意外と知らない?!頭皮と髪の基本を知って、将来のキレイな髪を叶える方法
「いつまでも健康な髪を手に入れたい」、「つい触れてみたくなるようなすこやかな髪を育てたい」と願う方は多いでしょう。
髪の状態を美しく保つためには、日々のケア、特に頭皮ケアと正しいシャンプー・ドライヤーの方法を見直すことが重要です。
髪質や状態は目につきやすい一方で、頭皮の意識はおろそかになりがちです。
また、自己流のヘアケアが髪に負担をかけている場合もあります。
今回は、将来の美髪を叶え、さらに美容と健康にも密接に関わる頭皮と髪の基本をおさらいし、今日からできる対策をご紹介します。
意外と知らない!頭皮の役割と健康のサイン
髪は頭皮内部で作られる
髪の毛は、爪と同じく皮膚の細胞が硬くなってできたもので、頭皮内部の毛根でつくられます。
毛根には髪の毛をつくり出す毛母細胞があり、分裂を繰り返すことで髪は成長しています。

この細胞分裂を活発にするためには栄養分が必要であり、その量や質が髪質を決めるといっても過言ではありません。
逆に、血流の悪化や栄養不足によって頭皮環境が悪化すると、以下のようなトラブルを引き起こす可能性があります。
細毛や抜けやすい状態になる
頭皮の乾燥、フケ、かゆみ
自分の頭皮環境をチェックしてみよう
健康な頭皮は、水分が十分にあり、柔らかく適度な弾力があるのが理想です。
もし、抜け毛や薄毛の悩みがある場合、頭皮がカチカチに硬くなっているケースが多いといわれており、これは血流が滞っているサインです。
簡単な2ステップでセルフチェックが可能です。
STEP① 硬さの確認
両手の指の腹でボールをつかむように頭皮をつかみ、硬さをチェックします。
理想の硬さは『おでこの硬さ』と同じぐらいです。
STEP② 動きの確認
指と頭皮を前後左右に一緒に動かしてみます。
上下左右に約1cm程度動くのが理想的な頭皮の状態です。
頭皮があまり動かない場合は、頭皮が硬く不健康な状態になっているかもしれません。
頭皮の硬さが引き起こす深刻な影響
頭皮が硬くなる最大の原因は血行不良です。
体が冷える(冬の寒さ、夏の冷房による冷え)ことや、運動不足、デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいること、さらに紫外線や乾燥によって頭皮が直接ダメージを受けること も原因となります。
血行不良で頭皮が硬い状態が続くと、髪の成長に必要な栄養と酸素が行き渡らなくなり、さまざまなトラブルに繋がります。

頭皮はもともと硬くなりやすい場所ですが、そのままにしておくと髪のトラブルだけでなく、老け顔や頭痛など、あらゆるお悩みに繋がってしまいます。
頭皮マッサージで健康な頭皮を取り戻す
硬くなってしまった頭皮も、正しいケアを続けることで、柔らかく健康な状態に戻すことができます。
その方法の一つが頭皮マッサージです。
頭皮マッサージは、頭皮を揉んだり刺激を加えたりすることで、頭皮の血流を良くする効果があります。
実施のタイミング
血行が良くなる入浴中やお風呂上り、または寝起きなど、こまめに行うと効果的です。力の入れ具合
指の腹を使い、気持ちいいと感じる程度の力で適度に行いましょう。準備
頭皮の乾燥を防ぐため、頭皮用美容液の併用が推奨されています。
お家で簡単!セルフ頭皮マッサージ HOW TO
STEP① 頭皮用美容液をなじませる
前頭部・頭頂部を中心に適量を塗り、指の腹でやさしく全体になじませます。

STEP② 側頭部、耳まわり
側頭部を3段に分け、耳の上あたりから頭頂部に向かってくるくると円を描くようにマッサージします。
次に、耳のまわりを4カ所に分け、同様にくるくるとマッサージします。

STEP③ 後頭部、前頭部
後頭部は、少し首を傾けながら片方ずつ3段に分け、下から上に向かってくるくるとマッサージします。
前頭部は左右を3段ずつに分け、おでこ側から頭頂部に向かって同時にマッサージします。

