ネオ今昔物語#1 ニックネーム今昔 『マツケン⇒マツジュン⇒ドルジュン
『マツケン』とは、言わずと知れた松平 健《マツダイラ ケン》さんの略称/愛称です。松平健さんが歌うマツケンサンバは大ヒットしたので、覚えている人も多いでしょう。若い人は知らないかもしれませんが、森田健作さんや清水健太郎さんも、モリケンやシミケンなどと呼ばれていました。
このように、健または健○○といった名前の人は、必ずと言ってもいいほど”苗字の先頭の漢字の読み+ケン”で呼ばれます。もし、田中健次郎という人がいたとすると、タナケンと呼ばれていたと思います。これを読んでいる方で、偶然に同姓同名のタナケンさんがいたらご容赦ください。
私が中学生の頃にも、同級生に何人か『△△ケン』君がいました。たしかヤマケン君という人がいたと思います。この子の本来の苗字は忘れてしまいましたが、山田・山本あたりだったのでしょう。それ以降も、このパターンの略称/愛称には何度も出くわしました。
ところで、この「姓の最初の文字+名の最初の文字」というパターンが踏襲されたのが『マツジュン』です。マツジュンは、国民的アイドルだった嵐のメンバーの松本 潤《マツモト ジュン》さんのことです。ジュンさんは、男女に共通して付けられる名前なので、女性版△△ジュンさんがいてもおかしくないのですが、何故だかこの略称は男性限定みたいです。
最近知ったのですが、このパターンがさらに進化して、「姓の一部+名の一部」という略称も出てきました。それが『ドルジュン』さんです。ドルジュンさんは、この記事を書いている時点で話題になっている広末涼子容疑者の元配偶者であるキャンドル ジュンさんのことです。ドルジュンの場合は、「苗字の後半+名前」というパターンになっています。ただし、キャンドルというのが苗字に相当するかは疑わしいのですが・・・。
このパターンは例が少なく、今後の略称問題の動向に目が離せません(?)。例えば、高橋 淳《タカハシ ジュン》さんがタカジュンではなく、ハシジュンと呼ばれることが多くなれば、このルールが定着したことになります。大袈裟に言えば「歴史は繰り返す」で、”面白い/便利/役立つ”と思われたものは少しづつパターンを変えながら、生き残っていきます。
話は変わりますが。私のカラオケの十八番であった「哀愁のカサブランカ」や「恋人も濡れる街角」は、アイカサやコイヌレと略されていました。私の記憶では、「山口さんちのツトム君」もヤマツトと略されていました。日本人は、つくづく略すのが好きみたいです。
