「船の絵を描いてやろう!」と突然言われて鉛筆の動きをじっと見てたけど、一向に船の絵に見えない。でも、完成して驚いた。船首から見上げた構図の絵だった。
わたしは船の絵といえば、船が横向きに進んでる構図しか想像してなかったので、センスやばっ!と思った。

祖父はよく「先祖はのぅ、海賊ぞ!」
と言っていた。呑んだり食べたり、その豪快さを見る限り……うん、それっぽい。

ほんとかどうかは知らんけど笑

そんな祖父の作った木ベラをもう10年以上は使っている。その木ベラを使うたび、汗だくでアイスを買ってくる姿が目に浮かぶ。

晩年は好好爺だったけど……

もし、世が世なら、
立派な海賊王だったに違いない。



海賊王の孫になってみたかったー!
ぜったいモテるでしょ?笑笑

読んでくださり
ありがとうございます(*^^*)

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