STEP④ 頭皮全体
最後に、左右の5指でトントンと頭皮を弾くように刺激を与えて終了です。

頭皮マッサージは場所を選ばず簡単にできる効果的なケアであり、毎日の習慣に取り入れることが推奨されています。
うるツヤ髪を育てる!正しい洗い方と乾かし方
日々のシャンプーとドライヤーの方法を見直すことも、すこやかな髪を育てる基礎知識です。
自己流のケアでは、髪に負担をかけている可能性があるため注意が必要です。
正しい髪の洗い方(2回シャンプーが推奨)
シャンプーでは、髪表面の汚れと地肌の汚れをしっかりと落とすことが大切です。
1.ブラッシング
シャンプー中の摩擦を防ぐため、髪の絡まりをほぐします。
地肌の血行促進効果も期待できます。

2.2 〜 3分かけて予洗い
丁寧な予洗いで汚れの約7割を落とします。
根元に指を差し込み、38 〜 40℃のお湯を地肌にたっぷり届けます。

3.2回のシャンプーで汚れを落とす
・1回目:スタイリング剤や油分を落とすのが目的。泡で表面を軽く洗う程度でOKです。

・2回目:指の腹でジグザグに動かしながら地肌の汚れをしっかり落とします。シャンプーブラシを使う場合は2回目がおすすめです。

4.泡を洗い流し軽く水を切る
髪の根元に指を差し込み、しっかりと泡をすすぎます。
トリートメント効果を高めるため、トリートメント前には髪の水分をやさしく切っておきます。

5.トリートメントを塗布して浸透させる
トリートメントは両手のひらに伸ばし、髪の中間から毛先にかけてなじませます。
地肌は避け、傷みがちな毛先には揉み込み、ロングの場合はコームを使うとムラを防げます。

6.トリートメントを洗い流す
落としすぎに注意し、触った感じが適度にツルリとしていて、髪がきしまない状態を目安にします。

7.タオルドライ前に髪の水分を切っておく
根元に指を差し込み、上を向いて髪を振ると水分が毛先へ落ちます。
毛先に残る水分を優しくしぼり、タオルドライ時の摩擦を防ぎます。

正しい髪の乾かし方
シャンプー後の水分を含んだ髪はキューティクルがダメージを受けやすいため、強い摩擦やドライヤーの熱は禁物です。
ドライヤー時間は短時間で完了させることを目指しましょう。
1.念入りなタオルドライ
ドライヤー時間を短縮し熱ダメージを避けるため、髪の根元からしっかりタオルドライします。
後頭部や耳の後ろも忘れずに行いましょう。

2.アウトバスをなじませる
洗い流さないトリートメント(アウトバス)を両手のひらに伸ばし、髪の中間から毛先を中心に塗布します。
これは栄養補給に加え、ドライヤーの熱から髪を守る効果もあります。

3.前髪・髪の根元から乾かす
中間や毛先から急いで乾かすとオーバードライになり、乾燥やパサつきの原因になります。
まずは前髪を乾かし、その後根元から順に乾かします。
キューティクルの向きに沿って、ドライヤーを下方向斜め45度に向けて使いましょう。

4.温風で乾かし、冷風で締める
根元全体が乾いたら、中間〜毛先を乾かします。
ドライヤーは常に小刻みに動かし、髪から10 〜 15cm離します。
髪の9割を温風で乾かし、残り1割を冷風で乾かすと、キューティクルが締まります。

頭皮と髪のケアを毎日の習慣に
頭皮が硬い状態を放置したり、洗いすぎや乾かしすぎといった不適切なヘアケアを続けたりすると、髪と地肌の乾燥や、美容・健康のトラブルに繋がります。
頭皮マッサージは効果的なセルフケアであり、今回ご紹介した正しい洗い方と乾かし方は、誰もが今すぐ取り組める基礎知識です。
特に悩みがないという方も、早めの対策を習慣にすることで、将来のすこやかな髪を叶えることができます。
うるツヤ髪を目指すヒント
健康な頭皮は、畑にとっての豊かな土壌のようなものです。
土壌(頭皮)が硬く栄養が不足していると、どんなに良い種(毛母細胞)があっても、立派な作物(髪の毛)は育ちません。
マッサージで血流という水路を確保し、適切な洗い方と乾かし方で土壌を守り育てることが、結果的に美しい収穫(うるツヤ髪)につながるのです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
あなたの美と健康をサポートする情報は、これからも発信していきますので、次回の記事にもぜひご期待ください!
